• 寺尾聰

    「46」
  • あなたのことが

    あなたのことが

    あなたのことが 好きなの心の中があついのだけど あなたは なぜそんなに冷たくするのうそでもいいの お願い愛の言葉がほしいの一度でいいの あなたの腕にだかれてみたいあなた一人だけで 私は何もいらないあなたのことが好きなの心の中があついのだけど あなたは なぜそんなに冷たくするのあなたのことが好きよ 好きなのあなたのことが...
  • 北ウィング

    北ウィング

    哀しみの影 翼に秘めて今あなた 去ってゆく空港醒めた仕草に 胸がきしんだまなざしはもう俺に戻らない虚ろな日々だけが俺に残される あなたを求めながらたとえこの俺を 愛さなくていいそばにいるなら褪せたトレンチ 儚く消えて引き裂かれ すべも無く 立ち尽くすずっと愛してた それが言えなくてあなたを苦しめたそうさこの俺を 愛さな...
  • 喜望峰

    喜望峰

    北風に追われ南へ向かう俺の行く先は聞いてくれるな独りでいるより二人の方がなおさら孤独な時もある男には道がある君には見えない 聞こえない旅立つ場所に戻って来るのが俺の旅さ そんな気がする灰色の空と荒れ狂う海そいつが見たいから 心が騒ぐいつも俺なりに生き方選ぶそれをわがままと笑いなよ世界地図 壁に貼り行方はピン投げて決める...
  • 坂道を登ると

    坂道を登ると

    坂道を登ると君の住む家だよ今朝届いた手紙たった一行サヨナラあなたおめでとう言うには美しい花嫁いま心の中をくるりくるり駆けめぐるよ雨の夜 初めてあの道を送った君のぬくもり時々はあいつと二人しておいでよもう照れたりせずにしあわせにうまくやれよ恋だから言えない愛だから見えないまた心の中でひとつひとつ揺れて消える恋だからまぼろ...
  • 出航 SASURAI

    出航 SASURAI

    ひとつ また ひとつ 港を出て行く船別れのしるしに 俺の影 置いてゆく自由だけを 追いかける孤独と引き替えにしておまえの匂いは 記憶の彩りだけど生きてゆく道連れは 夜明けの風さ古い石畳 過ぎゆく時を見てるどんな恋だって 色あせ崩れてゆくいつの日か この俺も生命 尽き果てるならあの雲にまかせて 遥かに彷徨い歩く生きてゆく...
  • 16の夏

    16の夏

    あの頃の唄が 今聞こえてくるだろう 今16の夏 初めての恋あの頃の君の ハダこの手にもう一度 今ふれることができるならあー忘れない あの頃を想い出す あの唄を時の流れは 早すぎて君に逢うのが 若すぎて好きというのが 遅すぎてあの頃の二人 今遠く離れても 今想い出すだろう 森戸の海を僕は一人で 今想い出を唄にのせしまって...
  • ダイヤルM

    ダイヤルM

    気まぐれで誘うようなつもりが 思いがけぬ答えさ都会の真夜中 あなたは どこへ消えた何気なく廻したダイヤル 束の間だけ掠め合い時間のGameに あなたは 疲れてゆく壁によりかかれば 何故か騒く胸気付く刻は遅く 苦い煙草を漬す読みかけのミステリー閉じれば 乾いてゆく胸の中冷たい電話に 似合いの 気怠い夜...
  • 何処かへ

    何処かへ

    何処かへ 飛んでいって何処かへ 消えてしまって何処かに あなたを探したいさみしい夜がすぎて哀しい朝が来ても何処かであなたを探したいこの広い街の中であなたをみつけることはいつか誰か開けてくれるの心の重い扉何処かへ 飛んでいって何処かへ 消えてしまって何処かに あなたを探したいこの広い街の中であなたをみつけることはいつか誰...
  • 渚のカンパリ・ソーダ

    渚のカンパリ・ソーダ

    少しは愛してくれ夏の風もてれちまう程に八月は出逢う女(ひと)を恋人に変えちまうよジリジリ焦げた肌にひとしずくの水を投げてくれ渚から光る君はサングラスも眩(くら)みそう心を軽く乱されいつもの俺じゃ無いのさカンパリのグラス空けてしまおう君に酔ってしまう前に若さを弾くように笑いかける小麦色の夢もて余す無邪気さなら瞳閉じてしま...
  • 二季物語

    二季物語

    凍えた湖 まぶたに銀の木洩れ陽冬に届いた手紙を 開けるたびにあなたが悲しいグレイの便箋 見知らぬ文字が教えるあなたは二度と 俺を訪ねはしない眠りの汽車で旅に出た愛してると繰りかえした俺に 髪をゆらし微笑った真冬をひとりすごすはずのヴィラに 誘えばよかった水鳥ながめる もの憂い午後は空白…俺のこころの 静かな雪は止まずあ...
  • HABANA EXPRESS

