• 秋元康

    「3249」
  • 接吻(くちづけ)の指輪

    接吻(くちづけ)の指輪

    ずいぶん 待たせたね君を迎えに来るまで地図のない人生「道に迷ったみたい」こんな広い世界2人 巡り逢ったことは偶然ではないと僕は確信した人は 誰も探している共に歩く誰かの肩を…だけど 歩幅わからなくていつも 君を置いて来てしまった僕のすべては君さ他に何もいらない自分にとって何が一番大切かを今 気づいたよ僕のすべては君さ心...
  • 甘い股関節

    甘い股関節

    AHーCHACHA少し酔ったみたい体 寄せて歩く汐留辺りAHーCHACHA夜風が気持ちいいどこかへ連れてって帰りたくないそんなわがままをやさしく叱る人お持ち帰りしてちょうだいもっと 来て来てキスをしてして私の甘い股関節AHーCHACHAそうよ 女だって下心はあるわ口説きたくなるAHーCHACHAタクシーに乗っても左肩に...
  • Boom Boom Boom

    Boom Boom Boom

    夜更けのガソリンスタンドで偶然 彼女(あいつ)と 会ったけど誰かのバイクに乗っていた腰に廻した細い腕昔の恋が手を振った終わったことなどどうでもいいけどどうでもよくない男の意地の空ぶかしBoom Boom Boom Boom ばっくれてメットを外(はず)した瞬間にこばれた彼女(あいつ)の長い髪伸ばした分だけ他人だねダウン...
  • 娘へ

    娘へ

    いい父親じゃなかったね生活がすれ違いで…寂しい思いさせたかな話さえできなくて…夜遅くに帰る度幼い寝顔にキスした世界で一番愛してる娘は僕の宝大人になったおまえから僕は どう見えるのだろう?アルバムの中少ないね僕がいる記念写真仕事ばかりをしていたら成長を見逃したあの日のこと覚えてる神様がくれた産声この世に僕が生きて来たその...
  • モヒートの夜

    モヒートの夜

    もう恋なんてしないだろう2時間前まで思っていた運命って奴はやっかいだね今 出会った君と乾杯しようか?モヒートの夜甘い予感口当たりがいい女後を引く昔みたいに酔わせてくれ天井のファンがかき混ぜる真夏の夢さすぐ帰ろうと思ってたのに真っ赤なドレスに足止めさ昔話思い出すよラテン系だね君が危なっかしいモヒートの夜ラムが似合う久しぶ...
  • 忘れもの

    忘れもの

    時の忘れものいくつあるだろう?ここまで来てふと思い出す遥か彼方胸の片隅に浮かび消えて行く笑い顔や流した涙遠い景色あの頃のトランクはいつしか色褪せてどこか僕に似ている人は誰もみな旅のその途中迷いながら寄り道をして立ち止まりまた 歩く時の忘れもの何度 恋をして二人きりで夜明けの空を眺めただろう君と 偶然に会った街角で昔話す...
  • 何んかちょうだい

    何んかちょうだい

    金色の満月に艶な姿の洗い髪天花粉など塗りながら隠元の筋剥くなんて 天下泰平日が暮れて神無月野分き柳の影法師小田原提灯ぶら下げてひょうそのつめを割るなんて 天下泰平ななな…… 何んかちょうだい天下 天下 天下泰平何んか何んか何んか……上水の河川敷風に流れる枯れすすきひねもすつりに咳ひとつ水面を跳ねる鮒なんて 天下泰平馬が...
  • 雨の日の映画館

    雨の日の映画館

    金曜日の午後 恋人と別れたその足で硬いシートに身体を埋めたたぶんいつか見た恋愛映画「嘘っぽいわ」とつぶやく自分が嫌いわかってしまう結末を追いかけられたあの頃かわいい女でいられたあと少しで涙になるあと少しで涙になるスクリーンのヒロインが私の代わりに泣いてくれたこんな時間はよく似た女がぼんやりと同じ場面に自分を重ねるそして...
  • Aliceのお誘い

    Aliceのお誘い

    荷物は何も持たないで今すぐに出かけましょう何かいいことありそうな予感だけあればいいどこにでもあるような鏡の向こうに別の世界 広がるの地図のない旅 楽園探し青い夢を磁石の代わりに地図のない旅 楽園探し遠い愛の行方を追いかけAliceの案内誰にも何も告げないで一人きり出かけましょう野うさぎがはねるように抜け道 見つけて愛の...
  • 遅い流星

    遅い流星

    夜の空 広げた銀のテントサーカスを待っているみたいね海沿いのテラスにもたれながらぼんやりと爪をかんだ夏は来年やってくるけれどだけど二人はもう二度と逢えないのね遅い流星 瞳をよぎり遅い流星 涙になった思い出の未来形哀しみの銀河の向こう側にまわりより輝いたその星伝説の恋人住んでいると小さい頃聞かされた恋は短い時の偶然ねすぐ...
  • 不思議な手品のように(Album Version)

