• 秋元康

    「3249」
  • 愛を巻き戻して

    愛を巻き戻して

    いつもの角の所に いるよと君と約束して電話切った昨日はごめんねなんて 言えない僕は怒ったような誘い方さケンカの訳などみんな忘れてしまったけど2つに破いた写真はそのまま あるから時は戻せやしない一人だけでは 心が滑る時は 戻れはしないせめて愛だけ 巻き戻していつもの角の所で 待ってた君がどこか違う他人みたいふざけたふりし...
  • バトル・チャレンジャー

    バトル・チャレンジャー

    孤独な狼たちが 何かに飢えたみたいにどこからか集まった 夜明け力を競い合うのは 男の本能なのか?死んでも負けられない 意地湾岸の この戦場には 闘い破れて夢 葬られた 名もないクラッシュ*開始勝利へのレッドゾーン アクセルを踏み込んで 風の噂になれ! 勝利へのレッドゾーン スピードを緩めるな 追って行けないすごい走りの...
  • Maybe I love you

    Maybe I love you

    おまえが出て行った月食の夜震えるその背中小さく見えたMaybe I love youMaybe I love youヒールが遠ざかる螺旋階段孤独な静寂を持て余すだろうMaybe I love youMaybe I love you長い夢を 見ていたようにすべて 消えてゆく途切れ 途切れ思い出すのはMaybe I lov...
  • 5分だけのわがまま

    5分だけのわがまま

    あの人の横顔を黙って見つめていればそばにいる それだけでなんとなしに落ちつけるのよどんな素敵な 言葉よりこの時がとても好きなの5分だけ わがままをそっと言わせて今だけは その瞳私のために5分だけ わがままをそっと言わせて他のことなど 考えないでDon't say…… Don't say……anymore……あの人は私よ...
  • 日本

    日本

    春は桜の花びらと 淡い陽射しの水彩画風の筆で描かれた 色づく街を遠まわり日本 ああ 日本 やさしさを知っている ああ 日本 ああ 日本 この国に生まれてよかった夏は大きな太陽と (夏は大きな太陽と)麦わら帽子の子供たち空と海の綱引きに (空と海の綱引きに)青い渚が目にしみる日本 ああ 日本 強さを知っているああ 日本 ...
  • 平塚のうわさ

    平塚のうわさ

    それは どこでも見かけるような普通のフェンス誰が 最初か知らないけれど錆びた金網に愛の願賭けてぶら下がる鍵たちねえ悲しい時 うれしい時どんな時もくやしい時 怒った時どんな感情も楽しい時 淋しい時離れないで今 伝わる平塚のうわさ鍵を私も持って来たけど自信がないの雨に晒され風に吹かれて愛の身代りに永遠を誓うほどあの人を知ら...
  • ラベンダーの約束

    ラベンダーの約束

    「ラベンダーが咲いた」絵葉書に一行のあの人が寄せた便り山の西の斜面あの頃の故郷(ふるさと)がそこにあるもう少しだけ 夢見させて欲しい遠い東京の街でもう少しだけ 探してみたい昨日と違う私に生まれ変わるまでは花の名前よりも地下鉄の路線図が大切に思えて来る淋しがり屋たちの真夜中のコンビニは吹きだまりもう少しだけ 夢見させて欲...
  • 辛口のゲーム

    辛口のゲーム

    よく冷えたワインのグラス重ね街の燈火(あかり)見おろしながらせりふなど忘れたようにそっと 二人だけの夜に乾杯熱い肌 行方(ゆくえ)は多分わかっているはず 罪なゲームさ辛口の愛がいい心を酔わせて 一夜限りの夢と辛口の愛がいいおまえの口唇 遊び上手に濡れているチャイナドレス 似合いすぎてるおまえ飾り窓を見ているようさ長い髪...
  • クリスマスキャロルの頃には

    クリスマスキャロルの頃には

    クリスマスキャロルが流れる頃には君と僕の答えもきっと出ているだろうクリスマスキャロルが流れる頃には誰を愛してるのか今は見えなくてもこの手を少し伸ばせば届いていたのに1mm何か足りない愛のすれ違いお互いをわかりすぎていて心がよそ見できないのさクリスマスキャロルが聞こえる頃まで出逢う前に戻ってもっと自由でいようクリスマスキ...
  • 恋は何んでも知っている

    恋は何んでも知っている

    パーティーを抜け出し海沿いの国道旧式のワーゲン星くずのサンルーフ酔ったふりして くどくつもりねちょっとステップ 早すぎる恋は何んでも知っている夕べ誰か他の子乗せたでしょ恋は何んでも知っている金のリング ほらね忘れものよ青ざめた夜明けに右肩が寒いわポニーテールほどいて防波堤 もたれてたこんな風に 女の子を次から次に 誘う...
  • これから

