• 長渕剛

    「204」
  • 路上の片隅で

    路上の片隅で

    俺たちゃ生きたまんま 墓ん中に 放り込まれくそったれの国が やらかすことは Ah!俺たちを蹴り続けながら 銭を根こそぎまきあげ路上の片隅で 名もなく 死んでゆくアメリカ残飯食わされ 赤子のうでには 注射針くそったれの政治家が やらかすことは Ah!嘘を嘘で転がし 嘘で固めて ねじり込み路上の片隅で 名もなく 死んでゆく...
  • ひまわりの涙

    ひまわりの涙

    悲しみよ こんにちは音も立てずに やって来たの苦しみよ さようならいつのまにか 帰ってったあの夏の日 泣きじゃくりひまわり畑に 隠れたんだ明日が 怖くって震えていたよ涙を ふいて震えて いたよさみしさよ こんにちは君も やっぱり 一人ぼっちかいしあわせよ どこへ行くのつまづきながら 追いかけたあの夕焼けに 憧れたもう強...
  • ジャッキーレディ

    ジャッキーレディ

    スポットライト 喉を掻っ切る ほどのRock'n Roll show time yeah次の街へ向かう俺たち幾晩 Ride that night train15 Years Juckie 俺はあんたと一緒に戦ってきたんだ血を吐きながらあんたはマイクに噛みつき 死んじまったJuckie said あたしはあんたに100点...
  • FaceTime

    FaceTime

    フェイスタイムで 3時間も話した人のいない 暗がりの 駐車場君の顔は ひとつも 見えないけどずっと このままで いよう今すぐ 君のそばに 行きたいよもう二度と 悲しくさせたり しないからお願いだから もう 泣かないで僕は 死んだり しないよ最後まで 二人で 走り切るんだどんなことがあっても 負けないでもう一人じゃないん...
  • いいんだよ ばーか!

    いいんだよ ばーか!

    僕は僕らしく 君は君らしくもう好きに 生きてみて! いいんじゃないか息を切らして ここまで き・た・よ自分らしくて いいんだ 輝いて いいんだいったい僕は なにを したいんだろう自分じゃない 自分に 疲れてしまったそれで 良ーいんだよ バーカ!! だいじょうぶさそれで 良ーいんだよ バーカ!! ニカッと笑う人に傷つき ...
  • 黒いマントと真っ赤なリンゴ

    黒いマントと真っ赤なリンゴ

    太陽と空っ風が 音も立てず沈んでった夜の闇を切り裂く 置いてけぼりの孤独俺はひしゃげた体お前のそばに すり寄せた力の無い正義に 打ち負かされてきれいごとばっか 寂しさを呪ってきたみすぼらしい背中世間に見切りをつけた!!黒いマントを破りすて真っ赤なリンゴにかぶりつき そして舌のもつれた常識に真っ赤なリンゴを投げつけた投げ...
  • ステンドグラス

    ステンドグラス

    暗闇の中を I'm walking down the road何のために 僕は生きてるのねぇ君の心に 僕がまだいるの星の数ほどの嘘Trying not to think of you I'm walking down the roadDay After Day あれは何だったのねぇ君の名前が 崩れ落ちてゆく星の数ほどの...
  • ZYZY

    ZYZY

    ずいぶん 昔のことさ生まれたばかりの おまえを俺は嬉しくて 嬉しくて抱きしめて 泣いた海はとても ないでいた春の潮風が 頬を撫で水平線を 見つめて俺は おまえを「WATARU」と呼んだまばたきする ほんの一瞬だあれから時は 過ぎたお前は 立派な大人になり男らしく なって いった小麦色の肌の 長い黒髪のかわいいかわいい ...
  • ダイヤモンド

    ダイヤモンド

    小さな村に 生まれた大きな 夢を見た川の向こうの 空を見つめてただけど俺はこの橋を 渡れない俺は夢に一歩 近づくと夢は俺から一歩 遠ざかってた惜し気もなく 強く憧れた一度で良いからこの橋を 渡りたい暗がりの路地から太陽を 追いかけ息がきれても 走った笑われても かまわず 走った膝をすりむき 痛かった…打ち捨てられた 夢...
  • BLOOD

    BLOOD

    ねえ、も一度 星を見に 行かないかなかなか 踏ん切りがつかなくて海へ 突き出た 堤防の一番 先で待ってる今日は いつになく 快晴 だからきっとたくさん 星が見えるはず君の為に 生きてきた 真実全てが 僕の人生だ自分のおろかさを自分に 切りつけてみたBLOOD BLOOD BLOOD BLOOD赤い血が 流れてるねえ、僕...
  • Amen

