橋本淳
「466」カナダからの手紙 with 城みちる
ラブ・レター・フロム・カナダもしもあなたが 一緒に居たらどんなに楽しい 旅でしょうラブ・レター・フロム・カナダ色づく街を 歩いていると涙がほほに こぼれてきますあなたの声を 想い出してカナダの夕陽 見つめています息が止まるような くちづけをどうぞ私に 投げてくださいラブ・レター・フロム・カナダあなたの居ない ひとり旅で...絵本の中で
夜明けの街で 男と女がめぐり逢うの ルルルルル風はきまぐれ うわきな心恋が ほしいの鏡に写した 男の細い指ピエロのように 女をさそってるだけど気まぐれ 風はきらいよ甘い甘い 恋の恋の唄は雨にしずんだ おしゃれな街角恋もぬれてる ルルルルルひとつの傘で 男と女くちびるを ふれあう昨日泣いてた 女の長い髪ワインのように 男...ブルー・ライト・ヨコハマ
街(まち)の灯(あか)りが とてもきれいねヨコハマ ブルーライト・ヨコハマあなたとふたり 幸せよいつものように 愛の言葉をヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても歩いても 小舟のように私はゆれて ゆれて あなたの腕の中足音だけが ついて来るのよヨコハマ ブルーライト・ヨコハマやさしいくちづけ も...ウィンター・コンサート
真冬の夜の音楽会で隣り合わせたあなたと私冷たいコーラをはこんでくれて元気かいって笑ってくれた気まずく別れたあの頃よりも少しやつれて淋しそうあなたは暗い廊下の隅でタバコに煙っていましたねカーテンコールは幾度目かしら別れの曲が聞こえていますもしもあなたに誘われたならきっと私はついて行くでしょう電車の音で目覚めてしまうあなた...ブルーライトヨコハマ
街(まち)の灯(あか)りが とてもきれいねヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマあなたとふたり 幸せよいつものように 愛の言葉をヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても歩いても 小舟のように私はゆれて ゆれて あなたの腕の中足音だけが つい来るのよヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマやさしいくちづけ...炎のたからもの
幸せを訪ねて 私は行(ゆ)きたいいばらの道も 凍(い)てつく夜も二人で渡って 行(ゆ)きたい旅人のさむいこころを誰が抱いてあげるの誰が夢を かなえてくれる炎と燃えさかる 私のこの愛あなたにだけは わかって欲しい絆で私をつつんで……荒野をさすらうあなたを眠らせてあげたいの流れ星は あなたのことね炎と燃えさかる 私のこの愛...ブルー・シャトウ
森と 泉に かこまれて静かに眠るブルー・ブルー・ブルー・シャトウあなたが 僕を 待っている暗くて 淋しいブルー・ブルー・ブルー・シャトウきっと あなたは 紅いバラのバラの かおりが苦しくて涙をそっと 流すでしょう夜霧のガウンに包まれて静かに 眠るブルー・ブルー・ブルー・シャトウブルー・ブルー・ブルー・ブルー・ブルー・ブ...ブルーライト・ヨコハマ
街の灯りが とてもきれいねヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマあなたと二人 幸せよいつものように 愛のことばをヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても 歩いても小舟のように わたしはゆれてゆれて あなたの腕の中足音だけが ついて来るのよヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマやさしいくちづけ もういち...真夏の出来事
彼の車にのって真夏の夜を走りつづけた彼の車にのってさいはての町 私は着いた悲しい出来事が 起らないように祈りの気持をこめて 見つめあう二人を朝の冷たい海は 鏡のようにうつしていた朝の冷たい海は 恋の終りを知っていた彼の両手をとってやさしいことば さがしつづけた彼の両手をとって冷たいほほに くちづけうけた悲しい出来事が ...或いはノイシュバンシュタイン城の伝言
白い絹の服が 哀しみをかくすあてない旅への 道が拡がるミューズと愛とオレの 恋の傷跡が運命的に この胸を縛る教会の前 燃えつきた眼を乱れ咲く 薔薇のように 紅く塗れ愛が近くに来ている 星くずが語る求め合う 魂は 救えるのか愛が近くに来ている 天体を超えて感覚や 肉体を 守り続けろ弾を込めろ夜会服の香り 華やかな過去を伝...