• 黒木姉妹

    「18」
  • べっぴんさん

    べっぴんさん

    吹き荒れて つらい浮世の荒波に負けないあんた 誰より強い土に種蒔きゃ 芽が出るさ前を向いてりゃ 花咲き実るハァー 心も笑顔もべっぴんこれがホントの べっぴんさん辛くても 見せぬ涙を汗に変え青空見上げ かあちゃん想う背負いすぎるな 無理するな実る稲穂が ほほえみかけるハァー 心も笑顔もべっぴん強い女は べっぴんさ...
  • まかせんね

    まかせんね

    人に頼まれ 嫌とは言えぬあんひと やっぱり お人好しそんな男に 惚れたんやから苦労も笑顔で 引き受けるまかせんね まかせんね うちにまかせんねあんひとのためなら ヨイコラショ外で恥など かかないように小遣い こっそり 渡します口じゃ強がり 言うひとやけどホントはテレ屋で 淋しがりまかせんね まかせんね うちにまかせんね...
  • 大阪ラプソディー

    大阪ラプソディー

    あの人もこの人も そぞろ歩く宵の街どこへ行く二人づれ 御堂筋は恋の道映画を見ましょうか それともこのまま道頓堀まで 歩きましょうか七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる宵闇の大阪は 二人づれ恋の街昨日よりまた今日は 別れつらくなりそうよ戎(えびす)橋 法善寺 どこも好きよ二人なら嬉しい筈でも あなたといる時なぜだかこの胸 ...
  • 恋のバカンス

    恋のバカンス

    ため息の出るようなあなたのくちづけに甘い恋を夢みる乙女ごころよ金色に輝く熱い砂の上で裸で恋をしよう人魚のように陽にやけた ほほよせてささやいた 約束は二人だけの 秘めごとためいきが 出ちゃうああ 恋のよろこびにバラ色の月日よはじめて あなたを見た恋のバカンス陽にやけた ほほよせてささやいた 約束は二人だけの 秘めごとた...
  • 白い色は恋人の色

    白い色は恋人の色

    花びらの白い色は 恋人の色なつかしい白百合は 恋人の色ふるさとの あの人のあの人の足もとに咲く 白百合の花びらの白い色は 恋人の色青空の澄んだ色は 初恋の色どこまでも美しい 初恋の色ふるさとの あの人とあの人と肩並べ見た あの時の青空の澄んだ色は 初恋の色夕やけの赤い色は 想い出の色涙でゆれていた 想い出の色ふるさとの...
  • 情熱の花(PASSION FLOWER)

    情熱の花(PASSION FLOWER)

    ララララ…… ララララ……小さな胸に 今宵もひらくは情熱の花 恋の花よ初めてふたりが ちぎりをかわしたその想い出が 妖しく匂う小さな胸に 今宵も咲いた血潮のような 赤い花びらかなわぬ恋と 知りつつ今もそのせつなさに 夜ごとふるえる初めてふたりが ちぎりをかわしたその想い出が 妖しく匂うララララ…… ララララ……情熱の花...
  • 正調 刈干切唄

    正調 刈干切唄

    ここの山の 刈干ゃすんだよ明日は たんぼで 稲刈ろかよ屋根は茅葺 茅壁なれどよ昔ながらの 千木を置くよ...
  • ソーラン渡り鳥

    ソーラン渡り鳥

    津軽の海を 越えて来た塒(ねぐら)持たない みなしごつばめ江差(えさし)恋しや 鰊場(にしんば)恋し三味を弾く手に 想いを込めてヤーレン ソーランソーラン ソーラン唄うソーラン ああ 渡り鳥故郷の港 偲んでも夢も届かぬ 北国の空愛嬌笑くぼに 苦労を隠し越えたこの世の 山川幾つヤーレン ソーランソーラン ソーラン旅のソー...
  • 東京・難破船

    東京・難破船

    この東京(まち)に憧れて 故郷(ふるさと)を捨てたけど住みついた新宿は 海のない港町夢に(夢に) 流され(流され)…恋に(恋に) 溺れて(溺れて)…沈みかけた 沈みかけた 私…難破船今日も涙の 雨降るけれど助けてよ守ってよ 誰か抱いてよ真夜中の盛り場で ふと聞いた郷里訛(くになま)り淋しさが波のよに この胸に押し寄せる...
  • ふるさとは日向