    Amen

    真夜中の回転木馬に乗り戦う意味を考えている宗教も哲学も科学も思想も宇宙に逃避しているみたいでわからない僕が子供の頃手を引かれあの夏の日 川沿いを歩いた空は高く青く気高くて母と一緒にお祈りした雨にも負けて 風にも負けて冬の寒さに耐えかねて また空を見た負けひれ伏しても幸せだった一家四人がよりそい眠ったエイメーン 1億万回...
  • Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~

    Don't Think Twice ~桜並木の面影にゆれて~

    明日なんてない 希望なんてない 昔の栄光? 誰も知らない書き直しても かまわないから Don't think twice生きることなんて 確信など無いただ今日に爪を突っ立て時代の壁をひっかき It's all right昔なんてない 昔は語らない 今日を感じたい 今日にしがみつき常に今日だけ 今日という日だけ Don'...
  • 愛こそすべて

    愛こそすべて

    傷つくことばかり だったね命の灯さえ 消えかけたそんな時でも 君は僕のそばにいて僕は 君のそばにいたもうずいぶん 僕たち二人は苦しい夜を つむいできたきしむ想い出の 向こう側に君は一人 歩いて行くさよなら 君にさよなら 僕にLove Love わかってるよ…愛こそすべて君も僕も 若かったけど愛を戦い 生きてきた癒す言葉...
  • かあちゃんの歌

    かあちゃんの歌

    18 半ばで故郷をすてこんな田舎は嫌だよとでっかい男になるんだとかあちゃん見送る汽車の窓19、20はひたむきにビルの掃除に明け暮れた工事現場の親方が怖くて怖くて嫌だった行こうか 帰ろうかどっちつかずの僕だったかあちゃん僕をひっぱたき「帰ってくるな!」と叱られたそれから3年 どさ回り博多・小倉でどつかれて長崎・佐世保で船...
  • ガーベラ2017

    ガーベラ2017

    私は生まれた そして君と出逢い小さな庭に咲いた ガーベラを見つめてる私を困らせた けなげな花はわけも言わず 泣いている 雨に打たれて赤い涙が 私の頬をつたい私は花を抱きしめて 空を見上げた狂おしいほどに 優しく 生きてゆけるのに狂おしいほどに 愛を抱き 生きてゆけるのにどうか迷いのない あの青い空がガーベラのために 今...
  • Can you hear me?

    Can you hear me?

    僕が生まれてきたことを誰が喜んでくれたんだろう?遠い記憶のその向こうで寒い北風が吹いていたCan you hear me? Where is my dad?Can you hear me? Where is my mom?僕が生まれてきた時に誰が抱き上げてくれたんだろうたった一度だけ抱きしめてくれ凍え 冷えきって 壊れ...
  • 自分のために

    自分のために

    憎しみの中に 俺はずっと浸ってたんだ信じることなんて二度と 二度と誰がするものか優しさのかたわらにそっと咲いてた白い花も勝つことばかりにふりまわされ見えなくなってしまった許したくない感情にしばられ 自分が壊れたちっぽけな事にずっと 震えおびえていた過去にせきたてられてしばられ追いまくられしあわせが何かもわからず海を照ら...
  • 誰かがこの僕を

    誰かがこの僕を

    またひとつ負けちまった死にたく なっちまうよ悔しくて 悲しくてもうどうしようもない淋しがらないでと僕はこらえてきたんだ弱虫が大っ嫌いなこの僕だったからそんな時に この僕は空を見て考えたいったい誰の為に生きているんだろうどれだけ走っても 夕焼けには追いつけないさ僕は僕の為にやっぱり 生きてゆこう苦しみを越えたら いつかき...
  • 明日へ続く道

    明日へ続く道

    信じる力が欲しい誰だって傷つくのは こわいけど飛び込む勇気が欲しい 明日への用意の為にあきらめないでもしも君が 石につまづき悔し涙に 明け暮れた夜後悔と屈辱の今日をにらみつけ 明日への用意をしようあきらめないで越えてゆけ そこを越えてゆけ それをたとえ つっぷし倒れても 何度でも立ち上がってやれそう 明日への用意を し...
  • 明日をくだせえ

    明日をくだせえ

    明日をくだせえ死にたかねえから明日という 明日が俺には まったく 見つからねえ言葉をくだせえ心に響く 言葉偉い人ほど 心に響く 言葉がねえ銭をくだせえ一日分の 銭を働いても 働いても 働いても俺には まったく 銭がねえ薬をくだせえ馬鹿につける 薬を馬鹿馬鹿しいほど 馬鹿につける 薬は 見つからねえ明日をくだせえ 明日を...