• 野中"まさ"雄一

    「249」
  • 青空よ 寂しくないか?

    青空よ 寂しくないか?

    もしも 空のどこかに君が住んでいるなら僕は時々見上げてみようもしも あの太陽が君の微笑みならばどこにいたって微笑みを返そう今 僕が遠くに見えても木々の隙間の陽射しは心に届いてるから青空よ寂しくないか?季節は過ぎてくそばにいた雲たちも追われるように…新しい風どこからか吹いてすべてが流されて空に青だけ残ったもしも この雨粒...
  • 家出の夜

    家出の夜

    夢まで寝静まる街ベッドから抜け出して大人を起こさないように足音を殺した兄貴のバイクのエンジンをかけてどこかへ行こうと思った風の中を…当てなんか何もないよここではない 遥かな地へ与えられた手堅い未来意味はないだろうこみ上げる情熱とは今すぐ走り出すことさ僕は宣言するよ家出の夜家族を愛しているけど手紙を読んでくれ見えない鎖を...
  • 桜の花びら ~前田敦子 solo ver.~

    桜の花びら ~前田敦子 solo ver.~

    教室の窓辺にはうららかな陽だまりあと僅かの春のカレンダー授業中 見渡せば同じ制服着た仲間たちが大人に見えるそれぞれの未来へと旅立って行くんだねその背中に夢の翼(はね)が生えてる桜の花びらたちが咲く頃どこかで 希望の鐘が鳴り響く私たちに明日(あす)の自由と勇気をくれるわ桜の花びらたちが咲く頃どこかで 誰かがきっと祈ってる...
  • 希望について

    希望について

    その手 伸ばしても今は(今は)届かないよ僕たちの夢はもっと(もっと)遠くにあるんだ夜空の星だって何億光年の彼方暗闇の先に輝くもの希望について僕は語ろう名もなき詩人のように(ように)熱く(熱く)君が涙に暮れているなら慰めよりもやがて(やがて)白む(白む)空を語ろうか?愛を探してもすぐに(すぐに)見つからないよ自分の方から...
  • 虹の列車

    虹の列車

    風の駅で待ってる陽射し空を渡る雲の線路僕は時計をチラリ眺めてそっと深呼吸したんだ君は「行くな」と引き止められてるのか?愛を振り切れるか?虹の列車が時刻通りに夢に向かって出発するよ君と一緒に旅立ちたいんだすべて捨ててやって来い!同じ土地で生きていたら当たり前の今しか見えず遥か彼方 目指しながら世界 広いねって気づこう君は...
  • 大人ジェリービーンズ

    大人ジェリービーンズ

    土曜日の遊園地で最初に乗ったのは子どもの頃に 好きだったコーヒーカップ初めてのデートだから向き合うと恥ずかしくて横に座って ハンドルぐるぐる回したタイプじゃないとずっと言っていたのに2人は いつのまにかお似合いのカップルみたいだねジェリービーンズ口の中 入れた時ふいに顔が近づいて唇 盗まれた12秒くらいはそのまま動けな...
  • 残念少女 -渡辺麻友 ver.-

    残念少女 -渡辺麻友 ver.-

    まわりの大人たちが私をダメにするの「汚(けが)れを知らない」なんてどこを見て言うのだろう?あどけないフリしてればナイフだって隠し持てる残念少女見かけと違うのよ心の中 棲(す)みつくルシフェル騙しているの笑顔のその下で赤い舌(ベロ)を出す止まらない二重人格叱らないやさしさでは若さがつけ上がるよどこまで無茶をすれば強がりに...
  • 希望の花

    希望の花

    ほら希望の花が咲く心の片隅に…無理だと思ってほったらかしていたのにね夢のタネを埋めても全部 芽なんか出ないよみんな 一生懸命地味に努力していても…だから あきらめたくなるいっそ その方が楽だし…逃げる言い訳ばかりずっと 考えてた生きていてもいいことなくて拗ねるしかなかった今日まで…でも希望の花が咲くある時 突然に…苛立...
  • guilty love

    guilty love

    Secret love guilty loveこのままずっとSecret love guilty loveendless…底の見えない沼のような 場所にひとりで待つ余裕のある微笑みからは 逃げられないのね華奢な指に光るあなたの 幸せの証そんな金属の首輪 早く捨てちゃえばいいのに…年の差なんて壁じゃない境遇なんて 関係な...
  • 西瓜BABY

    西瓜BABY

    西瓜BABY世界で一番好きだよ瑞々(みずみず)しい「その笑顔が好きだ」西瓜BABY眩しい太陽の下で「輝いた」君は真夏のマドンナ田舎道 ぽつんと屋根のあるバス停僕を迎えに来た幼なじみさ久しぶりの帰郷ノーメイクの君と変わらないすべてにほっとしてるんだ恋人はできたのか?冗談っぽく聞いたのは去年よりキレイだから西瓜BABY今ま...
  • 不毛な夜

