• 後藤次利

    「494」
  • 明日をみつめて

    明日をみつめて

    急な坂道駆け降り手を振った あなたに眩しい日差し越しに 見える笑顔がわたしの低血圧を 吹っ飛ばしてくれる昨日 お話しした 続き聞かせて入道雲をめがけて走ると青い海 辿り着くあなたの肩にもたれながらI'm gazing at tomorrow.ひとりだった足音が 姿を変えるわ心地いいリズムへ…I know that lo...
  • A song for you ~あの日のテラスで~

    A song for you ~あの日のテラスで~

    海沿いの街 走る窓から見える工場心は懐かしいあの日に舞い戻るねカセットのボリューム上げて一緒に歌った A song for you間違いだらけの歌に二人の声が弾けてた懐かしいテラス今彼女を待ってる会えなくなってから今日までを聞かせてわたしの愛した彼とは別れて一人になったのね風に聞いたのよ傷つく言葉残し飛び出す二人が見え...
  • あなたのために

    あなたのために

    FOR YOUあなたのために歌おうその心に届くようにそっと 愛の歌を……暮れなずむ都会の海一秒の凪(なぎ)の中でコンクリの壁に凭(もた)れ泣いてる人がいる傷ついた心を慰めるやさしさより今生まれ変わり 立ち直れるYou have the power.気づかせたいFOR YOUあなたのために歌おう生きているのは1人じゃない...
  • 駅へ…

    駅へ…

    青い電車 何度も見送ったあなたの町へ運ぶ想い閉じ込めて朝のホーム椅子にもたれかけて靴音たてて遊んでみる子供みたいに恋をしたら何も見えなくなってゆくのわかっていたから戸惑いつつ 眼(め)を伏せてた私が次の電車の窓に写る愛されたいのこれからは素顔の私届けたいあなたへ心のドアをそっと開けて待っているだけの恋なら思い出のままあ...
  • Kissのかたち

    Kissのかたち

    きらめく午後の日差し受け出掛けようBUICKに乗り込んで海が見えるまでこのごろ可愛くなったとあなたから言われて照れた頬 慌てて隠した会えないときには我がままが募るの困らせてばかりでごめんなさいね言葉の変わりにわたしのとびっきりKissをあげるそっと眼(め)を閉じて感じるふたりのKissのかたちずっとずっと愛してる変わら...
  • PENTHOUSEの窓辺から

    PENTHOUSEの窓辺から

    PENTHOUSEの窓辺から見送るの沈む夕陽を明かりが一つまた一つ灯ってゆくこの町に凍えた空 無数の星座たちが一人に慣れた私の胸に飛び込む遠い昔の物語をあなたがきっと暖めているの唇から唇へと大切な喜びを伝えに来て懐かしいと思うほどやすらぐ私の景色あなただけが知っていた二人出会う偶然を何処かで今 不思議な愛が揺れる誰もが...
  • 真昼の月

    真昼の月

    真昼の空 浮かんでる幻みたいな月眩しさに溶かされてまるで 私のよう砂に書いた「サヨナラ」は引き潮に消えてゆく…あの日探し続けて3度目の夏を迎えた消えない想い出の場所迷って来たけど眠らせない愛を抱えて“あの人”揺れてる今は手を繋ぐ彼が隣で微笑んでくれる何も聞かずにこうしていつもそばにいてくれるわたし気づいたの彼を 愛した...
  • もう離れられない

    もう離れられない

    自分の気持ちがわからなくなって逃げ出した街角であなたは 両手を広げて言ったわ“答えなら ここにある”抱きしめられて 泣いた近すぎて見えないやさしさに甘えて1人でも生きていけると今日まで来たけどもう 離れられないあなたからやっと気づいたのよもう 離れられないこのままでずっと そばにいたいねえ――涙を拭ってキスをしてどれだ...
  • もっとわがままなあなたでいて

    もっとわがままなあなたでいて

    真夜中のTOKYOは人の消えた廃墟のように白日の喧嘩はアスファルトの微熱になる夢を見るのはやさしいけれど見続けるには強さが 必要だわもっと わがままな あなたでいてもっと わがままな あなたでいて過ぎる時に 流されないで私だけは そばにいるから高速の曲線が都会という化石に見える生きていく戦争に傷を負った兵(つわもの)た...
  • 雪は知っている

    雪は知っている

    きっとあなたの知らない夜が来てあなたの知らない朝が来るあの日のゲレンデ今年は1人で恋人たちの中紛れて滑るあんなに愛したあなたが今でもそばにいるようで思わず 振り返る心の斜面は傷ついたけれど白い雪が降り積もれば後悔もないわきっとあなたの知らない夜が来てあなたの知らない朝が来るやがては消えてく夢だから短い季節が美しくて取り...
  • 私の明日へ

