• つじあやの

    「158」
  • 愛していること

    愛していること

    さあ声を聞かせておくれ 君のことが知りたいから大声で叫んでもいいよ 空は果てなく広いから茜色に染まった夕焼けに照らされてコスモスが揺れている愛していること 愛されてること忘れかけていた心に気付いて僕は僕のまま 君は君のままもう一度手をつないでありふれた言葉探そうさよなら言わないでおくれ 君のそばにいるよ ずっと大声で泣...
  • 新しい日々

    新しい日々

    横浜の海で汽笛を聞いたり人混みの中で願い事したり慣れない着物を着て笑いながら手をつなぎ歩いてる人気のない渋谷を通りすぎておかしいねと君が僕に笑った何なら自転車で二人乗りしてあの坂を下りたい今年も二人でどこまでも行こう不安な夜もきっと星空に変わってく幸せが訪れるから郵便ポストに届いたカードの枚数競ってはケンカをしたり今年...
  • お天気娘

    お天気娘

    明日は晴れるさ 君の言う通りさ叶わないよ お天気娘つらりつらりと空を歩くような願いごとしても必ず叶う早く僕の夢 叶えておくれよ何でも出来る君じゃないかつらい時には涙流そう大雨降らせば心も晴れるずっと一緒に ずっと二人で明日は晴れるのさ 君がいるならぽたりぽたりと雨の降る朝もふわりふわりと雪降る夜もガラス窓からそっと見つ...
  • チョコレート

    チョコレート

    涙こぼれないように 君を失わないように愛を打ちあけられたら 君が笑ってくれたら二つの心がとけあうチョコレート君だけにそっと届けてあげるから甘くてほろ苦い私の恋をそっと包んでる強くて頼りない愛しい君の手で受けとめて涙こぼれ落ちても 君に会えなくなっても愛を打ちあけられたら 君が笑ってくれたら二人の心がとけあうチョコレート...
  • 月

    また丸い月が出てきましたねあの日は二人で屋根にのぼって手と手をつないで見ていましたね今年もなんとかお目にかかれてこのままずっとここにいようか果てしない夜 いくつも越えて君と二人で恋に落ちた空に浮かぶ月に願いかけて僕は君を見つめたどんな優しい言葉よりも甘いくちづけしてまた丸い月が出てきましたねあの日も二人を闇にくるんで光...
  • 春色のワンピース

    春色のワンピース

    僕のかわいいベイビーほらその手を伸ばしてつかまえてごらん まだ見ぬその夢きっと見つけられるさ今つぼみの桜も あと少しで美しい花になるむずかしい顔をして うつむいた横顔も誰よりも愛しい人だから何もかも抱えこまないで明日町に出ようよ ほら電車に揺られて買いに行こう 春色のワンピースまだ寒い三月の優しい陽ざしの中目を閉じて心...
  • ブルー

    ブルー

    忘れてほしくないの 僕だけ見つめていて誰もじゃましないでおくれ五月の空の下でわがまま聞いてあげる誰にも見せない顔をして困らせて愛はまぶしいブルー 時にあいまいなブルーいつもそばにいるけど手探りで探してる君は悩ましいブルー やがて愛しいブルー何故に切ないくらい鮮やかすぎる空心はブルー聞かせてほしくなるの 僕だけ愛してるっ...
  • 星降る夜のクリスマス

    星降る夜のクリスマス

    叶わない願いなら あの星空に浮かべてしまおういつの日か いつの日か君のその手に舞い降りてくるよそして二人は愛する瞳と瞳見つめ合って ぎゅっと抱きしめるのさ君がいるなら何もいらないずっとこのまま世界を止めて 熱い吐息燃えるよな くちづけしよう星降る夜のクリスマスの木の下で君を信じた凍えそうな想いなら あの星空に浮かべてし...
  • ゆびきり

    ゆびきり

    耳を澄ませば聞こえてくる君を想えば聞こえてくる僕の名前を呼んでくれた君を誰より愛している今長い距離を隔ててる二人でも心だけは繋がれているよああ もう何度も そうゆびきりして小指と小指絡ませてたでも もう必要ないねどこにいても信じてる君の声を耳を澄ませば聞こえてくる窓がガタガタふるえている冬の夜空を舞う木枯らし君が突然恋...
  • 愛の真夏

    愛の愛の真夏を探して愛の愛の私に戻るのもう靴はいらない 裸足でかけ出したいのああ あなたとならきっと走り出せるわ暑い風が吹く 空をこがしてひまわりみたいに恋がしたいの愛の愛の真夏を探して愛の愛の私を叶えて暑い風が吹く 空をこわして砂漠みたいに愛が欲しいのひまわりみたいに夢が見たいの愛の愛の真夏を探して愛の愛の私に会える...
  • いつも君のそばに

