秋元康
「3239」どっちが先に言う?
何十年に一回の天体ショーを見ようってベランダに出てみたら風が思ったより冷たかった君は手すりに顎(あご)を乗せワクワクしているね隣に並んで幸せな時間 過ごそう愛してるそんなこと言葉にはしなくてもそばにいる気配で伝わるどうしても確かめるつもりなら しょうがないどっちが先に言う?僕が淹(い)れたコーヒー両手でカップを包んで「...僕はやっと君を心配できる
ガラスの窓の四角い青空何が見えてて 何が見えないのか?僕らはいつも 地球の中心で世界の全て わかってる気がした編集されたニュースのようにそこにあるのが真実じゃない大事なのは 違う角度から見上げる空晴れてないだろう?今すぐに外に出ろ! 外に出ろ!この部屋で語っても意味がない 意味がない厚い壁 ぶち破れ!風がなきゃ 風がな...命しか捧げるものがない
Lu lu lu...Lu lu lu...太陽に触れたようにジリジリと灼(や)かれる初めての情熱は加減など知らない歩道橋で待ち合わせした愛おしいMy girlfriendどうすればいい?この命 君に捧げよう今はまだ 何もない 僕でしかないけど持っている最後の切り札ここから先のことは見当もつかない叫びたい 思いの丈を…...こんな時代に…
何かを取り繕うように無駄に笑顔を振り撒いて自分に嘘をつくなんて今日で終わりにしたいんだ生きてりゃ 嫌なことくらい当たり前にあるだろう全然 落ち込んでないような元気なフリはもうできない隠してる傷口を曝(さら)け出しゃ楽になるもっと泣いたってもっと泣いたってもっと泣いたっていいんじゃない?こんな時代に生まれたことを恨んでみ...動く唇
どうしてこっち見ないの?何か理由(わけ)あるならはっきり言えばいいじゃない?Say that again! Say that again!Say that again! Yeah YeahSay that again! Say that again!Yeah Yeah Yeah YeahSay that again! ...心が目を閉じる
なんて 寝苦しい夜だエアコン 壊れてるのか?外は騒々しくて窓を開けられない嫌なことばかりが多すぎて寝不足になる誰かのせいにできるのならこんなどん底だって楽なのに心が目を閉じる 今 聞いてみる何がいけなかった? 過(あやま)ちはどこだ?本当はわかってる 全部 僕が悪いそう やりたいことも やろうとはしなかった向かう苛立ち...最強アイドルよろしく!
ワン・ツー・スリー・フォードームツアーはまだ遠くの夢だけれどいつの日かきっと紅白に出るぜ!一人でも ファンがいれば奇跡的な出会いにしてやる知らねえなんて 舐めんじゃねえぞ中途半端じゃできねえ人生懸けて 歌って踊ってみんな 幸せにするぜ最強アイドルよろしく!オイどんな苦しくても誰にも負けたくない今に見ていろ世界一になるぜ...Lonely subway
Lonely LonelyLonely LonelyLonely LonelyOh What's that?真夜中のSubwayこの車両には誰もいない窓に闇が続く星のない銀河系願い込めても叶わないOh yeahわがままなSeventeen家に帰ろうなんて思わない大人への反抗もっと上手に歳を取れたらいいのに…このままどこ...マッチ
どれだけ あなたを待ってても来てはくれない わかってた北の岬の寂(さび)れたスナック時代遅れの灰皿よマッチそっと擦って 点けた火は胸の奥を照らす愛の炎燃えて揺れてやがて消えて何も出来ずにこれで終わり最終列車が出て行った遠い汽笛の残響よ女が一人 カウンターの端氷の溶けたハイボールマッチ何度 点けてあげたでしょう風に消えぬ...季節外れのアイスレモネード
コップにはいくつもの水滴があった確かあれは 暑い夏の日アイスレモネード僕たちはただ見つめ合って黙ってた緑の中のカフェテリアはパラソルの影が日時計どこからか聴こえる蝉の鳴き声 (止まぬまま)こんなにも誰かのこと好きになるなんて (絶対)ないと思ってたのに 初めてさどうやって伝えればいいか 恋する者は (臆病だ)もし気持ち...もう一度 手を繋ぎたい
しあわせでした 毎日が輝いていた Those days明日もずっと 続くだろうって思っていた大好きでした 世界中で一番 Only one隣にいればそれだけで何も要らない大人になる階段のどこかで 自分を見失ったみたい繋いでた手の温もりは 全部夢だったのでしょうか?会いたいよ 会わないと決めてたのに 気持ちが揺れている人混...涙が枯れるまでそばにいる
涙枯れるまで泣いた後僕の言葉を待ってたね君に何も聞かなかったそれが優しさだと思った今はたとえ傷ついても微笑む日はやって来るそばにいてあげれば一人じゃないことにいつか気づいて 強くなれると君をずっと信じてた涙枯れるまで泣いたこと一生のうち何回あるか?そんな悲しみ 数えるほどだろう涙枯れるまで泣いたこときっと今回初めてなん...Keep in touch
終電のギリギリまで僕たちは離れられず改札の手前の壁で手を繋いだまま 喋った駅員に急かされながらホームへの階段を降りる一瞬だけ 君は振り向き切ない目で僕を見つめる家にまだまだ帰りたくなんかない君の気持ちが痛いほどわかるよKeep in touch どんな時も 二人Keep in touch 繋がりたい 心Keep in ...