    これから

    今日まではわがまま言って来た明日(あす)からはわがまま言ってくれおまえには苦労かけっぱなしだった人生の折り返しきれいな指したおまえだったのに長いふしあわせ爪を短くして女を捨ててしまったのか?俺とこれからおまえとこれから次の華を華を咲かそう俺だけを信じてついて来た泣き事も言わずについて来た道草を喰いながら歩いた道も振り向...
  • 人生半分

    人生半分

    遠まわりをして 来たけれどどうにかここまで 来た今日さまだまだ続く 道の途中人生半分青い空の雲に似て思う間(ま)もないままに時は過ぎてゆくかたちあるものなどうたかたの幻命の限りがうつつか生き方は上手(うま)く ないけれどどうにかここまで 来た俺さ誰かにいつも 助けられて人生半分風に揺れる木洩れ陽は人の心の中の愛の見え隠...
  • 鏡の中の私

    鏡の中の私

    お元気ですか?なんて どこかよそいきみたいですねいつだって会ってるのに他人みたく 声をかけてみた弱いくせに意地っぱりでわがままで泣き虫で…わかりすぎた性格でもわからない時がある教えて鏡の中の私聞かせてよ鏡の中の私ねえ 私は今 どういう顔をしていますか?恋をするたび女の子はきれいになってゆくとそう たしか小さい頃聞いたけ...
  • 季節はずれの恋

    季節はずれの恋

    季節はずれでした 初めての恋二人は 季節はずれでした結べない ロマンス季節はずれでした 心遠くて出逢うのが 少し 遅すぎました夕暮れのステーション 金色の陽射し階段に凭れた あなたと女の人楽しそうで 声もかけられない足早に過ぎるのが 精一杯でした季節の花みたい こぼれた涙思い出 季節の花みたい振り向けば ロマンス季節の...
  • なぜ?の嵐

    なぜ?の嵐

    夜が黒い影のように この都会隠しても迷い子みたいに 家に帰れない時を刻む針が 背中を追いかける私は孤独な少女大人達はみんな わかってくれないなぜにあの人だけ 愛しちゃいけないの?彼を想う気持ち 一途 一途 一途青い 純情 止めないで雨がひとつ ふたつ みっつ 舗道に落ちて来て危ない私を叱っているわ濡れた髪の雫 心に浸み...
  • WOW WOW ~Time Of Bright~

    WOW WOW ~Time Of Bright~

    WOW WOW WOW WOW WOW WOW…WOW WOW WOW WOW WOW WOW…Baby!閉じたままの瞳 開いてごらんよIt's just the time on now!君の前に僕が見えるだろう生まれるその前から選ばれていた出逢いさずいぶん 待たせたけど愛は いつも 時間かけ育つよSay!ちょっと I...
  • 春でも夏でもない季節

    春でも夏でもない季節

    窓の雨は無関心な表情で 降り続く背伸びすれば遠くに海が見えるわ 古いカフェ頬づえついたままで テーブルのルシアンティーもうジャムが溶けないほど待ってたあの日の夜 破ったあの約束を償うとあの人から私を呼び出したのに 1時間言い訳をさせる前にもう許してあげようと少しだけ 明るめの服着て来た春でも夏でもない季節の中 1人きり...
  • 川の流れのように

    川の流れのように

    知らず知らず 歩いて来た細く長い この道振り返れば 遥か遠く故郷(ふるさと)が見えるでこぼこ道や曲がりくねった道地図さえないそれもまた人生ああ 川の流れのようにゆるやかにいくつも 時代は過ぎてああ 川の流れのようにとめどなく空が黄昏に 染まるだけ生きることは 旅すること終わりのない この道愛する人 そばに連れて夢探しな...
  • 愛し方を間違えて

    愛し方を間違えて

    抱きしめてくれた両手の強さはいつもと変わってないのに腕をほどいたら全てが終わってあなたは明日探して知らない街へと行くのね(say say say)愛し方を間違えたら突然 Broken my heart男なんてみんな同じ勝手にI say“Good-bye”出逢った時から心につもった小さな愛のすれ違いバスを見送れば昔に戻っ...
  • アチチッチ

    アチチッチ

    ちょっと 待たせたかしらそんなに怒らないで遅れた分はサービスしちゃうわ ウフフ陽射しがあなたを狙う視線はハートに当たる出逢った瞬間からドミノ倒しもっと 盛り上がりましょう一気に昇りつめてプロセスなんて気にしなくてもいいじゃない渚が私をさらう大きなウェーブになあれいちにのさんしで天国行きアチチッチアチチッチお熱い夏に恋の...