    不毛な夜

    軽蔑って言葉はいつも自分がそう 上から見てる僕は違うと馬鹿にしながら同(おんな)じ人間なのに何を蔑(さげす)んでるんだろう?いつも笑顔は強(こわ)ばっている教科書 机に立てるみたいにこっち側に 入るなよどんな愛も拒絶してしまうんだ不毛な夜に僕は生きるのが苦しくなるよ自分が神のようにこの世界を創る力もなく批判ばかりしてる...
  • ぐぐたすの空

    ぐぐたすの空

    僕たちの世界は思うより小さすぎてそう 息苦しくなる新しい誰かと出会って話したいならそのドアを開けてごらん陽射しの中で輝く命小鳥は歌い花は風と踊るガーデンで…空に手が届くか?踵(かかと)を上げてみようか遠い山が1ミリ低くなる空に手が届くか?心を背伸びしようか白い雲がさっきよりも少し近づいたかも…まだ会ったことないいろいろ...
  • 3つの涙

    3つの涙

    穏やかなその微笑みには陽射しのようなぬくもりがある何となく落ち込んだ時にあなたを見るとほっとするんだ偶然の出来事後悔してても意味なんかない大事なこととはこれから涙は3つある頬に落ちる雫悲しい涙嬉しい涙それ以外に…涙は3つある人は誰もみんな悲しい涙嬉しい涙もうひとつね過去はチャラにして未来を準備するよ新しい 次の涙その痛...
  • なんて銀河は明るいのだろう

    なんて銀河は明るいのだろう

    心 覗いたらもっと つらくなると知っただから 目を逸らし嘘はすべて聞き流すの見慣れた橋が記憶より長くて我慢してたのに涙が溢れて来るなんて銀河は明るいのだろう夜空いっぱいに…星の光滝のように落ちる深い暗闇がいくつあっても憂鬱にならない見えるものは輝きだけなんだ口を開(ひら)いたらたぶん 聞き分けよくなるわ何も話さずに背中...
  • 目が痛いくらい晴れた空

    目が痛いくらい晴れた空

    頬を膨らませて風船に息を送る胸に溜め込んでた願いをそっと吹き込むように…空は目が痛いくらい晴れている雲のない青が続いている風よ 遠いどこかへ連れてって!いつの日か私の夢 叶う場所もっと空気よりも軽くなきゃ浮かばないね何度も失敗して心のもやもやを捨てるんだ空は目が痛いくらい鮮やかに迷いない青に塗られている風よ 私のために...
  • あうんのキス

    あうんのキス

    Ah! Ah! 君の頭の中Un! Un!…お見通しさAh! Ah! 何を考えてるかUn!…すぐにピンと来るよカラフルな遊園地ときめきのジェットコースターでポップコーンこぼしちゃってまずい雲行きあうんの呼吸でキスして機嫌直して Yeah! Yeah! Yeah!いつもの感じで愛して理屈じゃなくて ちゃんと僕が見てるAh!...
  • 終わらないアンコール

    終わらないアンコール

    瞼(まぶた)を閉じれば今でもずっと鳴り響いているよ思い出の彼方から終わらないアンコールラストステージ力の限り歌い踊って燃え尽きたくて…同じ夢手を伸ばし支え合った仲間その汗もその涙も人生で最高の花束になる眩しいスポットライトはまるで光の道案内未来へと続いてる終わらないアンコール袖へとハケたらスタッフたちが何も言わずに抱き...
  • 新宿優等生

    新宿優等生

    深い夜が通りの向こうから押し寄せる客待ちのタクシーネオン(あかり)灯す学校はつまらない友達もいないし…でも家に帰ったって誰もいない暗い平日そう私新宿優等生ここでは優等生言うことを聞くよ ほらいつだって新宿優等生噂の優等生AH- 悪いことも何でもできる人の群れが私の心を弄(もてあそ)ぶイケメンのホストが甘く誘う叱ってなん...
  • 今さらFall in love

    今さらFall in love

    外苑前のカフェテラス左斜めのテーブルで聞き覚えある笑い声すぐに君だってわかったよ久しぶり(久しぶり)元気かい?(元気かい?)何にも変わってないね偶然の(偶然の)再会は(再会は)愛の間違い探し今さらFall in loveどうにもならないあの時 どうして君と別れちゃったんだろう今さらFall in love何も始まらない...
  • ゆるら

    ゆるら

    ゆるらゆるらと雪が降りはじめた君とのお別れの日悲しみが大きすぎて 雪の冷たさは感じなかった真っ赤にかじかんだ指先は恐さで固まっていた君が消えてしまう事が 何よりも恐かったがんばらないと 笑えない時がんばっても 笑えない時泣いたっていいってこと君が教えてくれたからあの日 神様にお願いしたんだ君がいなくなるくらいなら代りに...