• 不明

    「38」
  • あの娘の街まで

    あの娘の街まで

    昨日空が燃えたと言うあの夕焼のある街へ今度のさすらいから帰ってこれたならまた もどりたいもんだねカバン一つぶら下げてこの前の時みたいにさみんなの笑顔が向えてくれるあの街へ帰りたいもんだな汽笛は鳴るよ 今も風は鳴くよ 今日も今度のさすらいが終ればあの娘の街までさコーヒーを入れてもらいいっしょに空をながめ今度のさすらいから...
  • 汽車が見えたら

    汽車が見えたら

    あの汽車の光に当たればこの僕は自由になれるんだねこの冷たい鉄格子ともさ永遠におさらば出来るんだね汽車が見えたらね 呼んどくれ汽車が見えたらね 呼んどくれ汽車が見えたらね 呼んどくれ汽車が見えたらね 呼んどくれもう縛り付けられるのはいやだから一歩でも外へ出たいんだな窓から見えるあの星の下が母ちゃんの家のあたりあの汽車がや...
  • おふくろ

    おふくろ

    おふくろ おふくろどうした加減か知らないが生まれた時からずっと一緒余計な心配するのが仕事おふくろ おふくろ時には邪魔になるけれど離れて暮らせば なんとなく淋しくなるのが それがおふくろ優しい言葉も かけたいけれどもいつも照れては荒っぽく口答えをする僕なんだけれどもいつまでも丈夫でいてよねおふくろ おふくろどうした理由か...
  • 九ちゃんのツンツン節

    九ちゃんのツンツン節

    僕は真面目な高校生胸に五つの金ボタン君は可愛い女学生背なに二本の白い線そもそも二人のなれそめは小雨にけむる並木道二人が忍んで逢う場所は角のパーラーの隅の椅子僕はコーヒー君ココアなんにも云わずにいつまでも僕が大学出る頃は君はガッチリ嫁仕度新婚旅行の汽車の中ふれ合うお手々の恥かしさたった六畳二間だが明るい日射しの新世帯スイ...
  • わが歌声の高ければ

    わが歌声の高ければ

    妻をめとらば 才たけてみめ美わしく 情けあり友を選ばば 書を読みて六分の侠気 四分の熱わが歌声の 高ければ酒に狂うと 人のいうわれに過ぎたる のぞみをば君ならではと 誰か知る...
  • 無理な話は言わないで

    無理な話は言わないで

    無理な話しは あなた言わないでいくら好きだって どうにもなりません風にさくらの 花散るようにこの恋 終るでしょうしあわせは夢語り この世にないわ罪なひとです あなたを愛してる無理な話しは あなた言わないでどこへ逃げたって こころが痛みます枯れ葉舞いとぶ 二人の海にあしたは 見えないわいやになるそれ程に 悔んでみてもあな...
  • セヤセヤ (鳥よ鳥よ)

    セヤセヤ (鳥よ鳥よ)

    セヤ セヤ パランセヤノクドゥバテ アンジマラノクドゥコチ トロジミョンチョンポジャンス ウルゴガンダ...
  • この世に住む家とてなく

    この世に住む家とてなく

    帰る巣がないさすらうおいら街から街へのその日暮し心休まるところがないのさこの世に住み家がないからよスコップを持つがいつもバテちまう掘った穴こそ数知れないがもらうは雀の涙金もうこの世にゃ住み家がありゃしない西か東か動きがとれぬ同じ定めの一億人一億年もか果てもないもうこの世にゃ住み家がありゃしない山じゃ穴掘り田んぼじゃ稲刈...
  • ドリフのツーレロ節

    ドリフのツーレロ節

    ツーツーレロレロ ツーレーローツレラレトレ ツレトレシャンツレラレトレ シャシャンコ シャン シャン シャン僕があの娘を 見染めた時は高校二年の春の頃 グレた頃紺のセーラー服 横目でみれば胸のボインが 気にかかる しびれちゃうツーツーレロレロ ツーレーローツレラレトレ ツレトレシャンツレラレトレ シャシャンコ シャン ...
  • コロッケの唄

