• 信政誠

    「24」
  • 声を聞かせて

    声を聞かせて

    五月雨が時折窓を叩くの湿った匂いと一人の部屋それでも「凛」としてられるのは電話越しのあなたの声ね夢を追い 夢に疲れて 今を見失っても「私の為に頑張ってね」なんて可愛らしいでしょあなたの頼りない 力ない声も今のあたしには支えなのあなたが輝くその時までずっと強がっていられる様 声を聞かせて電話が途切れたその後には雨足強める...
  • スローライフ

    スローライフ

    仕事に追われて 時間に追われてせかされるような毎日 Oh 現代社会休みの日なんて疲れて眠るだけ君と遊ぶ暇も無く また明日がやってくる穏やかにゆっくりと暮らせたらいいねって そう君は言う確かに僕もそう思うよいっそ仕事なんて辞めて北海道にでも行こうか!自由気ままに そして流れに身を任せて穏やかな時間を共に歩こう 僕らのスロ...
  • 一人じゃない

    一人じゃない

    ありふれた毎日を繰り返す日常をこんなにも愛せるのは君がいるからだあきれるほどの不条理にも 心無い理不尽にも優しくいられるのは ah 君がいるからだぎゅっと後ろから抱きしめて 温もりに顔を埋めれば大抵のことは全部上手くいく気がするよ僕のすべて 生きる意味は君を守り続けることそれでいい ただそれだけで強く生きていける立ち向...
  • ルクス

    ルクス

    夜に預けた弱音 月が静かに頷く全て疑いたくなる刹那 星が瞬く相槌「叶う」という語感は闇に溶けて精彩を欠く街灯のルクスさえ今は酷く眩しい不意にベッドから身体を逃がせば君が目を覚まし 手招きで僕を呼ぶその手に触れて 温もり包まれ言葉無い優しさに救われるばかりずっと傍にいたいよ 想いが積もるほど切なくなる 愛しくなる 震える...