    ふるさとは日向

    風が暖簾を ハタハタ叩く眠りはぐれた こんな夜は夢に見るのは 高千穂と母の微笑み 五ヶ瀬(ごかせ)の川よ一度(一度) 帰ろか(帰ろか) 夜神楽(よかぐら)にここの山の 刈干しァすんだよ好きで別れて あれから五年あなた椎葉(しいば)の 里に住む平家まつりで めぐり逢い熱い情けで 結ばれたひと今も(今も) 恋しい(恋しい)...
  • ソーラン海峡

    ソーラン海峡

    望みひとつを 胸に抱き荒波海峡 越えて来たヤーレンソーラン つらくてもヤーレンソーラン 負けません涙隠して 紅化粧女にゃ女の 夢があるビルの谷間に たたずめば星さえ見えない 夜の空ヤーレンソーラン ふるさとのヤーレンソーラン 母の顔帰りたくても 帰れない女にゃ女の 意地がある決めた道なら 迷わずに人生海峡 越えて行くヤ...
  • 博多のおんな

    博多のおんな

    中州(なかす)の灯りに 誘われてあなた今頃 どのあたりあなたに夢が あるかぎり負けはしません 淋しさに赤い唇 かみしめながら何があろうと 何があろうと ついて行くあなたを支える 覚悟なら出来ていました はじめからあなたの夢に 付き合って泣きはしません 苦労には流れ那珂川(なかがわ) 涙をそっと水に流して 水に流して つ...
  • 東京下町恋物語

    東京下町恋物語

    浅草 駒形 橋の上から行き交う 客船 見下ろしました明かりが灯れば その数毎の出会いと 別れが あるのでしょうねスカイツリーが 映る 川面にゆらり 浮かぶ東京下町恋物語 まだまだ ページを開いたばかり春待ち 桜の 隅田川沿い今夜はどこまで 歩きましょうか繋いだ右手の このぬくもりに心を 預けて しまいたくなるスカイツリ...
  • 夢花火

    夢花火

    一たす一は 二にならぬままにならない この世ですあゝ一夜(ひとよ)の祭りさ 人生はあゝくよくよ泣いてる 暇はない女 女心の 真ん中にどんと一発 ああ…夢花火ひとりじゃ誰も 淋しくてかわす笑顔で 注ぐお酒あゝ最初は他人の あなたでもあゝいつしか大事な 人になる女 女心が ときめいてどんと一発 ああ…夢花火涙の川を 越えて...
  • 恋していいですか

    恋していいですか

    出会いは恋の町 御堂筋あたり忘れられない あの笑顔なにわ育ちの人だから 胸に希望の花咲かす生きて行くのが 下手な私に夢を 夢を 夢を くれた人恋していいですか今夜は港町 異人館あたりあなた想って 眠れない強い女は好きだけど 無理は駄目だと叱られたいつか泣くのを 忘れていたのに涙 涙 涙 くれた人恋していいですかふたりで...
  • 燃えちゃろか

    燃えちゃろか

    おなご 九州 みなよかおごじょ博多美人は 目元も涼し一度 火がつきゃ 骨まで焦がすどげん どげんね サアサアサアどげん どげんね ヨイヨイヨイ赤い口紅 あで姿メラメラ行こうか 燃えちゃろかサアサアサアサア ヨイヨイヨイサアサアサアサア ヨイヨイヨイ男 九州 よかにせばかり肥後は もっこす 薩摩は隼人今日も目移り 月さえ...
  • 泣かんとよ

    泣かんとよ

    風 吹けばいい (風 吹けばいい) 風 打つがいい(風 打つがいい)巡る岬に 風が舞う風 風 風 惚れた男 燃えた心みんな流しに 旅に出た博多 唐津よ 波戸岬玄界灘の 海よ哭け九州 オナゴは 泣かんとよ雨 降ればいい (雨 降ればいい) 雨 濡れていい(雨 濡れていい)巡る岬に 雨が降る雨 雨 雨 憎い男 つけた傷を流...
  • 花太鼓

    花太鼓

    山車が走れば 浮世も忘れ撥がはじけて蝶になり 汗が飛び散り風になる…祭りだよ… 祭りだよ… 揃いの浴衣でよ団扇かざした晴れ姿 あんたの背中についほろり祭りだよ… 祭りだよ… 高く夜空にとどけ天まで舞い上がれ 響け花太鼓縞のはちまき きりりと締めて男・いなせな若衆の 太鼓囃子が波になる…祭りだよ… 祭りだよ… 揃いの浴衣...