    コロッケの唄

    ワイフ貰って 嬉しかったがいつも出てくるお菜はコロッケ今日もコロッケ 明日もコロッケこれじゃ年がら年中コロッケワハハハ ワハハハ こりゃおかしラララララ ララララ ランランラン亭主貰って 嬉しかったがいつも出て行きゃ滅多に帰らない今日も帰らない 明日も帰らないこれじゃ年がら年中留守居番ワハハハ ワハハハ こりゃおかしラ...
  • 大学数え唄

    大学数え唄

    一ツとせ 人はみかけに よらぬもの軟派張る奴ぁ ?大生そいつぁ ゴーキだね そいつぁ ゴーキだね二ツとせ 二目と見られぬ オカメでも窓から顔出す ?大生そいつぁ ゴーキだね そいつぁ ゴーキだね三ツとせ 見れば逆立ち したくなる座布団ぼうしの ?大生そいつぁ ゴーキだね そいつぁ ゴーキだね四ツとせ 夜の夜中に 飛び起...
  • ブンブン

    ブンブン

    「吾輩はブン大将閣下である!ブーン」いつもいくさに出た その時にゃ野でも山でも みんなドンドン乗り越えて敵に負けたことは ないのだ敵はわしを見れば ドンドン逃げだすぞわしを見れば ドンドン逃げ出すぞ オーブンタラッタタ ラタラタブン大将閣下の名は ブンブンタラッタタ ラタラタブン大将閣下の名はブンブンタラッタタ ラタラ...
  • ベアトリ姉ちゃん

    ベアトリ姉ちゃん

    娘よ ベアトリチェーなぜそんなに ねぼうなんだいさあはやく 起きないかもう夜が 明けてるぜ歌はトチチリチン トチチリチンツン歌はトチチリチン トチチリチンツン歌はペロペロペン 歌はペロペロペンさあ はやく起きろよベアトリ姉ちゃん まだねんねかい鼻からチョーチンを 出してねぼすけ姉ちゃん 何をいってるんだいムニャムニャ ...
  • 東雲節

    東雲節

    何をくよくよ川端柳 焦がるるナントショ水の流れを見て暮らす 東雲のストライキさりとはつらいネてなことおっしゃいましたかね丸い玉子も切りようで四角 焦がるるナントショ物も言いよで角が立つ 東雲のストライキさりとはつらいネてなことおっしゃいましたかね...
  • 松の声

    松の声

    あゝ夢の世や夢の夜や 今は三年のその昔時も弥生の半ばごろ いと懐しき父母や十有余年がその間 朝な夕なにながめたる春は花咲き夏茂り 秋はもみじの錦衣冬は雪ふる故郷に 心も残る山々や月さえ宿る清水に 惜しむ別れをステーション...
  • すててこ

    すててこ

    向こう横丁のお稲荷さんへ 一銭あげてサッと拝んでお仙の茶屋へ腰を掛けたら渋茶を出した渋茶よくよく横目で見たら米の団子か土の団子かお団子団子でこいつァ又いけねえマダマダマダマダ山崎の渡場で チラと見初めし五十両先へトボトボ与市兵衛あとからつけゆく定九郎おとっさん待ちな 勘平が鉄砲でアイタタタタッタあんよを叩いてモー一つお...
  • 一かけ節

    一かけ節

    一かけ 二かけ 三かけて四かけて 五かけて 橋をかけ橋の欄干 腰をかけ はるか向うを眺むれば十七八の姉さんが 花と線香手に持って姉さん姉さん どこ行くの私は九州鹿児島の西郷隆盛娘です明治十年戦争で 切腹なされし父上のお墓詣りにまいりますお墓の前で手を合わせ南無阿弥陀仏と拝みます拝んだあとから 幽霊がふうわり ふわりと ...
  • 相撲甚句

    相撲甚句

    お相撲さんにはどこが好て 惚れた稽古帰りの 乱れ髪ハアおしてけおしてけ 三段目と...