• 二宮ゆき子

    「20」
  • あいあい小唄

    あいあい小唄

    笑った口もとが とってもかわいいといやいや見つめちゃ 胸がなんか変よ今夜のあなたは やさしいが浮気のつもりで いうのならああ いやいや いやンだましちゃずるい見つめるあなたを 見かえすつもりでもだめだめなんだか 恥ずかしいのわたしからめた小指を 離さずに好きよといわれて うれしいがああ だめだめ なんと答えりゃいいのわ...
  • あらいいわ

    あらいいわ

    あら いいわ デートしましょうあら いいわ すてきなこのタイあら いいの 腕をまわしてあら いいわ 愛しているから風も甘いし 心も甘いここはあなたと 私の世界あら いいわ ここのスナックあら いいわ おいしいお酒あら いいの 仲よく割カンあら いいわ 愛しているからいつもいつでも いっしょにいたいここはあなたと 私の世...
  • あら!いらっしゃい

    あら!いらっしゃい

    あら!いらっしゃい噂してたの 待ってたの昨夜(ゆうべ)なんかは 夢みたのさあさ焦らせた その罰にみせて頂だい 飲みっぷり ア飲みっぷりあら!いらっしゃいぐっと憎いな 泣かせるな渋いネクタイ しているなどこの誰方の 好みやらそれが知りたい 怖いけど ア怖いけどあら!いらっしゃい調子いゝのね ご気嫌ねなんかいいこと あった...
  • ウルトラCでやりましょう

    ウルトラCでやりましょう

    どうせ男は 誰でも同じ紳士ぶるのは およしなさい乙にすまして 口説くよりぐっとくだけて お互にウルトラCで やりましょういくらお金の 世の中だって無駄に使うの およしなさい恋はお金じゃ 買えません好きになったら ひとすじにウルトラCで やりましょう色気あるのに ない振り見せて淑女ぶるのは およしなさい男心を 顔で読みお...
  • お座敷ワルツ

    お座敷ワルツ

    飲んでいいでしょ お酌をしてねめんどくさけりゃ ひとりにしてねいくらツトメのお人形だってたまにゃ振りたい首を振りたい わけがある恋の苦労は 利口にゃできぬバカな女にゃ なおさらできぬだじゃれ小唄の 文句をよそに泣いております燃えたわたしの あかい血がこんで生まれて 来たそのときは島田かつらを あなたにつけて男らしさを ...
  • お願いだから

    お願いだから

    お願いだから お願いだからかなしい言葉 言わないでお願いだから お願いだからくちづけそっと してほしい恋しいあなたに 抱かれていたいのそれでいいのよ ただそれだけでやさしく愛して ほしいのよお願いだから お願いだからつめたく背中 向けないでお願いだから お願いだから私をじっと 見てほしいこんなにはげしく ふるえるこの胸...
  • 思い出す

    思い出す

    銀座通れば 思い出す粋な誰かを 思い出す灯りちらほら 日暮れ時おしゃれ横町の 馴れ染めのあのカクテルが恋の魔法を かけたのねなんて またまた あなたを思い出す星を見つめりゃ 思い出す野暮な誰かを 思い出す肩を並べた 並木道待っていたのに 口づけもしてくれないで何故に明かるい 道ばかりなんて またまた あなたを思い出す指...
  • お呼びじゃないのね

    お呼びじゃないのね

    あの手この手で 私を口説きいつかその気に させといてなんでこの頃 お見限り今日のおめあて ネエ 誰なのさアラ お呼びじゃないのネお呼びじゃないなら いいのよどうせ私は 刺身のつまよ海老で鯛釣る つもりでしょずばり図星ネ ずぼしでしょちゃんとお顔に ネエ 書いてあるアラ お呼びじゃないのね ネお呼びじゃないなら いいのよ...
  • 温泉小唄

    温泉小唄

    湯の香ほんのり 見かわす顔も晴れてうれしい 新婚旅行熱海 山中 阿蘇 鳴子 チョイト草津 浅虫 東山社長部長も お風呂の中じゃ気がねいらずの 団体旅行川治 湯河原 四方 有馬 チョイト伊東 飯坂 蒲郡旅のプランも 一泊二日たまにゃ家庭の サービス旅行別府 白浜 那須 鉛 チョイト蔵王 修善寺 定山渓東京出るときア ひと...
  • 女ですもの

    女ですもの

    あなたのまえでは なんにも言えずはなれてお名前 呼んでるわたしわかってください この気持ち女ですもの なみだが出ますあなたのためなら わたしでさえもきれいになりたい かざってみたいやさしい言葉を 聞きたいの女ですもの ほめられたいのあなたと違うのは みじかい時間別れているのは せつない時間時計をとめたい もどしたい女で...
  • 恋の365日

