• 筒美京平

    「1384」
  • なぜかしら

    なぜかしら

    何故か出逢っちゃった何故かあなたに何故かふたり一緒いつも いつも いつも調子はずれの歌も好きよあなたのすることみんなあきもしないで毎日歩く同じ道どうぞいつまでも何故か笑っちゃった何故か二人ではじけそうになった熱い熱い 目と目旅の話が好きなあなた私は隣りで夢みるどちらともなく日暮れまでいる風の中どうぞいつまでも...
  • 春の愁い

    春の愁い

    めざめには覚えてた夢もあとかたなく忘れている真昼時恋なんてとるにたりなくてしてないとふしあわせな私なの青春の景色には誰かがほしい愛だけが思い出を豊かにする気がしてるの毎日はひざ掛けにふれる風にも似てそれとはなく過ぎるもの窓辺にも春のときめきがそこかしこにひそんでいる真昼時口にして嘆くほどもなくしあわせでもない気持は何か...
  • ハロー・シャンペン

    ハロー・シャンペン

    ラタンの椅子で待ちうければ軽い足で近づくあなたにとって女はほんの気ままなバカンス朝からアルコールづけあげくに水遊び浮かれた伴奏つきのゲームなのよ赤い恋のドムペリニョン派手に酔った方の負け私 羽のちぎれたパピヨンいつでも少し食べあきてるだけど何かしたいしあなたにとって恋とはお口直しのステップ腰だけポイントのやつついたり離...
  • ひとねむり

    ひとねむり

    さりげなく どうぞ包んで 欲しいのよためらいがち いまはなにも 言えないひとつの恋を失くしたのあれから わたし臆病なのよそのひざで 眠らせて夢を 見たいいつの日か 言えるあなたが 欲しいと眠るまで ここでこうして 手をとってうけとめてね 涙甘えさせてねあなたの愛に触れた時男の人のやさしさ知った許してよ おばかさん今日ま...
  • 人のあいだ

    人のあいだ

    わけもないのにつらい日はやさしい人に逢いたい愛のかげりのひとつかふたつ知っていそうな人にあれは真冬に眺めた海か誰かとさよならした時か知らず知らずに傷ついている心と胸がある街に木枯し吹いてると愛する人に逢いたいひざをかかえてあきない話くりかえしてみたい くりかえしてみたいひとりコーヒー飲んでるとやさしい人に逢いたいひとの...
  • ファンレター -SO GOOD SO NICE-(Remix version)

    ファンレター -SO GOOD SO NICE-(Remix version)

    裸足の娘が走る渚にヒールを捨てて愛(いと)しいひと恋しいひと夢中で追いかけて人間(ひと)には誰でもあんな他人を気にせず生きる時代があり季節がありもちろん私にもSO GOOD SO NICEあの日の私そして裸足の娘心までバラ色のきょうの日に乾杯をSO GOOD SO NICEあの日の私そして見知らぬ娘愚かでも恋は恋情熱を...
  • ふたり淋しがりや

    ふたり淋しがりや

    あの人 白い花の好きな人言わないけれど何となくわかるあの人 思いつくとその日にも黙ったままで旅立ってしまう人よああ愛しているのよああこのままいつまでも抱いててほしいのに胸を渡っていく風の音 聞こえる人どう言う恋をしてきたのかしらあの人 たぶん哀しいのそして又淋しがり 私あの人 一日中そばにいてひとことだって言わない日も...
  • Ms.

    Ms.

    思いきり砂浜を走るのこだわりなんて捨てられるその日その日 わたし自墜落な女や 処女(おとめ)になることもできるの悩みのページをめくるたび喜び 哀しみ 憎しみを朝陽のように体にまとうそして本当に知ってゆくのよ誰もがいとしい生き物 そうよ いとしいあなたはいかが?きりもない海鳥の自由さまねしてわたし翔びたいの好きな時に愛に...
  • 目の中の春

    目の中の春

    北国へあてて遅い春が速達を出すらしいインフレの街を後にして絵の具箱ひろげに私の心の風 いつもの風どこかの軒先ぬけてはるかな岬へ旅立つのよただこの私は残るのただ窓辺にいるだけ陽だまりが今日も馴れた指で花時計まわしてる目にあまるようなふしあわせさしあたりないのに私のむなしい胸 ただよう胸小舟の帆をあげながら別れのワルツを今...
  • もう一人

    もう一人

    住みなれたはずの街角を旅人の顔してある日歩くの灰色の背中かたくして我先にどこかへ急ぐ日暮れほんとはみなつらいのかしらかたわらにいてくれる恋人は恋人でいいのああこの心のゆらめき判ってくれる人がもうひとりいないかとそよ風の中をふりむいて見知らない海辺のように歩くのどの人もかつて幼くてまどろみに充ちてた事を思う失くしたもの ...
  • ゆれる午後

