秋元康
「3249」Just the same …
そう友達から 君と彼のことを噂で少しだけ聞いたよもう 白いウエディングドレス選んだ頃だろうあの日に僕たちが眺めた店で夜中過ぎに鳴ってた昨夜の TWO CALLきっと 最後のチャンスJust the same… 君と同じさ2人の恋は今だって終わってないJust the same… それでも君を僕の勝手で この腕に抱けやし...Stay with me
白いセイル風を受けて瞳の海滑るボード君を腕に抱いたペイブメントのシュロの葉陰こぼれた太陽が恋の目撃者さOh... STAY WITH ME!出会ったばかりの2人心魅かれるように時の波に打ち寄せられた夏罐のコーラわざと振って吹き出す泡ふざけながら灼けた僕の肩に君は頬をそっと乗せて近づく唇はキスの水平線Oh... STAY...名前のない愛でもいい
何度も 歩いた道に 白い花が咲いてたなぜ昨日は 気づかぬまま通り過ぎていたの?生きてく その傍らに花は咲いているのに人は誰も 遠く見つめ 旅を急ぐばかり名前のない愛でもいい近すぎると見えなくなる人は愚かに 夢見るけどもう一度立ち止まって探しましょう しあわせいつしか 疲れ果てたらきっと 花に気づくわ瞳を閉じれば 香るで...涙 涙のカラオケボックス
チャオ! 人生なんてチャオ! うたかたの夢チャオ! あぶくのようなチャオ! 男と女街の灯り 点灯る頃はなぜか 人恋しいアスファルトに伸びる影はどれも 孤独さ家へ帰る 群れにはぐれ今日も 1人きり忘れられぬ 未練心おまえに逢いたい傷ついた この胸を癒すには 歌うだけ涙 涙の カラオケボックス誰が この悲しみ聞いてくれるの...テレビ~時々の神よ~
テレビを見終わってなんだか 空しくなる確かに笑ってたけれど何を笑っていたのか?きっと その間もどこかの遠い国で笑顔を忘れてる人が力なく生きるどうしてだろうやけに今夜はどうしてだろう考え過ぎさ豊かな国生まれたことつらく思える Oh俺は最低さ何もしないのに時々の神よテレビはあったのさ生まれたその時からいいとか悪いとかすべて...カレンダーにイニシャル
白い開き窓テーブルを滑る太陽の光指でたどってた腕時計の針あともう少しね遠い街に住んでいるあの人逢いたくても週に1度だけカレンダーに細いペンでイニシャル書き込んでこの約束愛をこめてロマンス待ち伏せたチャイムひとつだけあの人の合図ときめきの中で腕にいっぱいの微笑みを抱えやさしい眼差し見つめ合えば ただそれだけでも言葉よりも...SUMMER EYES
コテージの窓から広がるコバルトのリーフが光れば陽に灼けた横顔ためらい少しうつむいて 少年みたいね私ひとり 街へ帰る海風 聞かせて君のせいじゃない言い出せなかった私がいけないだけよ彼女には何も知らせずにいてね遠くで見つめていたい太陽が特別眩しい息さえもできないくらいに手の平を翳して見上げた夏を少しだけ嫌いになりたいシャツ...卒業-GRADUATION-
緑の木々のすき間から春の陽射しこぼれて少し眩しい並木道手を翳して歩いたあの人と私は帰る時はいつでも遠廻りしながらポプラを数えた4月になるとここへ来て卒業写真めくるのよあれほど誰かを愛せやしないと誕生日にはサンテグジュペリふいに贈ってくれた一行おきに好きだよと青いペンで書いてたあの頃の二人は話しさえ出来ずにそばにいるだけ...