上杉洋史
「208」あなたを想うたび涙が止まらない
好きだと言えたら こんなに苦しまないホームを出てく列車の 窓手を振って好きで好きでたまらないと心が叫び続けてる愛しちゃいけないと分かっているけれどあなたを想うたび涙が止まらない my love誰もがあなたに似て見えるよ 街角叶わぬ恋が見せる 酷(むご)いまぼろしが やるせなくて 苦しすぎてどんなに好きか分かるかい初めて...ラストワルツ-最期に贈る言葉-
さあ もう 泣かないで笑顔を見せて生まれてきた ときのように一人で 逝くよ思い出すのは初めて逢った あの日ぼくは二十歳 君は十九歳もう 昔のことだね君に そっと くちづけしたら長い髪に さした薔薇が風に 吹かれてふるえてた……君に そっと くちづけしたら長い髪に さした薔薇が風に 吹かれてふるえてた……さあ もう 泣か...あなたを愛で奪いたい
あなたを愛で奪いたい変わらぬ愛の真心捧げよう風にシャツが音を立てる 夏の夕涼み好きな人はいないの?って 目を伏せたね吐息のように 触れあった指がさり気なく出逢いを結ぶ前触れもなく 不意にあなたを愛で奪いたい夢見るように あなたを愛したいあなたを愛で奪いたい夢見たままの あなたをもう一度女の 恋は いつも 切ない 初恋な...世界中の誰よりきっと
まぶしい季節が 黄金(きん)色に街を染めて君の横顔 そっと包んでたまためぐり逢えたのも きっと偶然じゃないよ心のどこかで 待ってた世界中の誰よりきっと 熱い夢見てたから目覚めてはじめて気づく つのる想いに世界中の誰よりきっと 果てしないその笑顔ずっと抱きしめていたい 季節を越えていつでも言葉の終わりを いつまでも探して...