    どうしてかな どうしてかな君がそばにいてほしいなそんなふうに考えてたどうしてかな どうしてかな君の声が聞こえているこんなふうに歌っているあれは夏の昼下がり君が僕に笑ったから僕の心ときめいて恋にゆらゆらゆらゆらゆらめいてはああ もう何もいらない忘れかけていた言葉たよりに果てしなく果てしなく君を愛しているどうしてかな どう...
  • Shiny Day

    ゆっくりと君とキスをした夜明けああ 波の音が寄せては返す甘い夢がこの砂浜にとけて暁色の朝が空に広がって君をもっともっと綺麗にする僕らは何度でも生まれ変われるのさ悲しみも喜びも太陽にとけてゆく忘れない 離さないこの夏をこの胸に抱きしめて今僕ら走りだせるゆっくりと君と恋をした日々がああ 波のように寄せては返す甘い吐息この潮...
  • 恋はやさしく

    恋はやさしく

    君の朝にあかりがさしこんで春の花を連れてきましたそうもうすぐ僕ら 悲しみを忘れず幾億もの夜をこえてみせようきっとほほえみ絶やさず君を愛してるって言ってもいい頃かなそろそろ 恋は優しくなりましたひとつずつ 君を知ってゆこう君の胸に光がとけこんで春の風と揺れていましたそうもうすぐ僕ら とまどいを恐れず幾億もの願い とげてみ...
  • たましい(春らんらん編)

    たましい(春らんらん編)

    らんら らんら らんら らんららららんら らんら らんら らんららら…うなづいてばかりの君のこと好きになってしまった 春の午後やけに明るい陽のせいさちょっときれいに見えたから次に会った時は何話そうどんなことが君を笑わせる何も知らない僕だけがとり残されたみたいだ眠れない夜に君がくれた 星空を眺めても世界中の人が幸せでも ...
  • 春風

    春風

    君と初めて出会った場所は春が来たところ交わす言葉は台詞みたいに声にならなくて優しい気持ちが僕を包んでるもう一度会いたい春風に誘われて恋に落ちたまぶしいくらいの君に恋をしてるありのまま 僕のまま君を想う春風よ 僕にほほえんでおくれよ君と初めて出会った場所は春が来たところ桜の花も揺れていました まだ咲いていてねすれ違う君の...
  • 黄金の月

    黄金の月

    ぼくの情熱は今や流したはずの涙より冷たくなってしまったどんな人よりも上手く自分のことを偽れる力を持ってしまった大事な言葉を何度も言おうとして吸い込む息はムネの途中でつかえたどんな言葉で君に伝えればいい吐き出す声はいつも途中で途切れた知らない間にぼくらは真夏の午後を通り過ぎ闇を背負ってしまったその薄明かりの中で手探りだけ...
  • お世話になりました

    お世話になりました

    明日の朝この街をぼくは出てゆくのです下宿のおばさんよ お世話になりましたあなたの優しさをぼくは忘れないでしょう元気でいて下さい お世話になりました男なら夢を見る いつも遠いとこを煙草屋のおばあちゃん お世話になりましたお金がない時も あとでいいといってハイライトをくれた お世話になりました新しい生き方を ぼくは見つけて...
  • 結婚しようよ

    結婚しようよ

    僕の髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり 町の教会で結婚しようよ whm…古いギターをボロンと鳴らそう白いチャペルが見えたら仲間を呼んで花をもらおう結婚しようよ whm…もうすぐ春がペンキを肩にお花畑の中を散歩にくるよそしたら君は窓をあけてエクボを見せる 僕のために僕は君をさらいにくるよ結婚しようよ whm…雨...
  • シャ・ラ・ラ

    シャ・ラ・ラ

    何するにせよそっと耳元で語ろう例えば言葉が無くても心は不思議な期待など持てるこの頃Let me try to be back to this place anydayLet me try to be back to this place anyday女誰しも男ほど弱かないわ乱れた暮らしで口説かれてもイヤ横浜じゃトラディ...
  • Swallowtail Butterfly ~あいのうた~

    Swallowtail Butterfly ~あいのうた~

    止まった手のひら ふるえてるの 躊躇してこの空の青の青さに心細くなる信じるものすべてポケットにつめこんでから夏草揺れる路線を遠くまで歩いた心に 心に傷みがあるの遠くで蜃気楼揺れてあなたは雲の影に明日の夢を追いかけてた私はうわの空で別れを想った汚れた世界に悲しさは響いてないどこかに通り過ぎてく ただそれを待つだけ体は体で...