松井五郎
「1493」暴れろ!!
誰かに従うより道は自分で決めろたとえそこが荒れ地でもつよく抱きあうように闘って生き残る安息は趣味じゃないどうせ終わりのない乱世だぜやることはひとつだめちゃくちゃになんだっていいカッコつけてみたいなら 暴れろ!!アツい血は眠らない馬鹿は死んでも馬鹿だ説教など聴かせるな華奢(きゃしゃ)な目と戯(ざ)れ言(ごと)もちょっとし...一日の長いLove Letter
東京駅靴音の嵐自分の顔もわからなくなる買ったばかりの白いブラウスも誰かに誉めてもらう間もないCopyをとってCoffeeをいれてTime Cardは一日の長いLove Letter隠れた恋の噂はひろがるそれぞれ傷をつけあって遊ぶ冷たい扉が出逢いを遮る心はカタログ選んでいるよいつのまにか名前も忘れ積んだ書類は一日の長いL...恋と弾丸
たぶん星のパーツで 夜は天然色カラーみんな 蔦のような抱擁 兎狩りならダンスホール唇にはルビー ゆるむ 安全ピンの誘惑しがらみとたくらみに酔う 恋のフーガイっちゃって お嬢さん 蝶の舞いで 甘くすっぱい行為を弾丸のキスで 胸に風穴イっちゃって プロローグの海に深くふたり沈むもいい運命をうまく出し抜いたら どこへメトロで...A moment to remember
いつもと同じ空もいつかは変わる目にしてる ものだって確かではないかけがえのない日々をしまった部屋に流れてゆく時がまた鍵をするあなたのためにあなたのためにできる ことがある心にあるのにもしかしたらふたりはふたりが見てるいつまでも目覚めない夢かもしれない幸せを描こうと開いたノートことばでは なにひとつ埋まらないあなたのため...アネモネ -歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
眠れなくて見つめている星空終わりのない夜がくる想い出はいま心を何処へ連れてゆくのだろうもう逢えない あなたの消息風に訊ねても教えてくれない抱きしめるほどふれあえないぬくもりに咲く花あなたと見たものばかり思いだしてしまう季節がまた変わるのに僕は同じ場所にいるどうして微笑みは愛を苦しめるあなたの瞳堕ちた涙青い花になったふた...ここに君がいれば -歌劇「イーゴリ公」より'だったん人の踊り'
古いカレンダーの跡積み上げた雑誌に降り注ぐ陽射し隣りの部屋で聴こえてるピアノ隠れて飼ってる誰かの犬の声ただ水のように時は流れてくあゝ ここに君がいればあゝ いまも君が…いつか観そびれた映画ポケットに眠る二枚の切符郵便受けにあふれる広告夏の絵葉書が戻ってきた午後まだ夢のようにすべて淡いままあゝ ここに君がいればあゝ いま...Pride~威風堂々
穏やかな風に 流れる雲大切な人はどこで見てる終わることのない雨などない巡る季節を 信じればいい長く冷たい夜が祈る深さを試す書いたばかりの手紙破かせてしまおうと脆い心の壁にもたれ突く手にはどれほどの力があるのか知りたい いまさぁ鳥のように 両手広げなにもない空へ 飛び立とうか何度も朝は 訪れるから心を強く 抱きしめてかな...濡れた髪のLonely
Lonely 愛がこわくてLonely 夢がふるえて心を逃げだしたいよとても Lonely 声がきけないLonely みつめられないきみを思うほど夜明けのドアをしずかに閉めてきみは靴をぬいだ泊った場所は髪の匂いですぐに気づいてしまうさとても Lonely ききかえせないLonely 知られたくないありふれた迷いならばと...業
天(あま)つ空の彼方 いたづらな浮き雲帰る夢を失くし 永遠をさすらふ雨が止むまでつかの間安らぎの眠り何度でもそう何度でも振りかざす刃(やいば)数多(あまた)の夢は傷口朱に染まる大地討てど何故か虚しい勇む牙を汚し宿業(しゅくごう)から逃れられない闇を照らす静寂(しじま) 十六夜(いざよい)の月から洩(も)れる光たちは 永...