• 筒美京平

    「127」
  • 絵本の中で

    絵本の中で

    夜明けの街で 男と女がめぐり逢うの ルルルルル風はきまぐれ うわきな心恋が ほしいの鏡に写した 男の細い指ピエロのように 女をさそってるだけど気まぐれ 風はきらいよ甘い甘い 恋の恋の唄は雨にしずんだ おしゃれな街角恋もぬれてる ルルルルルひとつの傘で 男と女くちびるを ふれあう昨日泣いてた 女の長い髪ワインのように 男...
  • 捧げる愛は

    捧げる愛は

    捧げるものは 愛だけなのにあなたはいつも そうよあなたはいじわるね小指の先で 私の心あなたの今日も ふれるだけ花は散っても せつない恋の想い出だけは だきしめてだきしめて私一人の 秘密にするの捧げる愛は 愛は消えない花は散っても せつない恋の想い出だけは だきしめてだきしめて私一人の 秘密にするの捧げる愛は 愛は消えな...
  • 貴方の暗い情熱

    貴方の暗い情熱

    貴方がそんなに したうほど私は素敵な 女じゃないわわがままいわずに その腕をほどいて私を 自由にしてねきっと来るわよ 年上の女を愛する むなしさがどんなに暗い 情熱がわかる時可愛い 可愛い 人だけどお別れしましょう 今すぐにきっと来るわよ 年上の女を愛する むなしさがどんなに暗い 情熱がわかる時可愛い 可愛い 人だけど...
  • 銀河特急

    銀河特急

    恋の列車は 銀河のレール夢のせて 突っぱしるどこまでゆける おまえとふたりしあわせを 追いかけて青い地球はせますぎる ふたりに愛しあうには悲しみが ありすぎる星さ恋の列車は ムーン・ライト号闇をゆく 流れ星銀河はおどる クネクネダンス腰をふれ 足ならせ青い地球はせますぎる ふたりに愛しあうには悲しみが ありすぎる星さ青...
  • また逢う日まで

    また逢う日まで

    また逢う日まで 逢える時まで別れのそのわけは 話したくないなぜかさみしいだけなぜかむなしいだけたがいに傷つきすべてをなくすからふたりでドアをしめてふたりで名前消してその時心は何かを 話すだろうまた逢う日まで 逢える時まであなたは何処にいて 何をしてるのそれは知りたくないそれはききたくないたがいに気づかい昨日にもどるから...
  • ブルーライトヨコハマ

    ブルーライトヨコハマ

    街(まち)の灯(あか)りが とてもきれいねヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマあなたとふたり 幸せよいつものように 愛の言葉をヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても歩いても 小舟のように私はゆれて ゆれて あなたの腕の中足音だけが つい来るのよヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマやさしいくちづけ...
  • そのままなのに

    そのままなのに

    窓の外では 小鳥がうたい子供がはしゃぐ 午後のひととき日ざしの中に 息づく花もいつもと同じ そのままなのに君の声だけ 聞こえてこない今はもう過ぎた 幸福(しあわせ)な日が喜びだけを 求める君は悲しみだけを 僕に残して窓辺においた 小さな椅子もいつもと同じ そのままなのに風がささやく 林の中の波の静かな あの湖にいつもと...
  • 陽気な恋のキューピッド

    陽気な恋のキューピッド

    好きよ好きなの たまらない君の気持なんかこのさいどうでも かまわないハート ハートの真中に直接心を つきさすのあゝ一度 目と目があってからあゝ恋の瞳に なっちゃった激しい魅力で 君に恋しちゃう私は私は 私は私は陽気な 陽気な恋のキューピッド好きよ好きなの 逃(のが)さない君に狙いつけてこのさい なりふりかまわない赤い真...
  • レッツ・ゴー・サザエさん

    レッツ・ゴー・サザエさん

    お空が大きく見えるのは 私がそこにいるからよ地球が動いているのはね 私が笑っているからよだけど笑ってばかりもいられないサザエさん まだまだやらなきゃならないことが私を呼んでるの カツオよワカメみんな 私についておいでこんな陽気なアタシでも ひとりぼっちはさみしいのさんまがうまく焼けないと 涙流した夜もあっただけど泣いて...
  • カツオくん(星を見上げて)

    カツオくん(星を見上げて)

    星を見上げて 僕は考えるどうして僕だけ 頭がいいのかしらすてきな僕を 賢い僕をどうして先生は 知らないのいつか来るさ カツオの時代(とき)がその日 その時 僕は待ってるよ星を見上げて 僕は考えるどうして僕だけ 美しいのかしらすてきな僕を かわいい僕をどうしてあの娘は 知らないのいつか来るさ カツオの時代(とき)がその日...
  • 希望の旅

