• キミノオルフェ

    「33」
  • Chiller, Chiller

    Chiller, Chiller

    もみくちゃにされて降りた駅ため息さえ喉に詰まり 咳チカチカする灯り 鏡越し血色を足す「リップはどこ?」(もういいならもういいよ)明日からじゃあ他人です(もういいならもういいよ)そのまま朝を迎えるDAY1上下黒のワンコーデのふたりが抱き合ってキスする改札前「夜風が気持ちいい」ってさんざ口から出た言葉を辿り恥ずかしさはあく...
  • インソムニア

    インソムニア

    こんなに小っちゃな弱い心今日まで抱えて生きてきたんだこの夜を 越えられるかなああとにかくあっという間に一日が終わり泥のようにベッドに潜るリピートする不安お腹を空かせた虚無感が充実感とか全部食い散らかしてどれだけの時間が経ったんだろう空っぽの僕に差す光 まぶた照らして 今日を見た眠れなかった夜を 後悔しだすのあんなに夢中...
  • エンジェルハイロウ

    エンジェルハイロウ

    Hi-Fi あなたの指で鳴らして聴こえる?この歌を引き寄せてLo-Fi はぐらかす道ばかりだったけど道草の中 見つけたトンネル抜けたやっと抜けれた雨が降ってたちゃんと冷たかった縫って行こう二人で濡れて「最悪だね」ってまぁもういっか頭の中と現実がタイムリーなところに来る何処か行きたいってそんな私じゃなくて此処に居たいよっ...
  • 紙飛行機は手の中にあった

    紙飛行機は手の中にあった

    物心ついたとき七棟の団地 裏の給水棟昇ったり落ちたり水の音休みなく働いているビデオテープ 怪獣家族きょうだいはただ かじりついてた下のふたりを抱きよせ眠るママは私を抱いてくれた目の下まで 前髪が伸びたその隙間から 見る狭い世界夢みたいなことと笑われても夢じゃなくなる瞬間を知りたい紙飛行機は 手の中にあったしたいことが増...
  • 荒野のライオン

    荒野のライオン

    凍えてた身体中の血液が固るような冷たさに窓が放つ光の毛布包まり波に顔を打ちつけたあなたを探しているずっと指先を求めてるギプスみたいに締め付けてあなたをここに迎えたい誰にでも優しい優しさじゃなくて私だけの腕の中で朝を待つ荒野の焼ける匂いが立つ鍵穴に刺す鍵音が響く夢の中朝を待つ荒野の焼ける匂いが立つ寂しさに何度もあぁ 慣れ...
  • 新宿駅、徒歩12分

    新宿駅、徒歩12分

    新宿駅から徒歩12分雑居ビルの階段はいつも濡れてた湿っぽい店内誰かの靴よけて進むuh… 部屋の中はuh… 蒸し暑くて段ボールの中の人 のぞき穴は外を見るためじゃなくて繋がるのさ あの暗闇空いた穴は星になる本当にあることないこと掛け違えたボタンみたいに光はもつれて繋がる線になってプラネタリウムアラームが響き隣のイビキで消...
  • ずる

    ずる

    今にも辿り着きそうで手の届かない未来まるで未知のものみたいに感じてでもずっと知ってる怖くはないよ目を閉じることに恐れはないし地球儀は廻りココだと指差した一方が青の交差点は君の前をずっと赤にしてるかな?バカ真面目なのは君のいいとこだねだから吹き込んだずるを吹き込んだ“目を閉じて渡れ”ちゃんと言うさ ちゃんと言うちゃんと言...
  • 線路の上の雲

    線路の上の雲

    ねえ 見て宇宙にあの日の雲がちぎれて 世界を旅をしてきたよ君の上にもいつだってあった君は今も 今までも綺麗線路の下 敷き詰められた小石蹴るには重くて 拾うにはありすぎる目を凝らす夕陽と同じ色の背景赤に重なるストーリーあの時の怖さとか何処に行ったんだっけ?あの時の罪悪感とか何処に行ったんだっけ?あの時君は何処にいたんだっ...
  • Duh! 滑った!!

    Duh! 滑った!!

