田口囁一
「6」ib-インスタントバレット- (full ver.)
僕らはずっと間違っていまも愛だとか探してる(あの日見かけたアレが多分そうだろう)ズレたヒントを片手に今日も、ベッドの中で探してる(今もレベル0の心が)だれも知らない腐りかけの傷跡が馬鹿げた願いをどうして 忘れられない言葉が日々が笑みが君が僕がぼくら、が優しくはなれないけどその手に触れてもいいのか友達にはなれないけど笑い...sayona ra note
震えて振れて触れる落し物探し物失くした物は浮かんで浮いて光る夜が鳴って夜が泣いてるような零れてく羽の様に踊る波の上最期の鐘が打ち鳴らされて全ての事が霞んで消えて朝の光が優しく照らしそうなら良いなそうだったならと描いて描いてなぞる指先で追いかける音の道すじ読み方のわからない綺麗なだけの声を待って声を待っていたいのに繰り返...夏の幽霊
太陽に炙られて這い回る蜥蜴のようだ忙しい足並みで闇雲に年を重ねたいつの間に磨り減って鈍くなるこの胸さえも蒸しかえす郷愁が薫っては少し騒いだ結末忘れた映画みたいこの青さはあの日の続き?わからない少年期特有の熱のその痕跡を辛うじて辿ろうあの夏の幽霊は声もなく僕の記憶を揺らして今もまだこの道に冷ややかな影を落としているさりげ...レッドノーズ・レッドテイル
マニュアルもない自律飛行空間を飛び越えるドアも夢のままさ 変わらないよ僕らばっかが大人になるエレベーターホールは人の波で非常階段を駆け下りていく君に会いに行こう2段飛ばして加速する 乱暴な靴音後者を上履きで飛び回っていたあの頃と同じだなあ誰もが憧れた 夢のようなあのドアで今すぐ傍に行けたらいいのにオフィスビルを出れば ...