• 猫戦

    「10」
  • もちもち

    もちもち

    まろやかに滴る その雫、拾い集めてくご機嫌なモードならそんなことでも至福こころゆくまで過ごす時間と肉体の期限忘れてく狭い視界で笑う隙もないもちもちな解像度youはどこから? youはなにしに?私だって知りたいけど惑わされる人々のその滑稽さたるやそれはいとしのrice cakeカワイーでもない嬉しいでもないさすらう時のl...
  • オー・エル

    オー・エル

    向かう先に ひとつひとつ思い出を残していくことのこわさが邪魔をして足取りが重いもう掠れてゆく ひとつふたつとお菓子の指輪をはめていく細やかな記憶はね 大切にしている割に「わかるよ」 と言ってまとめられたって心が揺るがなくて年下の君になら 解るはずがないのにな先手を打って魔法解いたって心休まらなくて微睡んだままで、いさせ...
  • キャビア~Black Pearl~

    キャビア~Black Pearl~

    恋して興ざめ さよならいえず交差点家はどれだけ行けばたどり着くの?ここまで来たらもうヤケこの声響けどこまでゆけば届けられるのかな? 私の思いタ焼けまたたいたら返事をして風が吹けば緑に囁いていて肩叩いたらすぐ振り向いてね雨が降れば気持ちに傘さして自慢話はもっと小さな声でしてね内緒話はもっと大きな声でしてね可愛くないのにど...
  • サテライト(Album ver.)

    サテライト(Album ver.)

    これはあなたの悪い癖むず痒いところを掻き壊すあるいは爪、伸ばしっぱなしにするところこれはわたしの悪い癖気の無い人にも婚びを売るあるいは爪、伸びる間も無く噛むところ涙味の鮭茶漬け気の無い人には良い顔しないで伸びる間も無く爪を噛んじゃうわそう!願う先は汗ばんだパンダの群れと大きさに劣らぬ夢を返してねこれはあなたの悪い癖余計...
  • 鶴

    それは明日まで聞こえるくらいの声が出せたならの話。焼いたお肉と他人の匂いの空似そこに鶴の一声可愛い顔しても叶わない願い事明後日の朝まで、私匙投げてわがままねこ季節の気配にも気づけないこと、ふえたわ頭を撫でられて、私汗かいて、どこへ行こう?明日から何も変わらない日々がつづくベトナミーズ焼いたお肉と他人の匂いの空似そこに鶴...
  • Pap Love!

    Pap Love!

    手を繋ぐだけで焦るような歳じゃないチョコレイトの苦さがちょうどいいお酒に頼ってしまうような歳でもないチョコレイトの甘さがちょうどいい君とジャンプしてね 私を嫌って奇をてらった 私のフリして君を察知してね 目線をさがして間違えたところに「しるし」をつけてねそばにいれるのは 本当のことをお互い知らないままに箸を取るからお米...
  • Private Beach

    Private Beach

    都会に落ちたイヤリング恋の数だけ踏まれてこんな晴れた日にどこにいるのかなペットボトルもコーヒーマグもよう飲み切らんあなたに分かることばっかりでがっかり繋いだ手振りほどくように服を着たダックスフンドそれを待つ軽自動車の考えることなんかさっぱり手についた砂払うように恋の有機現場 ざらついた服の上きらきら舞い戻って奇跡みたい...
  • 蜜月

    蜜月

    セーターに袖を通す冬の朝にあなたは夏の私が楽しみと、言ったこれってもしかしてどんな代償にも勝る恋かもねスキンとファッション 心とまなざし私きれいになりたいから大事にしたいよ惚れ込む体温、のぼりつめて私の気まぐれに寄り添うエネルギーが花を咲かせないいなければいなければ怖がる時には出てこないのおばけ泳げれば泳げれば強がる時...
  • Lovers…?

    Lovers…?

    宝の山を潜り見つけた真実砂上の楼閣 戦いの幕は上がる笑う角にしか来ないと噂のアレを 探し求め週末を潰すそれは分かり合えないことがあっても曲がるレバー 香る恋のフレイバーかざして読み取るラブレターつまるところの仮想恋愛ゲーム縛られるものもないし肩の荷が降りると思ってたんだでもそれは影を思うのが恋だと知る前の光差し込む朝「...
  • ヴァーチャル・ヴァカンス

    ヴァーチャル・ヴァカンス

    かかとのある靴 履いても届かない紫外線、突き抜けるカーテンたまらない気持ちを 抑えて閉じ込めるめくるページ起き抜けの夜中3時にとある避暑地の喧騒今日は一人でネットサーフィンをして待つのこんな乾いた体で 海の魚も見れるのこんな日照りの夜は恋愛小説を書いてまだ見ぬ心と体、引き継ぐアンサー交わることないの うっとりしてくちづ...