• 弦哲也・綾世一美

    「1」
  • 道頓堀情話

    生駒おろしは針よりいたい肩を寄せなよ冷えるやないかなにもいらへんそのひと言でうちはあずけた女のいのち気がいいだけがとりえのお前そういうあんたも極楽とんぼ道頓堀情けの花あかり近いところにある夢なのに人は誰でも見過ごすものや逢えてよかったあんたに逢えてお礼参りの水掛け不動一たす一は算盤玉や二人で一人はあんたとうちや道頓堀情...