    いつも通り「いつお戻りなの?」失敗って線引きほど難しい!我慢できないぐらいに行こうよ ねぇでもホントはそれってココなんだけどねぇマジシャンでも超能力者でもドクターでも誰でもいっか?!自分が自分じゃないみたいなんです息ができないんです! (スーハー!)だー!滑ったー!だー!滑ったー!陰謀論隠蔽だー!(隠しきれないオモチャ...
  • パン食って寝るだけの唄

    パン食って寝るだけの唄

    蟻ちゃんはついに!決心をした!さぁて今日は1日寝るのじゃもうすでにお日さまが出てるけどこれからの自分に期待してないパンをほおばって寝るだけ~起きた後も「なーんもしてない…」って落ち込まないでね~そう思って起きたら夕方でしたなんだか夕陽が目に沁みる…嗚呼... 今日も「なーんにもしてない」な…...
  • 僕に会いたい

    僕に会いたい

    穴の空いた風船を膨らます人底無しの井戸水を汲み上げる人栓を抜いた湯船に水を張る人蜂蜜に落ちる蟻 列を成してる陽が顔にかかると朝になってた良いもんじゃない何でもない ただ、唯それを繰り返す 不揃いでも重たい体よ、軽くなってと自分のことも まだ 未だ分からない癖に整理整頓された机にコーヒー黒い水たまりが 広がった僕に会いた...
  • ルンビニ(或いは心臓の足踏み)

    ルンビニ(或いは心臓の足踏み)

    あー!!突然のような稲妻の煌めきYOU→布は擦れて土埃 舞い舞い励みきしならば 胸に抱き 胸に抱き浮かび上がるは 那由多に咲け咲け花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや浮かび上がるは 那由多に咲け咲け花達の歓喜を 演なそうや 演なそうや明るさは要らない手拍子が鳴るように生命よ はためけっ★手を鳴らせ 心臓の足踏み ルンビ...
  • パパラチア

    パパラチア

    瞳洗えば 遠くまで見える東京の夜景あの灯はすべて 誰かサファイア夏を注ぐ アイスの下はソーダふたりだけに陽な バルコニーの風“君は綺麗” 言葉にせずどんな顔をしているのかその手をどけてすべる肌に反応をしめしてそこがどこなのか 教えてね昼に花を選んだ君の指が夜に私を欲しがるなら瞳閉じれば 遠くまで行けたシュワシュワ 解け...
  • When I Need Your Love

    When I Need Your Love

    ねぇ見て 君の街があんなにちっぽけになった分厚い窓 覗いて小さなあたしが見下ろしてた流れた星の行方は誰も知らない 月夜の中転がすトフィー舐めてクシャクシャにした包み紙When I Need Your Loveあたしを溶かしてよWhen I Need Your LoveTokyo Night Flightねぇ 君が見たも...
  • Tender

    Tender

    「ストップ」をとっくに通り越して君と夜を飲み干したグラス暗い窓の外に煙が立ってふたりになっていた引き寄せるブランケット 丘の上Sunrise 待って 夜よ明けないでYou're like fire 君との交差点体温... この手で触れた この手で触れた昨日買ったソーダ 抜け出した炭酸意味もなくただ撮った写真地平線のよう...
  • Forget-me-not

    Forget-me-not

    どうして生まれたんだろうなんて君がもし愛って何?なんてみんな違うだろうし行け 紙ヒコーキ越えて 窓越し行く先を決めずにI don't know how you feel'Cause the sky is blueThe stars shine on meBut I'm losing you遠く見えた昼間の月はこの指のリ...
  • ふたりで

    ふたりで

    ふたりの時間をつくろうふたりで秘密をかかえふたりは嘘をつかないふたりで約束しようよ涙を流す 美しい景色を見てあぁ もう綺麗だって思えるふたりでふたりはお互いを知りふたりは疑わないふたりが離れたとしてもふたりで約束しようよ...
  • Then, the Curtains Open

    Then, the Curtains Open

    ブルーのシェードがかかった電球が照らす先に非常階段 剥がれたステッカーをなぞるように下ってゆく馴染みのいい白いコンバース伸びる足が踏み出す蹴り出せここがどこだってやるさ音が呼んでいるなら間違いとか正解とか ey ey知らないから知らないやり方で行こうよ kick itAnything I could doJust si...
  • That Never Goes Out

    That Never Goes Out

    ポイ捨てしたプラスチックが気になるね オーベイビーラブ運命を信じないなんてさあなたは言うけどつづきを教えて変わらない「アイラビュー」を変わり続け守ってきたどうしようもないくらい眩しいワンモアタイム焼けるように熱い嫉妬that never goes out点滅するスマートフォンは置いとくね オーベイビーラブちょうどいい距...
  • Calling feat. Chiho

    Calling feat. Chiho

    ひんやり画面 耳におしあて3回目のコールで涙でた「ゴメンね こんな夜遅く」まくらの雲に 顔うずめる君のいつもの「もしもし」かかってくると思ってたから大丈夫 あとは寝るだけだしどうしたの?話して明日はふたりとも寝不足 お約束なんでもないことだって未来は思ったとしても私たちはなんでもなくないことで毎日を埋め尽くしていた君と...