• 幸川マキ

    「2」
  • あんたとあたしの二十年

    あんたとあたしの二十年

    両目開いて あんたに惚れて片目つぶって ついて来たあれから何年 経ったかな夕べのあの女(ひと) 何処の女(ひと)からの財布で 朝帰り女の焼きもち 恐いのよあんたとあたしの アー 二十年お猪口(ちょこ)片手に 目じりを下げておまえ頼りと 言うあんたいつもその手で 騙されて駄々っ子みたいな 無理を言う男の我が儘 お見通し空...
  • おんなの灯台

    おんなの灯台

    胸を 胸を胸をおさえて 佇(たたず)めば泣けとばかりの 波の音寄せて砕(くだ)けて…寄せて砕けて また寄せるまるであたしの 恋語りおんなの灯台 足摺岬ひゅるるん好きな 好きな好きな想いが 断ち切れず二度も来ました 万願寺ばかよあたしは…ばかよあたしは まよい船あんな男に まだ未練おんなの灯台 足摺岬ひゅるるん恋を 恋を...