• 声を聞かせて
    どこやらでは
    花が僅かに香る
    夕風に鳥の声
    微かにまじるまじるまじる

    街角では
    花が僅かに香る
    森になると願う都市の声は
    鳥のさえずり、さえずり

    鳥の声だ
    さぁ歌ってーや
    ピヨッピヨ
    ピーヨピヨー

    あれ~声も聞こえぬ
    あれ~声を聞かせて

    ピーチクパーチク ひばりの子
    げんぱくなすびの いがいがどん
  • Quarantine Mood

    Quarantine Mood

    どこまでも連れてってつま先まで飛び跳ね踊れこれは前を見てるつもり冗談に近く、共振するふたり今晩はうちでぼくを否定して今晩はうちでいままでのぼくを否定して欲しいよ心地よく崩れていって雑踏に加わるふたり冗談に近く共振するふたり今晩は家でふたりの理屈で動き出すかも...
  • キューバ

    キューバ

    潮溜まりで、君を見つけたら珊瑚の広がる、この楽園にへその緒を沈める程なく、波に立ち現れる東に伸びる、島々を梯子してヴァイグアを抱えて、海に漕ぎ出す君は右回りでぼくは左からLua, lua, lua, lua波にメロディーを乗せてどこまでも荒れるカリブ夜を見極めたら、巡り会え何処か潮溜まりで、君を見つけたら珊瑚の広がる、...
  • ガンダーラ

    ガンダーラ

    ヒマラヤ山麓、ネパールのルンビニー朝が崩れ、昼にもつれ、夜に絡まる灯明の輝きを川面に映し心安らぐ絶えなる音楽をくれてみろよガンダーラ水が風が流れるが如く星が人が流れるが如く黎明の冬季がいずれ巡るグツグツ太陽川面に落ちるヒマラヤ山麓、ネパールのルンビニー足跡を記憶せし和林ハイウェイ菫色の大地に煌めきを与えて心安らぐ絶えな...
  • Correspondances
  • 空とぶ東京

    空とぶ東京

    今晩はうちで、どこまでも連れてって最後の夜に相応しい、重たい身体空中放電 芸者が集う花街空中分解 騒がしい祭囃子東京の夢、対岸の火事空中を浮遊、空とぶ東京Rolling Rolling 転がる、街の灯りFalling Falling 落ちてく、空とぶ東京今晩はうちで、どこまでも連れてって今晩はうちで、ぼくを否定して君は...
  • 秩父