桜井和寿
「94」Jewelry
まるで 誰かがドブに落としたプラスティックのJewelryそれがこの想い 醜い光を放って結局 拾い上げられなくたって束の間 あの人の目に留まれば心は笑顔になる沈むような気持ちがある日々の中に滲み出た泥水に浸かってでもどうか あの人へと向かう想いイノセントなまま誇らしく輝いていたいの残酷 優しさに飢えてるんで扱いなれた振...Starting Over
肥大したモンスターの頭を隠し持った散弾銃で仕留める今度こそ 躊躇などせずにその引き金を引きたいあいつの正体は虚栄心?失敗を恐れる恐怖心?持ち上げられ 浮き足立って膨れ上がった自尊心?さぁ 乱れた呼吸を整え指先に意識を集めていく僕だけが行ける世界で銃声が轟く眩い 儚い 閃光が駆けていった「何かが終わり また何かが始まるん...遠くへと
110km/h を超えたところで車体がぶれてアクセルを戻した 風の強い午後首都高速を抜けて さらにその向こうへと目的地は心の赴(おもむ)くままに委ねて遠くへと遠くへと自由を浴び走る僕のことを誰も知らない そんなところへとカーブを曲がる度に 迷いをひとつ落としてくそこからまた僕をはじめる遠くへと遠くへと日常を捨て走るまだ...FIGHT CLUB
99年 ミレニアムを間近にしてナチュラルハイ世界中が浮足立ってたそしてお前は ファイトクラブでブラピが熱演してたイカレた野郎に憧れてた皮肉で染まった色眼鏡かけてそこからすべてのものを見下し仮想敵見つけそいつと戦ってた誰も相手になんかしてないのに例え敵でも 嫌いな奴でもひとりより まだマシだった孤独がいちばんの敵だった戻...fantasy
隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう知られちゃマズい たいそうな話は特にないけれどゴミ箱に投げ捨てたファンタジーをもう一度拾い上げたら各駅電車をジェットコースターにトランスフォームして[不可能] のない旅へ「誰もが孤独じゃなく 誰もが不幸じゃなく誰もが今もより良く進化してる」たとえばそんな願いを 自信を 皮肉...足音 ~Be Strong
新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた昨日までと違った自分の足音が どこか嬉しくてあてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて「こんなことも最近はしてなかったな...」って ぼんやり思った舗装された道を選んで歩いていくだけそんな日々だけど もうやめたいんだ今日はそんな気がしてる夢見てた未来はそれほど離れち...放たれる
閉じ込められてた気持ちが今静かに放たれていく重たく冷たい扉を開けて微かな光を感じるあきらめかけたいくつかの夢 希望 憧れ 幸せ朝顔が空に伸びるみたいにその光をたぐり寄せる右へ左へ 迷いながらその度に蔓を巻き陽のあたる場所に登りたいあなたもそこに来てもう一度その温もりにその優しさに包まれて生きたい払い落としても 消えない...シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
愛想なしの君が笑ったそんな単純な事で遂に肝心な物が何かって気付く打ち明け話にあった純情を捧げたっていう奴に大人げなく嫉妬したりなんかしてねえ 等身大の愛情で挑んでるのに世間は暗い話題恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲームいつだって君は曖昧なリアクションさ友人の評価はイマイチでもShe So Cute順番を待ってたんじ...シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
愛想なしの君が笑った そんな単純な事で遂に肝心な物が何かって気付く打ち明け話にあった純情を捧げたって奴に大人げなく嫉妬したりなんかしてねえ 等身大の愛情で挑んでるのに世間は暗い話題恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲームいつだって君は曖昧なリアクションさ友人の評価はイマイチでもShe So Cute順番を待ってたんじゃ...ファスナー<with 桜井和寿(Mr.Children)>
昨日 君が自分から下ろしたスカートのファスナーおよそ期待した通りのあれが僕を締めつけた大切にしなきゃならないものがこの世にはいっぱいあるというでもそれが君じゃないこと今日 僕は気付いてしまったきっと ウルトラマンのそれのように君の背中にもファスナーが付いていて僕の手の届かない闇の中で違う顔を誰かに見せているんだろうそん...fanfare
悔やんだって後の祭りもう昨日に手を振ろうさぁ 旅立ちのときは今重たく沈んだ碇を上げcongratulations! 今胸に高鳴るファンファーレ!もう色彩階調(gradation)は無限で脳に紙吹雪よ舞え!覚悟なき者は去れあてどない流浪の旅Nobody knows 航海の末路例えて言うとすれば 僕はパントマイムダンサーで...Tomorrow never knows
とどまる事を知らない時間(とき)の中でいくつもの移りゆく街並を眺めていた幼な過ぎて消えた帰らぬ夢の面影をすれ違う少年に重ねたりして無邪気に人を裏切れる程何もかもを欲しがっていた分かり合えた友の愛した女(ひと)でさえも償う事さえ出来ずに今日も傷みを抱き夢中で駆け抜けるけれどもまだ明日は見えず勝利も敗北もないまま孤独なレー...Tomorrow never knows
とどまる事を知らない時間(とき)の中でいくつもの移りゆく街並を眺めていた幼な過ぎて消えた帰らぬ夢の面影をすれ違う少年に重ねたりして無邪気に人を裏切れる程何もかもを欲しがっていた分かり合えた友の愛した女(ひと)でさえも償う事さえ出来ずに今日も傷みを抱き夢中で駆け抜けるけれども まだ明日は見えず勝利も敗北もないまま孤独なレ...