SpendyMily
「6」SPIN
変わる月のように 無責任な夜にたまらない孤独に鳴り止まない音楽 消せないメロディ泣かないように唄い 長い夜にダイビング痛みを撫でるように まるでこの世は禁断だったどろどろの頬を指でなぞった何もかも意味がないと悟った見てみないフリで乗り越えていたわたしのことなんて興味がない待って急にスピンかかっても今はまだ まだ踊れない...Iris
ざわめく夜の中見慣れたはずの景色が歪んだ青とブルーの狭間のグラデーションいつだって迷子だまぶしい目覚め散々な街で変われないって目をつぶった出口のない迷路のようだ深い青の中で静かに揺られてたわずかな光の音明日を知りたいの不完全な未来だネガティブなんて消耗したこんなんじゃ 終われなくて消えかけた灰に火を灯した取り戻したい光...Reflexion
振り返ればあの頃の自分でいることをずっと生きづらいことだと思ってたあの頃思い出す忘れたくて今はもうあの空を見つめていたんだ忘れない君を 途切れない夢を巡り会う二人また あの空を見上げて繋がっていたこと 思い出したあの日を夢は終わり目を覚ます朝を求めて光を遠ざけていた退屈な景色も今ではずっと忘れないようにと思ってたあの頃...Distance
身の丈に合わない香水とドレスを眺めているあなたとまだいたいのにまだ知らないアイロニー行き先がないタクシーに揺られ街を走っている何処かに行きたいのに知らないうち迷子に咽せたままたばこに火をつけてまだ笑えているでしょ浮いた煙はあなたに向けてまだ溺れていたいんでしょディスタンス忘れて取り乱して、もう無駄になってもいいから笑顔...後悔
この夜の終わりがまたああ少し長くなっていた我儘な昨日も 強がりな言葉も置き去りにしたまま去っていくんだこれ以上もう求めないしこんな日々にも慣れていたいわ途中まで見た映画も止まったまんまでああもう観なくていいか愛していたの 退屈なあの時間を持て余しすぎた夜と飾りみたいに出る涙は消えて後悔なんて もういらないなんて分かって...夏とブルー
ありきたりな夜が混ざり出した不確かな今日わたしは分からないわ目に映った淡いだけの情景に 暗い街並み 続いてくだけ嘘みたいに落ちてく ベッドブルーの部屋を見渡してるの止まったままのわたしを 夏が攫っていく ああ振り向いた大人になる意味ってさ まだ分からない想うだけもう無駄なんだって分かっていても夜道を独りで歩く裸足でいい...