北野まち子
「50」おんな一代 浅草の花
女を甘く 見るんじゃないと啖呵(たんか)を切った 裏で泣くやさしさだけじゃ 生きられなくて観音様に 手を合わすここは浅草 ここは浅草 おんな一代浮世小路の 情け花咲くも一代 散るも一代ただそれだけでございます時代の風が 風鈴ゆらし流行りに街も 変わるけど昔のままの 下町気質(かたぎ)仲見世通り 旦那衆ここは浅草 ここは...かあさんは心のお守り
かあさん かあさん 空から見てる私の事を見守っている歩いて歩いて また歩く雨のちハレルヤ 貴方の光ああ 私には夢があるかあさん 心のお守り きっとつかむよかあさん かあさん 愛しています貴方の事を忘れはしないいくつもいくつも 越えてきた貴方の人生 貴方の姿ああ 貴方の温かさかあさん 心のお守り きっとつかむよかあさん ...そのうち一度帰ります
たった四時間 電車に乗れば帰れるはずの ふるさとよ林檎畑の あの丘に今頃星が 降る頃か…三年前の お盆から帰らぬままの ご無沙汰ばかり小川のせせらぎ 田んぼ道そのうち一度 帰ります親のことなら 任せたきりで面倒みてる 兄夫婦電話ひとつも しないまま心配ばかり かけてきた…写真を見れば なおさらに後悔だけが 心に積もる流...