• 後藤次利

    「494」
  • 桜が手を振る前に

    桜が手を振る前に

    桜が手を振る前に私は1人明日に旅立ちます桜が手を振る前に4月の花をこの胸に飾らせてとっても楽しかった時が風の向こうに春を連れて来たもう陽射しが角度を変えて淡い緑の空が高くなったAh- 流れる雲はAh- 誰にも止められない別れはわかっていても素敵な日々をどこかに忘れないで別れはわかっていても眩しい今をアルバムに閉じ込めて...
  • 20歳

    20歳

    あなたの噂なんて 聞きたくなかった遠くの街へと 旅立つなんて…心をあやしながら 忘れていたのに思い出の糸を 手繰ってしまったああ 夕陽が流れる空白い雲が静かに染まっていく20歳前の恋なら 涙で終われたけどもう 泣き疲れて 頬づえつけない20歳前の恋なら 涙で終われたけど今 愛を追って 時を走ったサヨナラを言えば 答えに...
  • 神の摂理を知らされたまふ

    神の摂理を知らされたまふ

    この世界中の女の涙はいつでも量(かさ)など同じさだろう?泣いてる奴達がいるかと思えば何処かで笑った声が聞こえる神が決めちまった摂理にああだこうだと慌てふためくAll God knowsなる様になっちまえカタはつくさなる様になっちまえカタはつくさ惚れたばっかりに悩みも尽きない一山当てても同じさだろう?キレる奴達ほど体が動...
  • 輝きの描写

    輝きの描写

    何にも描けない スケッチ・ブックに夕陽が絵の具 こぼした気づくと心は グランドを見てるまぶしい君に 魅かれてI Can See…顔はわからないけど君の夢が 見えるの恋とか青春とか 大人達の言葉使うと何かが 壊れるからこのままみつめたいの 尖った風の中勇気をふれあう ボク達の言葉はただ 輝きだけ便箋に書けば 二文字で終わ...
  • 雨の木

    雨の木

    溜息をついたみたいに霧雨が白く煙った夜明けの森のコテージこごえそうな指先暖炉の火に翳しても配達されない伝言レイニーツリーガラス窓の向こうポツンとひとり佇んでる愛はあの日忘れられたように悲しい雨に打たれたままで今はただ 目を閉じてひと夏の淡い緑がすれ違う二人のように時のインクに 消されて郵便受け震わすつめた過ぎる風の音心...
  • 悲しみのトリスターナ

    悲しみのトリスターナ

    窓に集めた夜明けがブルーのインクみたいさ君はソファーに凭れて淋しそうな人魚トリスターナその長い髪をほどかないでトリスターナ僕の好きだったあの日 出逢った君でいて2人過ごした時は何も気がつかなくて少し離れた後で愛がわかった青春のフォトグラフはいつだって不器用すぎて 傷だらけだよ僕達のこわれかけたこのハートを君の笑顔でそっ...
  • 恋のカレッジリング

    恋のカレッジリング

    恋のカレッジリング誰も知らない恋のカレッジリング2人の秘密クリスマスの夜に初めての接吻誓い合ったの恋のカレッジリングクラスメイトも恋のカレッジリング気づいてないのあの人と私のお揃いの指輪を自慢したいわいつもそばにいたいそんな夢 指先に叶えたのだから授業中でも休み時間も私達のハートだけは一緒なの遠くにいても 近くにいても...
  • さよなら Back Stage Kiss

    さよなら Back Stage Kiss

    彼を乗せたバスが消えてゆく“遠い町で待ってるよ”夜において去った 耳打ちにうなずいたわ あいまいに…ちっぽけなギグのヒーローからメジャーになるチャンス最後の Number Back Stage Kiss 涙の花束もうすぐ Yesterdayあなたの歌は 愛を生き方を 強さを教えた青春だった 今日まで…そっとしのばせたの...
  • シャングリラの夏 (Long Version)

    シャングリラの夏 (Long Version)

    シャングリラが見えなかった幼い頃の私はサントロペの青い海でいとこに恋をしていたあの夏小さなヨット沖に出て冒険者を気取ったね光と影の離島触れるだけのキスせがんだ困っていたその理由がわからなくて泣き出したシャングリラが見えなかった幼い頃の私は愛の意味も知らないのに不思議な気持ち感じたあの夏セイルを下ろす灼けた背に海の雫かけ...
  • ジョバンニのささやき

    ジョバンニのささやき

    あの日の夢なら 海に沈めた…踊りましょうね 素足からめ疲れて眠る 夜明けまでふるえる程 ヒミツだから耳の近くで ささやいて滑り堕ちる シルクの恋サイレンス 夢中です月夜の 素肌は危ういもので メロディー“サヨナラ”したのは鏡の割れた あの日私だけの 未来でした目の前に棲む この愛がフンワリ・フワ・シフォンの風辿りつく ...
  • 赤道を越えたサマセットモーム