    ゆれる午後

    まねしてのんだタバコにむせて今日はあなたを笑わせたっけおかげで此頃おたがいの無口なことにも気がつくのねぇ どこでどうしてどうなったのよねぇ どうなったのよあなたの中にひそむその退屈を木の葉のように拾うわたし前には街を歩くの好きで混んだ人波楽しんだっけそんな日あなたが聞かす歌今では私もせがまないねぇ どこでどうしてどうな...
  • 夜霧の街

    夜霧の街

    どこでさよなら 言えばいいかしらふたり涙をこらえ歩いたの白い夜霧が流れる街かどこころも濡れてゆく人はなぜ愛しあうのよひとつになれないくせに嘆きしか残らないのに燃えてそして悲しむのね石につまづきながらひとり泣いてよろめく私あの日淋しい胸をかばいあいふたり倒れるように愛したのほんの小さなふたりの灯どこかにともってた人はなぜ...
  • CRAZY A GO GO!! ~FUNKY GOOD TIME!!~

    CRAZY A GO GO!! ~FUNKY GOOD TIME!!~

    浮かれた恋ごっこに夢中で遊びすぎ? 飽和状態マスコミの思惑にハマんなBABYステレオタイプの青春最初からラストシーン描いて冷めないでホラ ウィークエンド二度とない今夜 ムダにすんな楽しんだモン勝ち!!赤裸々マドンナさ 君は ときめきに咲く華さあBABY 始めよう 堕落の女神とダンスCRAZY CRAZY I'M CRA...
  • ロマンス

    ロマンス

    あなたお願いよ 席を立たないで息がかかるほど そばにいてほしいあなたが 好きなんです一人でいるのが こわくなるこのまま会えなく なりそうでくちづけさえ 知らないけどこれが 愛なのねもしも飛べるなら 飛んでついて行くたとえ嵐でも たとえ遠くでもあなたが 好きなんですまるで今の私 迷い子のようねあなたが 好きなんです生まれ...
  • にがい涙

    にがい涙

    見てたはずよ あたしの気持が 少しずつあなたの方へ 傾いてゆくのを 見てたはずよ女が恋に あげたものなど どうでもいいけどしめつけられる 人を愛する 真心だけはね初めは ゲームだった 途中で 本気で そう愛を 愛を 感じてしまったのあなたの手の中 動きがとれないわ見てたはずよ あたしに嘘がなく いつのまにあなただけに ...
  • 花とみつばち

    花とみつばち

    どうでもいいけど 帰るのいるの夜明けだよ まぶしいのは裸の胸さどうでもいいけど そばへおいでよ今夜までおぼえておこう 赤いくちびる君とぼくのふたりが おぼえたての蜜の味ウォウォ 指をかたくからませ背中にくちづけ僕たちふたりは 春咲く花とみつばちさ肩の上に止まっていたいどうでもいいけど 涙が出てるわからない 幸せなら笑っ...
  • 夏のクラクション

    夏のクラクション

    海沿いのカーブを 君の白いクーペ曲がれば夏も終る…悪いのは僕だよ 優しすぎる女に甘えていたのさ傷口に注ぐ GINのようだね胸がいたい 胸がいたい夏のクラクションBabyもう一度鳴らしてくれ In My Heart夏のクラクションあの日のように きかせてくれ跡切れた夢を 揺り起こすように…海沿いのカーブを 二つの夏過ぎて...
  • さすらい人のバラード

    さすらい人のバラード

    屋根に石のせた古い漁師町窓を飛び去って消えたよひとり旅ですか??ぼくも退屈で話し相手が欲しくて無口ですね さっきから海ばかリ見ている頬づえついた顔の淋しい影が気にかかる実はぼくも 意味のない旅ばかり最後に恋人にも振られたまあ さすらい人で‥‥野球中継のラジオだけが青い汽車に流れてる生きているだけで辛いこともある笑い飛ば...
  • フレンズ

    フレンズ

    最初は友達で いいわ若い二人だから いいわ好きだとわかっていれば いいわ明日という日が ある二人いつでも あなたしだいで私は愛を 感じて可愛い女に 姿をかえるのよsomeday sometimesomeday you've got itsomeday someplacesomeday you'ue got itいちどは...
  • KISS

    KISS

    重ねたくちびるから愛の氷が溶けてゆく の中ワインの甘い香りに 酔ったふりをしながら罠をしかけてるの わたし星の数ほど くれた言葉も一度のキスに 勝てはしないわ飾りたてても 言葉は言葉臆病者の言い訳なのもっと強く抱いて息を止めたままいつでも感じていた見つめるだけでわかり合う 愛なんてない胸の鼓動を重ねて もっと触れて抱き...