桜井和寿
「94」DANCING SHOES
息を殺してその時を待っているいつか俺にあの眩い光が当たるその時をでも案外 チャンスは来ないもんで暗いトンネルの中でぼんやり遠くの光を見てる だけバランスとって生きるのが人の常右肩上がれば左の肩も上げやっぱ両肩下げる群れを離れ歩いてくのもシンドい良くも悪くも注目浴びればその分だけ叩かれる後退りしたり地団駄踏んだりなに!?...Documentary film
今日は何も無かった特別なことは何もいつもと同じ道を通って同じドアを開けて昨日は少し笑ったその後で寂しくなった君の笑顔にあと幾つ逢えるだろうそんなこと ふと思って誰の目にも触れないドキュメンタリーフィルムを今日も独り回し続けるそこにある光のままきっと隠しきれない僕の心を映すだろう君が笑うと泣きそうな僕を希望や夢を歌ったB...Brand new planet
立ち止まったら そこで何か終わってしまうって走り続けたでも歩道橋の上 きらめく星々は宇宙の大きさでそれを笑っていた静かに葬ろうとした憧れを解放したい消えかけの可能星を見つけに行こう何処かでまた迷うだろうでも今なら遅くはない新しい「欲しい」まで もうすぐねぇ 見えるかな?点滅してる灯りは離陸する飛行機いろんな人の命を乗せ...turn over?
明け方の東京はしらけた表情で眠れないボクのことを見下ろしてるこんなスタートで今日を迎えてしまうのは「誰のせいなんだ!?」って言いたくもなるキミは今どう思っているの?すれ違いの日々を映画じゃ 躓いても立ち直っていくってストーリー散々観たろう?だけど現実は違う誰かしら泣いてんだよ 栄光と美談の裏でだからさ よく考えてみて機...君と重ねたモノローグ
また会おう この道のどこかでありがとう この気持ち届くかな果てしなく続くこの時間の中でほんの一瞬 たった一瞬すれ違っただけだとしても誰かにとっての完璧(パーフェクト)は誰かにとっての不完全違う場所から覗いた景色はこんなにも こんなにも素敵なもので満ちてる僕を閉じ込めていたのは他でもない僕自身だその悔しさと その希望に気...Birthday
しばらくして 気付いたんだ 本物だって熱くなって 冷やかして とっちらかってシャボン玉が食らったように はじけて消えんじゃない?そう思って加速度を 緩めてきた君にだって2つのちっちゃい牙があって1つは過去 1つは未来に噛みつきゃいい歴史なんかを学ぶより解き明かさなくちゃな逃げも隠れも出来ぬ今をIt's my birth...here comes my love
破り捨てようかないやはじめから なかったものって思おうかな?拾い集めた淡い希望も一度ゴミ箱に捨て飲み込んでおくれ巨大な鯨のようにあぁ僕は彷徨うピノキオの気分だ何かが僕を変えるはずさって夢見て暮らしている輝く光じゃなくっても消えることない心の灯りはいつも君を照らしてる祈るように 叫ぶようにこの想いがはぐれないように夢見た...Tomorrow never knows
とどまる事を知らない時間の中でいくつもの移りゆく街並みを眺めていた幼な過ぎて消えた帰らぬ夢の面影をすれ違う少年に重ねたりして無邪気に人を裏切れる程何もかもを欲しがっていた分かり合えた友の愛した女でさえも償う事さえ出来ずに今日も傷みを抱き夢中で駆け抜けるけれども まだ明日は見えず勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく...ヒカリノアトリエ
「雨上がりの空に七色の虹が架かる」って そんなに単純じゃないこの夢想家でもそれくらい理解ってる大量の防腐剤心の中に忍ばせる晴れた時ばっかじゃない湿った日が続いても腐らぬようにたとえば100万回のうちたった一度ある奇跡下を向いてばかりいたら見逃してしまうだろうさぁ空に架かる虹を今日も信じ歩き続けよう優しすぎる嘘で涙を拭い...I Can Make It
明け方 非現実的な夢をバスタブに浮かべてみる身体は疲れてるのに目は冴えるやるべきことは沢山「追いかけてるはずが追われてる」ここんとこは そんな日々だ「やれる」とは言ってみたけど確信はないいやむしろ自信は揺らいでるプレッシャーの前に引っ込めるアイデア後悔だけを生んで日の目を見ないままのこの願いため息に溶け 飛んでいけ全編...I wanna be there
不眠症になりそうな寝苦しい夜がここ数日間続いて あるとき思い立った似たような瞬間は これまでもあったでも今回はリアルだ 昨日の自分にさよならさいちばんタフな靴を選んでまた 装飾のない服を着て音楽は俺の頭の中で鳴らしてくI wanna be there「アホらしい」って もう一人の俺が言うぜでも聞こえないんだ今はI wa...運命
招かざる客で当面 構いはしないけどいつの日か君のベートーベン「運命」奏でよう僕が導くこの道の先には虹が架かっているよ疑うんなら付いて来てごらん 手を取って惚れた腫れたの恋愛をバカにしてたのです浅はかで欲深いと鼻で笑ってたミイラ取りはただいま満を持してミイラになりました頭の中はメリーゴーランド キラキラしてるどこからとも...蜘蛛の糸
心は今 あらゆる可能性を網羅して君へと向かう か細い糸を選んだそれは蜘蛛の巣 或いは罠に誘う澄んだ糸体中に纏い死んだとしても本望荒れ茂る木々の暗がりで夜露の滴(しずく)に濡れて煌めくその美しき糸を指で触れるよこの想いを闇雲に振りほどこうとしてでも出来なくて余計にきつく絡まるだけ恋の終わりの虚しさを君だって知っているだろ...幻聴
やっと一息つけるねって思ったのも束の間また僕は走り出す決してのんびり暮らすのが嫌いなわけじゃないでももう一度走り出す観覧車に乗っかった時に目にしたのは地平線のある景色そこで僕は手に入れたんだ遮るもののない 果てなく広がる世界夢から夢へと橋を架けて渡るそんなイメージが駆け巡り向こうで手招くのは宝島などじゃなく人懐っこくて...斜陽
「夏が終わる」その気配を陽射しの弱さで無意識が悟るような時の流れ 音をたてぬ速さで様々なものに翳りを与えてゆく心の中にある 青い蒼い空今尚 雲一つなく澄み渡る陽気な声がそこには響いてて青空の下 人は集い笑ってるビルの影が東に伸びて家路を辿る人の背中が増えてくその営み それぞれの役割を果たしながら 背負いながら歩いていく...進化論
この世界に生まれ持って携えた使命がもしあるとしたら それはどんなものだろう?大それたものでは きっとないなだからと言って どうでもいいことじゃ寂しい気もする大小の様々な歯車が複雑に絡み合い今日も廻ってる あぁ この世界 愛しき世界君と廻してる進化論では首の長い動物は生存競争の為にそのフォルムを変えてきたと言う「強く望む...