sumika
「97」センス・オブ・ワンダー
1000行分もノートに書き込んだ“やりたい”の先で“なりたい”自分なれていますか?忘れていませんか?地続きの過去は尋ねる“やりたい”を探るより“知らない”を減らすように踵を減らしてどっと疲れたそんな時あの日のノートを読み返したらいいI Know You Knowその先の答えだけを見つめりゃいい愛能 有能溢れ出た感情(も...願い
あなたの瞳に映って私は「幸せ」って笑っている未来を探していた「おはよう」たったひとつで世界が弾むからあなたはすごい人だね寒い冬を温められる人あなたをずっと見ているからちょっとした変化に少しだけ早く気付いてしまっただけあの子を目で追ってどっか辛そうであなたはきっと恋をしているひとつふたつ願ってもあの子じゃない私には代わり...ゴーストライター
薬で保つような笑顔ならもう作らなきゃいい大人らしいあなたを見上げるように覗いています暗い暗い暗い海の中であなたはもがいて暗い暗い暗い闇の中で疼いて笑わせて眠らせて包(くる)ませて愛させて満たされたあなたがいいのにまやかし出来ないまま幼さと我儘擦らせて燃やして暗い海の中照らすような光になってその瞳(め)に移せたら笑わせて...Strawberry Fields
才能の果汁を啜(すす)っていた自我はなくイノセントモルヒネは10代までみたいじゃない成人には正規毒を処方あの頃の味覚が脳を駆けずりまわって躁あの頃のサブイボが悪寒まじりに染み渡って理想理想理想理想理想理ラードに塗(まぶ)した好奇心揚げて狂うように狂うようにステップダートで焦がした警戒心溶けて狂うように狂うようにステップ...ホワイトマーチ
灰固まった道歩き呼吸も上手くできない深呼吸をすれば肺も固まる様なこの街文句ばかりを垂れ流しそのくせ足並み気にしい白い息を羨んでは染まるもんかと街を飛び出したとびきりに白い場所探し求め辿り着いたゼロ地点で確かめたい熱を息が止まるまで駆け出したい意気地ない弱虫掻き消すようにまだ白い雪に残したい溶かすような足音響かせるように...