• Qwai

    「21」
  • アクアリウム

    アクアリウム

    悲しいくらい 嫌気がさす自分に呆れるくらい 出てこない言葉現実が怖くて 痛くて辛くて 飛び込んだ誰の邪魔もなくて 深い深い場所まで光遠く 鈍く 動く目を閉じて僕は堕ちてゆく変わらない僕を どうか あざ笑ってよしがみつく僕を どうか 振り落としてよ意識遠く 解く 記憶 背を向けて僕は堕ちてゆく漂った僕を どうか 見つけだ...
  • 一枚の写真

    一枚の写真

    癒える事など 無いはずと思っていた傷も 乾くほどに長い時間が 過ぎました風が運んだキンモクセイ 夏の終わり「ねぇ 嘘つくのやめにしよう 私もやめるから」そう言った後 Ah 涙したよねもう1度会いたくて ただ会いたくて今さら帰れない2人が寄り添ってたあの頃はもう戻らないんだねどうすれば忘れられるだろうわからぬまま時は過ぎ...
  • 最後の30分

    最後の30分

    今日はいつもよりも なぜか素直な気持ちになれたよ今ならきっと 言える気がするんだ一つだけ聞きたい事 どうしても聞けなかった事限られた時間の中で幸せでしたか?この胸に残してくれた 大きな優しさと悲しさの中で僕にもできること 僕にしかできないこと少し気づけたありがとう そしてさようならずっと頼ってばかりだったけれど今夜あな...
  • スパイラル

    スパイラル

    最近の状況 体調 心少し不感症ってとこ素敵な映画の最後も Ah 笑えない臆病になった好奇心 無関心ただの嫉妬心後ろで背伸びしているの Ah 気づいてよ笑えない 歌えない 叫べない 愛せないつまらないスパイラル 抜け出せないんだよ届けたい 届かない 戻りたい 戻れないねじれた影 螺旋に舞う最近ふと気がついた 誰もがさ結局...
  • 約束

    約束

    知らぬ間に 大切な物を僕はどれだけ捨ててきたんだろう高く晴れた空に 走り続けるって僕はどれほど誓ったんだろう抱えきれない程 増え過ぎていった夢はいつからか重くなって苦しかった数えきれない程 場面の中で僕はどれだけの人に 『ありがとう』言えたんだろうたとえ幕が下りて これで一度僕らの旅が終わっても悲しい顔はしなくてもいい...
  • 〒400-0044

    〒400-0044

    浅い夢とアラームの音鏡越しの深いため息見つからない鍵消し忘れたテレビ天気予報 晴れのち曇り国道を見上げる踏切入口に並ぶコンテナ待ちきれない音ポスターのトンネルミラーボール 始まりの合図 Ah誰にだってほら 君にだってほら心の中 音の扉開くよ溢れ出すミュージックいつだってほら 明日だってまた答えのない 夢物語の続きを話そ...
  • シキサイ

    シキサイ

    春の暮 夏の暁 秋の陽 冬の月移り変わる季節の向こうに 何があるのか?時はそれを僕らに試す 何かを見つけるんだ僕たちに大切なもの 変わらなくあるもの晴れ渡った空のもとで大きく深呼吸して光の中溶けてしまいたい同じ事考えてるありふれた毎日の中奪い合う 傷つけ合う分かり合う 愛し合うさようなら ごめんね ありがとう繰り返す季...
  • ヒマワリ

    ヒマワリ

    ふと見上げた空には ビルの隙間顔だした太陽 浮かぶあの頃もう僕のことなんて 忘れただろう壊れた時計のようにあの日逃げ込んだ秘密基地で誓った約束が僕のことを走らせる『まだこれから』ってそう全てのことが特別で輝いてた背伸びして太陽を追いかけてた目の前に広がる空を独り占めしたくてプラスチックのピストルでみんなを守ってたドラマ...
  • Last Song

    Last Song

    誰も知らない秘密の場所二人だけ 待ち合わせた遠くで揺れる 街のヒカリ黙って見ていた 闇にくるまって君が教えてくれた歌 カーラジオから流れた終わりが来るなんて 思わないで今すぐ抱きしめたくても二人は 離れてしまった君だけ いない景色の中で動けないままさよなら 真夏の光よ海は色を変え始めたさよならが うまく言えないまま遠ざ...
  • 流星たち

    流星たち

    約束された未来は消えてゆく破れたベールの中詐欺師(カラス)たちが 作ったシステムはいつも誰かの都合でまわるようになってんだ交差点すれ違ってく うつろな顔の天使叫んでる 心の声 耳をすませさあすぐに 自分だけの道を探せ声も届かない明日を生きるため聴きなれたやさしい歌さえ 捨ててゆく流されて消えるだけの 生命(カケラ)でも...
  • ワルツ

