曲名
アーティスト
作詞者
作曲者
編曲者
走裕介
「55」
北列車
走裕介
菅麻貴子
蔦将包
蔦将包
窓に地吹雪 汽笛が哭いて命ぬくめる 雪景色俺は明日(あした)の 夢を追いおまえ過去(むかし)を 捨てに来た北の列車の めぐり逢い頬の火照りに 両手をあてておまえ見ている 窓の外涙こころに 閉じ込めて微笑(わら)うしぐさが 愛しくてふたり寄り添う 北列車旅の途中の 小さな出逢い心かよわす 膝と膝明日(あす)は何処やら こ...
兄弟船
走裕介
星野哲郎
船村徹
波の谷間に 命の花がふたつ並んで 咲いている兄弟船は 親父のかたみ型は古いが しけにはつよいおれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ陸(おか)に上(あが)って 酒のむときはいつもはりあう 恋仇けれども沖の 漁場に着けばやけに気の合う 兄弟鴎力合わせてヨ 網を捲きあげるたったひとりの おふくろさんに楽な暮らしを させたくて兄弟船は ...
恋路の果て
走裕介
池田充男
船村徹
網走ゆきの 汽笛がむせぶ釧網(せんもう)本線 ふたりの夜汽車こゝろぼそかろ 他国の空は膝がさむいとより添うおまえを 抱きしめて釧路 細岡(ほそおか) 五十石(ごじっこく)あゝ恋路の果てだ――ゆられるたびに 思いは乱れ釧網本線 あかりがしみる都会そだちの おまえを見たらなんて言うだろ田舎でコンブを 乾(ほ)す母は標茶(し...
篠突く雨
走裕介
田久保真見
船村徹
蔦将包
おんなが男を 捨ててゆくそんな別れは 罪ですか大地をたたく この雨に打たれたままで 歩きます篠突く雨は みそぎ雨ごめんなさい あなたあなたの寝息も いつからか胸に吹き込む すきま風誰かの為に 生きるより自分の道を さがします篠突く雨は 別れ雨わがままでも いいの傷つけ合うより 別れたいそれが最後の 願いですおんなの方が...
純愛
走裕介
池田充男
船村徹
あの湖の…風とさざ波 小鳥のこえを聞いてみたいと 泣いた娘よひかるおくれげ 十八ごろのなんにも知らない ひとだったまだ恋じゃなく…妹でもなく つのる思いが男の胸を 苦しめた北のはてゆく 夜汽車の窓にゆられりゃ面影 ついてくるあの美しい…笑顔となみだを 僕にのこしてしずかに君は ねむるのか雪にうもれた 墓標をたずねすがれ...
宗谷岬
走裕介
吉田弘
船村徹
流氷とけて 春風吹いてハマナス咲いて カモメもないてはるか沖ゆく 外国船の煙もうれし 宗谷の岬流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬吹雪が晴れて 凍(しば)れがゆるみ渚の貝も 眠りがさめた人の心の 扉を開き海鳴り響く 宗谷の岬流氷とけて 春風吹いてハマナス揺れる 宗谷の岬幸せ求め 最果ての地にそれぞれ人は 明日...
春の北岬
走裕介
峰崎林二郎
船村徹
いのち支える 小枝をくわえ雁(かり)が飛び立つ 北岬遠く旅して ふるさと目指し帰り着けずに はぐれた枝が白く哀しい 春の浜遥か波間を 小枝で休み雁(かり)は渡って 行く北へ昔小枝で 湯船を焚いて冬鳥(とり)の想いを 慰めたとか情けしみじみ 北岬君が待ってる あのふるさとを越えて行くのか 冬鳥(とり)達は夢のひと枝 花咲...