    不思議な手品のように(Album Version)

    しあわせの銀のスプーンに恋を少しだけ いつかこぼしてたふいに名前を呼ばれて 振り向いたら変わってない昔の彼去年17回目の 誕生日にキスした瞳で見つめてた“これからどこへ行くの?”2人の声は偶然 重なったまるで 不思議な手品のように 時は戻ってあの頃の恋が ときめくまるで 不思議な手品のように 時は戻って初めて会ったみた...
  • 星の手紙

    星の手紙

    星の手紙を空に描いて青い文字 輝くように星の手紙を空に描いて思い出を閉じ込めてサヨナラと伝えたいそっとあなたに…夜に溶けた静かな街今 眠っている部屋の窓をそっと抜けてAh 屋根の上 昇ったあなたの家の方角を向いて今まで言えなかった話をするわいつでも普通の顔をしてたけどでも本当は好きだったの星の夢達 起こさないでね胸の奥...
  • サイケなハート

    サイケなハート

    もしも この世に神がいるなら僕の願いを叶えて…青い薔薇より奇跡に近い愛を届けて欲しい夜明けの教会で祈ったイエスと言ってくれその唇で君に 君に WOWOWビリビリ来てる君に 君に WOWOWサイケなハートもしも この世が終わるとしても最後の夢を叶えて…愛の剣を刺されたように君のためなら死ねるステンドグラスから差し込む永遠...
  • サイケなハート

    サイケなハート

    もしも この世に神がいるなら僕の願を叶えて…青い薔薇より奇跡に近い愛を届けて欲しい夜明けの 教会で祈ったイエスと言ってくれその唇で君に 君にビリビリ来てる君に 君にサイケなハートもしも この世が終わるとしても最後の夢を叶えて…愛の剣(つるぎ)を刺されたように君のためなら死ねるステンドグラスから差し込む永遠の光を今 信じ...
  • 皆既日蝕

    皆既日蝕

    太陽が青空から消えてくように何かを見失ってた僕さどれくらい思い続け 祈っただろう願いが影になる日を知った小さな悲しみの月が心に重なって夢が隠れたあなたとならもう一度光を待ち続けよう愛の詩(うた)を歌っていつまでもあきらめないで信じるニュースでも取り上げてた星の奇跡世界は 一瞬 瞳を閉じる閉ざされた孤独の中 時は味方この...
  • Hid love

    Hid love

    メモリーされてる携帯のナンバー呼び出すだけで 声が聴けるそんな簡単な恋のプロセスを僕はどうして 迷うのだろうMy love… My love…My love… is hiding.指先が触れただけで散ってしまいそうなあなたは華奢な花びら息もできず眺める本当に愛しているから何もなくていいさこのままみんなといる時も 愛しさ...
  • 川の流れのように

    川の流れのように

    知らず知らず 歩いて来た細く長い この道振り返れば 遥か遠く故郷が見えるでこぼこ道や曲がりくねった道地図さえないそれもまた人生ああ 川の流れのようにゆるやかにいくつも 時代は過ぎてああ 川の流れのようにとめどなく空が黄昏に 染まるだけ生きることは 旅すること終わりのない この道愛する人 そばに連れて夢探しながら雨に降ら...
  • 時の河を越えて

    時の河を越えて

    時の河を越え 遥か遠い大陸めざして夢を見るたびに 人は旅の途中教室の窓 (眩しくて)陽射しの毛布 (やさしくて)左肩にかけながら (あたたかいね)あなたのことを (あの日から)せつないくらい (苦しくて)考えてた片想い愛はいつも海を渡る1人きりの舟のようね瞳の中の地図を信じていたい時の河を越え 誰もいない心のしじまで波...
  • セシルはセシル

    セシルはセシル

    噂のあの娘が 街歩けば通り過ぎて行く男達はみんな石になってく瞳の魔術にかかったように1人また1人アスファルトを動けなくなったタイトなミニスカート 胸元危ないシャツよくあるパターンの ミレーユ・ダルクね憎らしいけどセシルはセシル 相手にしないセシルはセシル 構わないわ 勝手に……私の彼まで いつのまにかあの娘の瞳に吸い込...
  • いつのまに…

    いつのまに…

    あの日はみんなといた春の教室膨らむカーテンから桜がひらり目を閉じると遠い記憶が風に運ばれて胸に舞い落ちるいつのまに日が暮れて歳月(とき)は過ぎ去り故郷を離れて私は空を見てるあれから何十回桜見ただろう葉桜の美しさに今は気づいた咲き乱れた花の名残りよ季節の背中に何を想うのか?いつのまに折り返す人生半ば掌にひとひらあの日の忘...