    私の明日へ

    無邪気な日々が過ぎ今あこがれも薄れてく胸の鼓動 残してひとりの部屋からさよならの涙捨てまだ見ぬ誰かを思っていたい 明日へ…自分らしさを信じて生きてく勇気を夢に変え向かって行こう素直になって新しい自分を見つけよう そう決めた私の明日を見つめて…懐かしい顔を見て今 感じてる昨日までたどった道… 想い出生まれた時からどれだけ...
  • 聴かせて恋習曲

    聴かせて恋習曲

    午前10時には 少し早いの横断歩道 スキップしちゃうわ心に決めたの 今日からわたし遅刻しないで あなた待っているって~白い季節ひとつ 飛びこえたのよHello!! 目を覚ました 春の妖精(フェアリー)いつも 困らせてばかりのこんなわたしだけれど 空のような広いその瞳に抱かれ素直になってゆく Why? m…あいしてる通り...
  • 素顔にキスして

    素顔にキスして

    今も彼を愛してるわ さよならは8月の砂の上かぞえきれぬ涙のつぶ キラキラと心にふりつもるのたそがれ色の空が かたむく頃流れ星たちが よこぎる憎むよりも 信じたかった追いかけて一人トワイライト 逢いにゆきたいあー きやすめの恋 かさねたつらい日々ハートせつなくムーンライト そばにゆきたいいつも 心に面影 夢でもいいの そ...
  • 虹色のカノン~L・A・S・T VERSION~

    虹色のカノン~L・A・S・T VERSION~

    ため息ひとつ これでピリオド言葉はいつまでも 不器用なままでもっと優しく 微笑みかけてあなたはそれでいいの そのままさよならMy Name Is Woman My Name Is Loveなにも失くさずに 恋はできないMy Name Is Woman My Name Is Loveかわりゆく時が今… 虹色になるゆれてる...
  • Party Daysはふり向かない

    Party Daysはふり向かない

    影さえ今は届かないこんなに近くにいてもネェ… はしゃぎすぎた Party Days今はクールに だけど悔やんでいないネェ… 男の人の前であんな風に 甘えたのはじめてよまだ素足じゃいたい 春の渚肩を抱いた腕 ジョークではずしたふさいだ額に 最後のキスどうしてけんかばかりしてたあの日がなつかしくなる愛よりあとに優しくなる誰...
  • Moving

    Moving

    2人で選んだあの日のカウチをこの部屋から 運び出せばそれで終わりね何もなくなってガランと広くなる恋のお荷物は私が持ってくわ明日のアドレスはあなたには教えない心のアドレスはいつまでもここにある自分で決めた引っ越し 仕方ないよねベージュのジュータンベッドのかたちにまわりだけ陽に灼けながら時は過ぎたのここで笑ったり泣いたりし...
  • ライバル

    ライバル

    少しやせたんじゃない? しばらく見ないうちに学生時代はライバルの あなた 気にはなってたうまく行ってるの 彼と? 色々あったよねだから 気軽に声なんか かけるつもりなかったわ何年も過ぎたから もう時効だよね…友達みんな あなたの事ひどいと 言ってたけど私はちゃんとわかってたわ彼が魅かれたその理由冷たさに見えるやさしさ ...
  • もう君は誰のものでもない

    もう君は誰のものでもない

    永遠に生きるわけじゃない好きなだけ自惚れてもいい他人の言うことにふりまわされないふりまわされない欲望の答えが欲しい失くすまで奪うのもいい世界の束縛につかまりたくない欲しいものだけ手にいれたらなにがその後残るのか見えないなにか知るほど心は乱れてゆくけどもう誰のものでもないいますぐ君に逢いたい変わりはじめる明日に愛さえも息...
  • おまえが欲しい

    おまえが欲しい

    川の底を泳ぐ魚に星は見えるのか?一人の部屋の窓に問いかけるよ街に見下ろされた俺には何も見えないよ小さな泡のようなネオンだけが点いたり…消えたり…おまえが欲しい 今すぐにせめて 夢の中でこの俺の両手に抱いて奪いたいおまえが欲しい こんな夜言葉にはできない愛しさに傷つきなぜ孤独がしみる何もいいことなどなかった今日までの日々...
  • ごむたいな

    ごむたいな

    昨日の夢は月のように夜が明ければ 消える残った愛しさはいつになれば 消える女の想いは燃えて尽きるまでいっそ死ねと言ってねえ あなた別れ告げられるよりもいっそ死ねと言って今 ここでひとりきりはごむたいな心の中は月も見えず深い闇だけ 続く信じたその道は愛の崖に続く女の一途は命 賭けるほど生きる意味がないわねえ 私二度と 愛...