• 野中二郎

    「1」
  • めぐり逢い

    しあわせという日々は 過ぎてみれば 遠い手のひらをこぼれ落ちる 砂のように むなしい移りゆく世の中に 人は涙ながし吹きすぎる風の色に 夢の終り感じるめぐり逢い 愛しあい 傷ついて 別れゆくなんてさびしい 季節きみの肩に はらはらと 枯葉散るたそがれ寄りそえば ときめいて あまく心 揺れて永遠という言葉が 信じられた あ...