秋元康
「3249」望遠鏡のない天文台
古い天文台まで一人きりで真夜中にこっそりと家を抜け出して来たよ今は望遠鏡も外されてる窓がぽっかり空いて夢の抜け殻のようだ僕たちは何度も見上げていたのに心の空は見ていなかったStarlight 情熱の星Starlight 青春の日々変わらずに輝いてる星空に切なくなるTonight 吹き抜ける風Tonight 夏草の匂い君...旅の途中
いくつの海を 越えて来ただろう気がつけば故郷(ふるさと)は遥か遠くだった自分探して飛んだあの日から風に身を任せるように生きて来たんだ見知らぬ土地に馴染めるのかと不安な夜もあったけど旅を続けて愛を知ったよ離れても心が通じ合えたこと見上げた空はどこまでも続く僕たちは同じ夢を見ているもっと輝く場所を求めて羽根 広げ飛んで来た...釣り堀
電車がゴトゴト走る線路近くの鄙(ひな)びた釣り堀いつもの椅子に座って青空映る水面(みなも) 糸を垂らした風もない昼下がり時間(とき)は止まったようであなたからの電話なんか待ってなくても穏やかでいられるもう寂しくない一人きりの過ごし方をやっと見つけたんだサボってみよう心をちょっぴり愛しているばかりじゃ疲れちゃうよねあくび...急斜面
君のマンションの近くまで自転車でやって来た今日こそはこの気持ちちゃんと伝えたかっただけど前には坂があって僕のこと試そうとしている足を着けずに登り切れたら告白しよう君は思ったよりも急斜面で全力立ち漕ぎしてつらいけど…そんな軽い気持ちでなんか恋をしても叶わないだろう汗びっしょりで 肩で息をして世界一好きだそばで遊んでた子供...ハルジオンが咲く頃
ハルジオンが道に咲いたら君のことを僕らは思い出すだろういつもそばで微笑んでた日向のような存在心 癒してくれた白い花の可憐さ他の色に紛れながら話しかけるきっかけもないまま何も変わらぬスタンス仲間たちは自由の意味を知った君はどうしてそんなにやさしい瞳(め)で見つめるの?悲しみや怒り 憂鬱なことはないの?風に吹かれても清々し...強がる蕾
通い慣れたホームに春風が吹きいつもよりも遅い電車を待つママに借りた小さなボストンバッグ部屋のものは先に送ってある都会の暮らしに期待と不安 入り混ざって広がるあの景色が寄せ書きに見えて来る思い出に負けないように顔を上げて微笑みながら一人で決めたことを今踏み出そう家族や友達残して旅立つ日は夢への一歩そう いつでもさよならは...Make noise
WOW WOW WOW WOWWOW WOW WOW WOW暗闇のドーベルマンが牙を剥くように不意に現れた男威嚇していた愛された記憶がない一人で生きて来た疑うことだけ覚えて暗い眼差しでやさしくされてもどうすればいいのか睨みつけるしかなかったどういう顔で泣けばいいの?誰かのことを待ってたのよ教えてもらえなかったそんな甘え...Gonna Jump
ねえ 愛しているならその場所でジャンプして!だってここからじゃ あなたが見えない目立つようにLove me do!どんな言葉で叫んでも街のノイズに消されてはっきりとは聞こえないしそれじゃ想いは伝わらない恥ずかしいならやめとけ!その程度の情熱でしょう?ねえ 愛しているなら思い切りジャンプして!他の誰より 一番高く跳んで見...LALALAメッセージ
LA LA LA LA LA LA…歌おうLA LA LA LA LA LA…仲間よ世界って広いけど声出せば聴こえる風は国境だって越えるよ悲しい出来事をニュースで知った時僕らにできるのは何だろう?遠くで涙を流すより一緒に立ち上がれLALALA はメッセージみんなで歌おうよどんな心も一つになれる きっとLALALA はメ...M.T.に捧ぐ
あの日 遠い場所で見て来た彼女はこんな坂道を登ってたのかつらい急斜面 その先も見えず石ころだらけの歩きにくい日々を…ああ 重い荷物誰より背負ってはぐれそうな仲間たちを励ますようにああ あなたになれない今さら思ってしまうよいっそ憧れだけの夢なんて諦めてしまえばきっと楽になれるでも そんな時にいつも思い浮かぶ小さな背中泣き...永遠はどこだ?
僕がどれくらい愛してるって君に語っても伝わらない本当のことは口にするほど飾りだらけで嘘っぽくなるんだいつもより黙ってる流れる時間に取り残されてく心の澱(おり)は誰にも知られず激しい感情は記憶の底に眠るだけ永遠はどこだ?僕の愛しさが Oh 叫び続けてる出口が見えない絶望だったら Oh あきらめられるけど永遠はどこだ?想い...そんな君、こんな僕
そんな君をなぜかこんな僕はずっと否定できなくて走っているその背中を太陽みたいに追いかけた手が届きそうな夢は価値がないんだ絶対に無理だって言われるくらいがいいあきらめるなんていつだってできるから引き離されても僕は頑張ろう人はどうして汗流して競い合うのか自分の存在を証明したいそんな君はいつもこんな僕の前を走り続けてる言葉な...そんな君、こんな僕 -NARUTO ED ver.-
そんな君をなぜかこんな僕はずっと否定できなくて走っているその背中を太陽みたいに追いかけた手が届きそうな夢は価値がないんだ絶対に無理だって言われるくらいがいいあきらめるなんていつだってできるから引き離されても僕は頑張ろう人はどうして汗流して競い合うのか?自分の存在を証明したいそんな君はきっとこんな僕にはない孤独に怯えてる...もどかしいディスタンス
路面電車が走り去って吹き抜けた風の向こう側君がスカート押さえながら一人立っていた(一人立っていた)約束してたわけじゃなくて偶然 ここで会ったんだできるなら話したいけれど目の前 渡れない通り過ぎる車が邪魔をする恋さ今 僕が大きな声で名前を呼べたら伝わるのに…僕が僕じゃない自分じゃないいつもと何か違う君から見えるのは誰なん...