    赤道を越えたサマセットモーム

    遥か彼方の (遥か彼方の)水平線 (ホライズン)夕暮れの海 (夕暮れの海)静かすぎて (サンセットシー)甲板の (甲板の)チェアーに寝そべってぼんやり (1人) 見つめてた天気予報は (天気予報は)台風だと (ハリケーン)聞いているけど (聞いているけど)信じないわ (私)船旅は (船旅は)退屈すぎるけど時間を (きっ...
  • 星のピリオド

    星のピリオド

    夜の空に星がひとつまるで蒼い涙みたいねあなたのやさしい腕の中今 恋が終わるの誰もいない渚に2人時の波が満ちて行くだけ素敵な思い出閉じこめて今 恋が終わるのこんな別れが来ることなんて思わなかったいつものように接吻をしてずっと離さないで夢の中に星がひとつ私達のロマンスもうピリオド肩にそっと 頬をのせて遠い空を見上げていると...
  • やさしさなんていらない

    やさしさなんていらない

    冬の海辺に打ち寄せる真赤な夕陽の花束砂に消えてまるで群にはぐれかけたかもめみたいに私はひとりきり昨日の電話受話器の中子供を叱る声がしたやさしくなんてしてくれなくてもいいもういちどああ 今すぐに会いたいあなたを好きになってはいけないことわかっていても波は寄せるわざとわがまま言うたび叱ってくれないあなたの距離を知った待って...
  • ラヴェンダーが目印

    ラヴェンダーが目印

    ガラス張りの夏空 ちがう街のTea Room聞こえなかったサヨナラ 心細くなるの髪を切ったあなたが すぐにわかるかしら逢えばなつかしく照れて ふたりは困るねすれちがいのロマンス 追いかけてきたのよキャンパスをでてゆく 彼を困らせてわざとちぎったアドレス 悔やんでいるメモリーあの日くれたラヴェンダー抱きしめたわ リボンそ...
  • ロマンスの行方

    ロマンスの行方

    鳶色の丘を越え草なびく 草原に一人きりいつの日か聞かされた永遠の楽園を探して愛に傷つき 胸を痛めて生きる事に 淋しくなったらロマンス教えてあげて忘れそうな風の道を追いかけてロマンス教えてあげて7つの海 渡るアー 夢の未来Hello きっとあの街で伝説の恋人が待ってる泣いていたって 仕方ないから沈む夕陽 肩に羽織らせてロ...
  • さよならは言わないで

    さよならは言わないで

    夕陽がこぼれた坂道緑の木々が風に揺れるAH- 錆びた停留所バス待っていたのあんなに楽しかったのにどうして先に行ってしまうのAH- みんなを残してなぜ 1人きりああ悲しい瞳伏せながら俯いた胸の痛み時が過ぎれば別れは来るものよねえわかって!さよならは言わないで涙顔似合わないもういちど微笑んでありがとうと…そんなに小さなカバ...
  • あの夏のバイク

    あの夏のバイク

    古いガレージに ほこりかぶったままずっと忘れてた 遠い風の記憶夕陽が続く赤いフリーウエイ長い影を振り切るようにあなたの背中しがみついたらこの腕から愛がこぼれた次のインター・チェンジ 降りてしまえば知らない街へと あなた行くのねそう、あの夏のバイクを せがんだのは受けとめた さよならが 息苦しくてそう、あの夏のバイクを ...
  • 夏を待てない

    夏を待てない

    ノックミー私のハートノックミーあなたの愛でノックミーたたいてごらんよハンパな恋など苦手おもいきり決めてほしい胸のあたりヘビー級のパンチ遊びじゃないのよ恋はマザコン坊やお帰りもっと強い誰かに奪われたい真っ白なTシャツのすそつかまっていきたいの Follow You!夏を待てない夏を待てないまっ赤な太陽があせらせるのよジリ...
  • ノーブルレッドの瞬間

    ノーブルレッドの瞬間

    ジュータンのような 夕陽を空に敷きつめて少しずつ 秋が遠くの街を 色づける振り向いてよ あの頃の 友達みたく戻れないと知っている 恋なのにノーブルレッド 今は消えないであなたの腕に 抱かれたままで 吐息で囁いたノーブルレッド 今は消えないでふたりの心 染めるみたいに 黄昏て 沈むの瞳は陽射しの湖やさしさは時に 誰かを傷...
  • 星屑の狙撃手

    星屑の狙撃手

    Because I love youBaby, I want youBecause I love youBaby, I want you銀河系の高層ビル誰もいない都会の砂漠アスファルトはシルクロード長い夜に孤独なランナー愛したい愛せないあなただけ追いかけて愛したい愛せない ひとりきり星屑のスナイパー 愛の銃弾闇の中 引...