故郷の山が見える
走裕介
木下龍太郎
船村徹
いちど東京へ 行くと言いながらいつも口だけで ひとり野良仕事老けたおふくろの やせたあの肩をさすってあげたい峠 越えれば 俺のふるさと山が見えてくるふるさとの山に向いて 言うことなしふるさとの山は ありがたきかな(啄木詩集より)けんかしたけれど 何故か気があってどこへ行くんだと 泣いてくれたやつ月の縁側で 馬鹿を言いな...
故郷恋々
走裕介
峰崎林二郎
蔦将包
かあさん田舎は もう雪ですか今年は足が 痛みませんか勤めて帰る 秋の夜に風にめくれる 駅のポスター帰りそびれた ふるさとの文字母を思って 何度も詫びるあのひと変わらず 元気でしょうか一人で今も いるのでしょうか吹雪に濡れた 黒髪の香り懐かし 甘くやさしくもしかそれとも 静かな夜は子守唄など 歌ってますかとうさん働き 過...
寄り添い月
走裕介
田久保真見
船村徹
蔦将包
ひとりで歩く 路地裏を月が黙って ついてくるなあ 月よ男が 泣いて なぜ悪い心の傷の あみだくじ今日もハズレの 繰り返し冷酒ぐっと 飲み干せば胸に木枯らし 吹き荒れるなあ 月よ男は 泣いちゃ いけないとお袋いつも 言っていた遠い夜空の ふるさとよ満ちても欠けて また満ちて月は人生 物語るなあ 月よ今夜は 添い寝 してお...
おんなの雪
走裕介
池田充男
船村徹
蔦将包
溶けても溶けても 降る雪はそうです おんなの 迷い雪添えない仲とは しりながら恋のゆくえと あなたの心いで湯の瀬音に 聞いてみる床の間かざりの 絵にあそぶ水仙いちりん 蝶ふたつ春にもわたしを この部屋によんでほしいと 小指を立てて約束する身の かなしさよ誰かが浮かれる 三味の音また降りやまない 雪のなか惚れたが負けです...
女満別から
走裕介
喜多條忠
蔦将包
蔦将包
雪がやんだ女満別の空港に東京行きのアナウンス君が居たよガラス越しに微笑んで何かを僕に 伝えてる素顔のままで 素直なままで君がサヨナラ 言おうとしてる昨日までの想い出が今日から過去へと変わるのに君が泣いた雪のような哀しみが涙になって光ってる僕は行くよ翼ひろげ遠くまで愛する人よ 泣かないで愛する人よ わかってほしい男は遠く...
北帰郷
走裕介
池田充男
船村徹
蔦将包
ヤツは 達者だったよ漁師を継いで ホタテで稼ぎふたりの子供の 親だと威張(いば)る網走の岸壁に 腰かけて男・人生 語り合ったのさマコは 嫁に行ったよとなりの町の 野菜農家でグリーンアスパラ ダンシャク女房美しい知床の 初恋をカムイワッカの 滝にすてたのさゆめは 寄せて返すよ流氷にふる 満天の星幾年かわらぬ 最果て浪漫(...
呼人駅
走裕介
池田充男
船村徹
蔦将包
あれは二月 真冬で 流氷だけで最果ては…なんにも無かった 凍(しば)れてた待っているのが 愛の証(あかし)と信じてよかった 呼人駅やつれていないか あのひとは高まるこの胸に 三秒 一秒近づく列車の 汽笛がしみる鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になってあのひとが…わたしのところに いま帰る好きなすずらん 袖(そで)にかく...
流氷の駅
走裕介
池田充男
船村徹
蔦将包
はるかなる 知床の峯よ果てもしらぬ オホーツクよあの気丈夫な 母を泣かせて上りに乗ったのは 真冬の朝だ白い網走 流氷の駅あざやかに ハマナスが咲いて残り雪は ありませんかいつかは俺も 北の故郷のちいさな石になる 男になると夢を誓った 流氷の駅血がさわぐ あの港まつり船の群れに 旗がゆれるあの娘や母へ みやげなしでも今年...
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