後藤次利
「494」桜が手を振る前に
桜が手を振る前に私は1人明日に旅立ちます桜が手を振る前に4月の花をこの胸に飾らせてとっても楽しかった時が風の向こうに春を連れて来たもう陽射しが角度を変えて淡い緑の空が高くなったAh- 流れる雲はAh- 誰にも止められない別れはわかっていても素敵な日々をどこかに忘れないで別れはわかっていても眩しい今をアルバムに閉じ込めて...神の摂理を知らされたまふ
この世界中の女の涙はいつでも量(かさ)など同じさだろう?泣いてる奴達がいるかと思えば何処かで笑った声が聞こえる神が決めちまった摂理にああだこうだと慌てふためくAll God knowsなる様になっちまえカタはつくさなる様になっちまえカタはつくさ惚れたばっかりに悩みも尽きない一山当てても同じさだろう?キレる奴達ほど体が動...悲しみのトリスターナ
窓に集めた夜明けがブルーのインクみたいさ君はソファーに凭れて淋しそうな人魚トリスターナその長い髪をほどかないでトリスターナ僕の好きだったあの日 出逢った君でいて2人過ごした時は何も気がつかなくて少し離れた後で愛がわかった青春のフォトグラフはいつだって不器用すぎて 傷だらけだよ僕達のこわれかけたこのハートを君の笑顔でそっ...さよなら Back Stage Kiss
彼を乗せたバスが消えてゆく“遠い町で待ってるよ”夜において去った 耳打ちにうなずいたわ あいまいに…ちっぽけなギグのヒーローからメジャーになるチャンス最後の Number Back Stage Kiss 涙の花束もうすぐ Yesterdayあなたの歌は 愛を生き方を 強さを教えた青春だった 今日まで…そっとしのばせたの...シャングリラの夏 (Long Version)
シャングリラが見えなかった幼い頃の私はサントロペの青い海でいとこに恋をしていたあの夏小さなヨット沖に出て冒険者を気取ったね光と影の離島触れるだけのキスせがんだ困っていたその理由がわからなくて泣き出したシャングリラが見えなかった幼い頃の私は愛の意味も知らないのに不思議な気持ち感じたあの夏セイルを下ろす灼けた背に海の雫かけ...ジョバンニのささやき
あの日の夢なら 海に沈めた…踊りましょうね 素足からめ疲れて眠る 夜明けまでふるえる程 ヒミツだから耳の近くで ささやいて滑り堕ちる シルクの恋サイレンス 夢中です月夜の 素肌は危ういもので メロディー“サヨナラ”したのは鏡の割れた あの日私だけの 未来でした目の前に棲む この愛がフンワリ・フワ・シフォンの風辿りつく ...赤道を越えたサマセットモーム
遥か彼方の (遥か彼方の)水平線 (ホライズン)夕暮れの海 (夕暮れの海)静かすぎて (サンセットシー)甲板の (甲板の)チェアーに寝そべってぼんやり (1人) 見つめてた天気予報は (天気予報は)台風だと (ハリケーン)聞いているけど (聞いているけど)信じないわ (私)船旅は (船旅は)退屈すぎるけど時間を (きっ...やさしさなんていらない
冬の海辺に打ち寄せる真赤な夕陽の花束砂に消えてまるで群にはぐれかけたかもめみたいに私はひとりきり昨日の電話受話器の中子供を叱る声がしたやさしくなんてしてくれなくてもいいもういちどああ 今すぐに会いたいあなたを好きになってはいけないことわかっていても波は寄せるわざとわがまま言うたび叱ってくれないあなたの距離を知った待って...さよならは言わないで
夕陽がこぼれた坂道緑の木々が風に揺れるAH- 錆びた停留所バス待っていたのあんなに楽しかったのにどうして先に行ってしまうのAH- みんなを残してなぜ 1人きりああ悲しい瞳伏せながら俯いた胸の痛み時が過ぎれば別れは来るものよねえわかって!さよならは言わないで涙顔似合わないもういちど微笑んでありがとうと…そんなに小さなカバ...ノーブルレッドの瞬間
ジュータンのような 夕陽を空に敷きつめて少しずつ 秋が遠くの街を 色づける振り向いてよ あの頃の 友達みたく戻れないと知っている 恋なのにノーブルレッド 今は消えないであなたの腕に 抱かれたままで 吐息で囁いたノーブルレッド 今は消えないでふたりの心 染めるみたいに 黄昏て 沈むの瞳は陽射しの湖やさしさは時に 誰かを傷...