    HABANA EXPRESS

    煙草をくわえて 窓を上げたらようやく自分に戻った気がするぜあんなに たやすく 別れをぶつける気ままなおまえに勝てはしない出会いは南の嵐のようで 根こそぎ昨日をさらった恋さこのままおまえと 生きてもいいとは俺らしくもない夢を見てたHabana の風に酔い ただおまえと眠っただけさ終りのない恋なんて 多分恋じゃないぜ黄色い...
  • ほんとに久しぶりだね

    ほんとに久しぶりだね

    ほんとに 久しぶりだね君が電話をするのは甘い君の声を聞くとたまらなくなるよほんとに 久しぶりだね君とお酒を飲むのはちょっと濡れたような君の唇がとても好きなのさほんとに 久しぶりだね君がつくる味噌汁はエプロン姿の君はとても可愛いよほんとに 久しぶりだね君と話をするのもだけどだめさ もうこれで終わりにしようほんとに 久しぶ...
  • 予期せぬ出来事

    予期せぬ出来事

    タイヤを軋ませて ぬけだしたParty誰も邪魔はできないぜ あなたをさらった予期せぬ出来事さ 人生のいたずら絡む視線が 炎になった フロアー隔ててシナリオ気にしてちゃ 恋はできない一秒のはずみで ラストも変わる激しいときめきは 忘れてた贅沢さあなたの彼が 席を立たなきゃ無事にすんだかも危険な賭だけど 退屈はごめんさ俺の...
  • ルビーの指環

    ルビーの指環

    くもり硝子の向うは風の街問わず語りの心が切ないね枯葉ひとつの重さもない命貴女を失ってから………背中を丸めながら指のリング抜き取ったね俺に返すつもりならば捨ててくれそうね 誕生石ならルビーなのそんな言葉が頭に渦巻くよあれは八月 目映い陽の中で誓った愛の幻孤独が好きな俺さ気にしないで行っていいよ気が変わらぬうちに早く消えて...
  • Re-Cool HABANA EXPRESS

    Re-Cool HABANA EXPRESS

    煙草をくわえて 窓を上げたらようやく自分に戻った気がするぜあんなに たやすく別れをぶつける気ままなおまえに勝てはしない出会いは南の嵐のようで根こそぎ昨日をさらった恋さこのままおまえと 生きてもいいとは俺らしくもない 夢を見てたHabana の風に酔いただ おまえと眠っただけさ終わりのない恋なんて多分恋じゃないぜ黄色い畑...
  • シャドー・シティ

    シャドー・シティ

    見下せば 知り尽くした都会は雨さよなら 言えるはずのない君の声今の横顔 何てSexyふいを衝かれて グラス止める蒼ざめた シェイドの隙き間 近づく夜いつのまに 翳りをまとう女に変わる無理に微笑えば 何てSexy妙に惹かれる 最後の時間...
  • いたずらな娘

    いたずらな娘

    花ふぶきが 散るように 来たのさ青い星が 落ちるように 来たのさあなたは 突然 僕の目の前にかわいいひとみが 春をはこんでいたずらな娘(こ) クレヨンをにぎって白い壁をさがしてるみたいにしばらくみつめて 僕のこの胸に突然とびこみ キスをふらせたあなたは 突然 僕の目の前にかわいいひとみが 春をはこんでいたずらな娘(こ)...
  • いなくなったあなた

    いなくなったあなた

    コーズ 君の コーズ 心がコーズ 今日も コーズ そよぐからこの胸は痛むのさ はげしく信じられるものはない暗い夜は 僕をしめつけるコーズ 明日は コーズ 死んだのかこの胸は痛むのさ はげしく信じられるものはない暗い夜は 僕をしめつける暗い夜は 僕をしめつける暗い夜は 僕をしめつける...
  • イフ

    イフ

    もしも僕が 王様だったら君のために 奴隷となろうだれもかも 世界中ひれふすでしょうもしも僕が 神様だったらいつもいつも 月や星をば君のため うるわしく輝やかすでしょうIf the world to me bowed,Yet humbly I'd plead to youIf my friends were crowdI...
  • イフ・ユー・リーブ・ミー

    イフ・ユー・リーブ・ミー

    あの空を飛ぶのよ あなたと二人であの虹をわたるの あなたと二人であなたの腕の中で 幸せ求めるのよオレンジの世界 ああ 夢の中ラララ ラララー……Can I smile again if you leave me,If you leave me, If you leave meIt is your eyes that o...