    恋の365日

    小雨降る夜は 思い出の夜おもかげばかりが 浮かんで来るのひとつの傘を ふたりでさして歩いたあの夜が忘られないのよ 逢いたいのあなたと踊れば うきうきうきと夢見る思いで 心もゆれるいついつまでも このしあわせにすがっていたいのだれでも恋すりゃ こうかしら一年365日毎日逢っても まだ逢いたいの逢わねば逢えぬ あなたとわた...
  • 三味でダンスを

    三味でダンスを

    踊っておねがい お座敷だってあなたと踊れば すてきなクラブひと目みてから 好きなの好きようーんうーん せつないこの気持踊って踊って 三味でダンスを踊っておねがい 島田もとって女はよわいの やさしいひとに忘れられなく させてよさせてうーんうーん うれしいこの気持踊って踊って 三味でダンスを踊っておねがい まだよさないでふ...
  • 新幹線で逢った人

    新幹線で逢った人

    新幹線で 知り合ったただそれだけの あのひとなのに道頓堀の 灯のようになぜか燃えます 私の胸が姿を声を 忘れてもやさしいあの月 哀しくうかぶ琵琶湖の花や 富士の雲ふたり並んで もいちど見たい東京駅の 別れぎわふと指切りを 交わしたひとよお手紙きっと 待ってます淡い短かい ご縁だけれど...
  • ステテコシャンシャン

    ステテコシャンシャン

    春がきたかよ 街にも山にもサ桜咲いた咲いた ステテコシャンシャンどんぶりばちァ 浮いた浮いたステテコシャンシャンとかくこの世は 頭にくるけどサあの娘ばかりは ジンと胸にくるつぼみの花だよ ステテコシャンシャン夏がきたかよ 仲よくはだしでサ海へ飛びだせ ステテコシャンシャンどんぶりばちァ 浮いた浮いたステテコシャンシャン...
  • 童謡小唄

    童謡小唄

    雨降りお月さん 雲の中私とあなたは 傘の中赤い鳥小鳥は かごの中ちっちゃな幸福(しあわせ) うたってるあの娘はだアれ どこの人すずめの学校の その昔いつでもおとなの ラブ・ソングうたったあの娘じゃ ないでしょか夕焼け小焼けの 西空に別れた人を 思い出すこの道あたりで 待ちぼうけあの人どこで 今だれとあの町この町 灯がと...
  • どこにいても

    どこにいても

    どこにいても あなただけを思って暮らす わたしなの忘れようと 空見ればあなたに似たような ちぎれ雲どこにいても 同じこと思うあなたの ことばかり忘れようと 空見ればあなたに似たような ちぎれ雲どこにいても 同じこと思うあなたの ことばかりどこにいても 同じこと思うあなたの ことばかり...
  • ラブリー銀座

    ラブリー銀座

    恋をしているから いつも逢いたいのぎんぎんぎんぶら銀座は 恋の町あなたにもらった 幸福(しあわせ)でこんなに両手が 重たいのたそがれ銀座 ラブリー銀座恋をしているから 胸はバラ色なのぎんぎんぎんぶら銀座は 恋の町ないしょにしといて 私から最初に好きだと 言ったこと夢見る銀座 ラブリー銀座恋をしているから かたく手を結ぶ...
  • 私は泣かない

    私は泣かない

    たとえこのまま 別れても見せはしません 涙(なみだ)などついて行くにも 行けない恋があると知っては いるけれど忘れられたら 忘れたい胸にやきつく 面影を見栄(みえ)や世間の 蔭(かげ)口なんか棄てて貴方(あなた)に すがりたい好きになったら それだけでおさえ切れない 恋ごころまこと捧げた 思い出だけが今は私の 道しるべ...
  • 男心の唄

    男心の唄

    愛しているさ 君だけを信じておくれ これだけは僕の瞳に 少しでも嘘のくもりが どこにあるぜったい君は 僕のもの離しはしない 握った手いつも一緒に いるときが僕はとっても 幸せさやさしく肩を 抱き寄せりゃふるえているね 今日の君たまにゃやきもち やきながらすねて甘えりゃ なお可愛いわきめもふらず 君ひとり真底慕う この心...
  • まつのき小唄

    まつのき小唄

    松の木ばかりが まつじゃない時計を見ながら ただひとり今か今かと 気をもんであなた待つのも まつのうち好き好き好きよ みんな好きあなたのすること みんな好き好きでないのは ただ一つかげでかくれて する浮気嫌 嫌 嫌よと 首をふるほんとに嫌かと 思ったら嫌よ嫌にも 裏がある捨てちゃ嫌よと すがりつくうそうそうそよ みんな...