北島三郎
「202」あの娘が泣いてる波止場
思い出したんだとさ逢いたく なったんだとさいくらすれても 女はおんな男心にゃ 分かるもんかと沖の煙を見ながらああ あの娘が泣いてる 波止場呼んでみたんだとさ淋しく なったんだとさどうせカーゴの マドロスさんは一夜どまりの 旅の鴎と遠い汽笛を しょんぼりああ あの娘は聞いてる 波止場なみだ捨てたんだとさ待つ気に なったん...ご機嫌さんよ達者かね
ご機嫌さんよ 達者かね俺らも父(とと)さも 変わりなく朝も早よから 畑仕事月のデッキで故里(ふるさと)しのび 読み返す母の母の便りの あゝなつかしさご機嫌さんよ 達者かね今年ゃ実りも 豊作で村は祭りの 笛太鼓書いた手紙にあの娘の写真も 添えてある母の母のやさしい あゝ故里(くに)便りご機嫌さんよ 達者かね僕も返事に 書...