    希望の旅

    大事な物はすべて カバンにつめたパパやママの写真も 忘れずに持った今はあなたと二人なら 何もこわくはないわ今日から共に過す愛の旅路に希望に満ちた夢を私はさがす窓打つ雨の中を 夜汽車は走る名もない街をめざす 友だちのように今はあなたと二人なら 何もおそれはしない河の流れのようにさすらう二人悲しい時も 共になぐさめあうの...
  • マンダリン パレス

    マンダリン パレス

    この店は夜のオアシス いろんな人がやってくる名前も知らぬ他人同士が タバコ一本まわしのみあの日あなたが私を捨てたのは あのテーブル別れが死ぬ程つらくってナイフを胸に当てたのイッツ・ジャスト・ア・ドリームジャスト・ア・ドリームイッツ・ジャスト・ア・ドリームジャスト・ア・ドリームみんな夢なのねたった2ドルのカクテルで 涙と...
  • この道は遠けれど

    この道は遠けれど

    愛しているとも恋しているとも言えないがはなれているたび心が寒くてたまらない一緒にいない時の息苦しさ なんだろう遠い道だけれど君と歩きたいたとへ不幸せ待っていても心の傷あと互いになめあう二人なら別れの言葉に泣く日が来るとは思えない不思議なこんな恋をめぐり逢いと 呼ぶのだろう遠い道だけれど君と歩きたいどんな雨や風が待ってい...
  • 許しておくれ

    許しておくれ

    君の前にひざまづいてにがい涙ぼくは流す若いぼくの過ちを 許しておくれよ気取り屋で生意気移り気なぼくだったひたむきな君の愛にそむいたぼくだった一度はつまづいた ぼくの人生だけれどもう一度君のそばで でなおしたいのさ君の愛がかえらないときっとぼくは死んでしまう若いぼくの愚かさを 許しておくれよちやほやとされすぎいい気になっ...
  • 女みずいろ

    女みずいろ

    女みずいろ ただよう花ね粋なうわさを たてられて愛する人の つめをかむのよあゝ幸せなんてあなたがいなけりゃ いらないいらない ブルーな夢よ女みずいろ 泣き虫なのねやさしい言葉 かけられて身体も心も きれいになるのあゝくちづけなんてあなたがいなけりゃ 死んでる死んでる ブルーな夢よ女みずいろ 恋から恋へうわさの中を 生き...
  • ヘッド・ライト

    ヘッド・ライト

    ヘッド・ライトに 浮かんで消えて女がひとり 歩いていたどこへ行くのと 男が聞けば両手ににぎった 指輪を見せて私の彼が 見えないの夜霧の中で 女がひとり恋にまよって 泣いていたヘッド・ライトに 浮かんで消えて蝶々のような 女がひとりどうして泣くのと 男が聞けばわたしは小舟 ゆれる心で涙の泉 わたるのよ瞳をとじた 女がひと...
  • 絵本の中で

    絵本の中で

    雨にしずんだ おしゃれな街角恋もぬれてる ルルルルルひとつの傘で 男と女くちびるを ふれあう昨日泣いてた 女の長い髪ワインのように 男をまどわせるだけどきまぐれ 絵本の中の恋は恋は 甘い甘い夢ね夜明けの街で 男と女がめぐり逢うの ルルルルル風はきまぐれ うわきな心恋が ほしいの鏡に写した 男の細い指ピエロのように 女を...
  • さすらいの天使

    さすらいの天使

    緑の草原へあしたこそ 出かけましょうあなたの傷ついた心の窓は しめないで何かが起こる 悲しみのあとで幸福へとつづく 何かがあてない旅に出て素晴しい 友を知ったあなたをなぐさめる魔法の言葉 秘めたひとさすらい人に 涙はいらない今がすべて 愛がすべてよ涙をすてたら この手をとって男らしく 抱きしめてほしい抱きしめて 抱きし...
  • 哀愁の六本木

    哀愁の六本木

    夜が来る来る 六本木心の中で 降る雨が今夜もぼくを スナックの冷たいイスに 沈ませる恋をきらった 悲しい瞳誰を求めて 踊るのか灯りのない街 六本木オー ノーノーノー ぼくは泣きたい恋にやぶれた 六本木つらい想いで ねむるのさ朝がくるまで スナックの苦いワインに ひたるのさ別れたひとの つれない言葉どうして今頃 いたむの...
  • フラワー・ボーイ

    フラワー・ボーイ

    いつから君は そんなに甘い恋の出来事を 知ってしまったのさマイ・ボーイ マイ・ボーイ フラワー・ボーイマイ・ボーイ マイ・ボーイ フラワー・ボーイ初恋さ 初恋さ小さな幸せ かかえるようにななつの夢は 空を舞うだろうマイ・ボーイ マイ・ボーイ フラワー・ボーイマイ・ボーイ マイ・ボーイ フラワー・ボーイどこへ行く どこへ...