    ワルツ

    春の歌 優しさと共に南風のように流れて壊れそうな心を 繊細な音のベールで包み込んでくれ大きな背中を追いかけて歩く 急ぎ足でいつもの街並が なぜか不思議に見えた破れたTシャツ 擦りむいた膝小僧ただ泣いてた僕を変わらない笑顔で 迎えにきてくれたよねありがとう 言葉じゃなくて届けたいこの思い集めて旋律にのせて奏でてみたらなぜ...
  • 風のある日

    風のある日

    いつか見上げた空は泣きそうな程に広くて僕の小さな手のひらじゃ隠せないこぼれ落ちた涙の訳を僕はまだ探していたんだ言葉にならないこの声は風の中 かき消されてく少し前に進むたび 立ち止まれば目の前に長くのびる影が 僕を笑った僕も笑った今も短い夢繋いでは 明日を待つただ僕は 流されてくんだしたたかであたたかな風に茜色に染められ...
  • time

    time

    もう少しこの場所にいたかったもう少し夢の中でまた誰か心をのぞいてた知らないふりして扉を閉めたすれ違う人の群れ また迷子のふりして一人きり佇んで 何を待っているの土砂降りの雨の中 不確かなもの並べて僕らは怖がって隠れてほんとのこと教えてよ 君の声を聞かせてよ繰り返すその中で失うもの 生まれるもの欲しいもの いらないもの一...
  • 星の旅人

    星の旅人

    どうして夜になって想いは巡るんだろう手を高く上げて 少し背伸びして星屑かき集めてみたくて誰だって きっと同じような眠れぬ夜がいつかあって消せない絵の具を いくつも重ねて好きなだけ色をつければいいんだ不安な僕らは 不安な夜でも目を閉じたら何処でも行ける流した涙は 伝っては途切れたまま夜空が落ちてしまいそうな星降る夜がいつ...
  • 街

    見慣れた景色が白くなる街の音が遠くなる深々降り積もってゆく灰色の空から 絶え間なくみんななぜか急いでる足跡はもう消えてゆく何年ぶりの雪だろう静かな午後だな言葉は透明なふりをして僕のまわりで 浮かんでは消えたどこまでも どこまでも白く染まっていつまでも いつまでも静かな見慣れた場所で誰もいない 誰もいない景色にただ雪が ...
  • メランコリー

    メランコリー

    はしゃいだ夏の記憶と匂いと君の涙と数えたひとつふたつと空虚しさだけ残った夜に放たれた 部屋の窓から君の後ろ姿 遠く離れた月の光照らしたふたり輪郭はすぐぼやけた幼くて 君を泣かせた知らなくて それが僕のせいなら今夜手を伸ばして 君をさがすよ雲の隙間をすり抜ける様に月の下光り浴びて映るふたつの影をまた この季節に残して流れ...
  • 少年

    少年

    駆けてく少年の背中はいつかの僕達を映してた笑い声と雑音の混じる午後一人僕は何処へ向かってたんだろう重ねてきた 夢のカケラひとつ砕け落ちたらまたひとつ二度とは戻れない坂の途中遠回りをした 季節の果てに僕はもう一度 手を伸ばした光射す情景 涙のあと 曲がりくねってく坂道転ばないように 少しだけ大人になる誰もが同じ空の下を ...
  • 手のひら

    手のひら

    明日雨が降るか知らないけど小さな声は時計のリズムと消えてく 小さな声は君だけが笑ってくれた帰り道はいつも滲んだ色並ぶ街灯が僕を見ている消えてく 小さな声は君だけは笑ってくれた寂しくて めくってた忘れられない あの日のページ目をそらした 鮮やか過ぎて僕は僕でいたくて壊れそうになるけど まだ君だけは笑っていてよ変わらない世...
  • サクラ Live Ver.

    サクラ Live Ver.

    蹴飛ばした花びらこんなにも 高く舞い上がって同じ空 見上げたなら今もここにいた呼んでる気がしてその手放した 通い慣れた道行き場を無くした二つの影 色もなく音もなくぶら下がったセリフ一つ足りないだけの 有り触れた物語ももう逢えないならいっそ忘れてしまおうかなまだ解けなくてすれ違えば震えたこの胸も抑え切れなくて後ろ姿 指で...
  • サヨナラの空

    サヨナラの空

    サヨナラとあたりまえの 言葉を追いかけ遠く遠く 放されて 今 途切れてく誰かの足跡 つぶれた花びら風は空へ寂しく消えた花はまた咲くんだって 気づく事もできなくて春を待てず キミは消えたサヨナラとあたりまえの 言葉を追いかけ手を伸ばす そこには何もなくて思い出は頼りなくて 忘れてしまうから遠く遠く 追いかけて ただ 消え...