秋元康
「3249」遅すぎると僕は思えない
(I don't think girl, Too late baby)(I don't think girl, Too late baby)(I don't think girl, Too late baby)(I don't think girl, Too late)あの日と 同じ服を着た君が買い物袋を抱え 確かめな...パヒュームを残せない
夜が明けるまでに 帰らなきゃいけないのでしょう?“明日 電話するよ”身勝手な合言葉ねあなたには待つ人がいて帰る家があるからパヒュームを残せない すべては夢なの燃え尽きるくらい抱かれた 後でもパヒュームを残せない シャワーで流してぎこちないくらい離れて キスして恋に落ちる時は 相手など 選べないわネクタイを神経質に 直す...言葉にしたくない天気
ポケットに女の長い髪あんなに愛していたのに行っちまったさよならなんて言えなかった別れにキスしたのがせいいっぱい秋の空はいつも気まぐれすぎて女の心にも晴れのちくもり口笛吹きながら一人歩きほっといてくれ赤信号無視したって 天気は変わらない腕を組んで歩いている恋人達も今は晴れ二年の月日は重たすぎて一人で歩くにも隣りが淋しい秋...ガンジス河へ
電話の後は夜中のバスルーム窓の月が話し相手“悪いのは 誰?”シャワーを浴びながら嫌なことは洗い流す心の排水口こんな想いどこへ行くのだろうガンジス河へ聖なる河へ流れ着いたらいいのに……ガンジス河へ聖なる河へ祈りが届くようにインドに行けばなんとかなるあやまるくらい何でもないけれど蛇口ひねるわけじゃないわいくつの海と大地を越...フワフワ
自転車のペダル漕いで緑の木々を走り抜けて木洩れ陽の滑走路Tシャツのその背中に南風 膨らませながら知らぬ間に空を飛ぶ会いたい人に今すぐに会えるよ遠くの街も近くに見えるフワフワ空気より軽く心はいつも浮かんでいたいねフワフワ空気より軽く嫌なことは 地上にもう置いて行こう……いっぱいの汗をかけば普通の水もきっと なぜかおいしい...落日
入江を過ぎる小さな船誰の想いを運ぶのだろう心の海に残したのは岸まで届くこのさざ波愛してると絶対に言えない見送るのが美しい落日のように愛してると絶対に言えないおだやかな2人には今さら……潮の流れに浮かぶ夢もやがて 時間が忘れさせる水平線は果てしなくて腕の中から見失っても引き止めては絶対にいけないあの船が目指してる港がある...思い出の味方
私のことなら心配しないでどうにか1人でやれるからやさしいあなたが思っているより女はそんなに弱くない都会へ向かう夢のレールをあなたの列車が走り出す思い出が味方をしてくれる私から選んだ答えに負けないように無理に微笑んで今は…小さなトランク 詰め込んだ愛はそのうち あなたも重くなる1人の旅には 片道切符とすべてを置いてく方が...