• 筒美京平

    「1384」
  • あなたならどうする

    あなたならどうする

    嫌われてしまったの 愛する人に捨てられてしまったの 紙クズみたいに私のどこがいけないの それともあの人が変わったの残されてしまったの 雨降る町に悲しみの眼の中を あの人が逃げるあなたならどうする あなたならどうする泣くの歩くの 死んじゃうのあなたなら あなたなら私のどこがいけないの それとも誰かを愛したの忘れられてしま...
  • 生まれかわれるものならば

    生まれかわれるものならば

    生まれかわれる ものならばあなたのために 美しく死ぬことさえも おそれない愛が私の 十字路ならばあなたやさしく 手をとって私のそばで 添い寝して父や母や 妹も今はまぼろし 夢の中愛のしとねで ただひとり回転木馬の 夢をみる名前をすてて 身をすててそして私は 幸せなのよあなたやさしく 手をにぎり私のそばで 添い寝して絹を...
  • 今日からあなたと

    今日からあなたと

    あなたに あげてよかった悲しい 想い出は男の 人だから忘れて 忘れてくれるあなたに あげてよかった心の 秘密をかがやく 目の中で生きてる 生きてる恋が今日からは 愛されておもいきり 甘えてくちづけ したいのしたいのあなたに あげてよかったわたしの 真心をやさしく 守られて歩いて 歩いてゆける今日からは 愛されておもいき...
  • 太陽は泣いている

    太陽は泣いている

    夏が来るたび 想い出す小麦色した 20才(はたち)のあなた忘れたくない 恋だからあの日のことが せつないのくちづけのあとで 太陽は泣いている知らない人に さそわれてあなたの海へ 帰ってきたのふたりならんだ 砂浜に指でなぞった あなたのハート忘れたくない 恋だからあの日のことが せつないのくちづけのあとで 太陽は泣いてい...
  • 涙の中を歩いてる

    涙の中を歩いてる

    わたしの家(うち)に 遊びに来てね窓から姿 あなたの姿見ていたのブルーのシャツが とてもきれいよ鏡にうつした あなたの髪にふれたいの午後のテラスで わたしは彼の彼の小指につかまってあー つかまって あー 夢の世界さがすのわたしの窓に 二人の影が幸せだから 涙の中を歩きたいあなたのひざで 瞳をとじてかわらぬ愛を 感じると...
  • ブルー・ライト・ヨコハマ

    ブルー・ライト・ヨコハマ

    街の灯りが とてもきれいねヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマあなたと二人 幸せよいつものように 愛のことばをヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても 歩いても小舟のように わたしはゆれてゆれて あなたの腕の中足音だけが ついて来るのよヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマやさしいくちづけ もういち...
  • 夢でいいから

    夢でいいから

    夢でいいから もう一度あなたに逢いたい逢ってくちづけの お返ししたいの恋のカクテル もう一度あなたと飲みたい飲んでくちづけの お返ししたいの夢の中の ドリーミィ・アイズあなたの愛の言葉が遠く聞こえる とても淋しい夢でいいから もう一度あなたに逢いたい逢ってくちづけの お返ししたいの夢の中の ドリーミィ・アイズあなたの愛...
  • 愛の架け橋

    愛の架け橋

    青空へとハトが飛ぶよ北国へとハトが飛ぶよあてのない旅 二人つづけて忘れていた愛を見つけた若者には 明日がある涙にぬれても ウォウォウォウォ嘆きをすて 地の果てへと冒険の旅へと出かけよう故郷へと汽車は走る幸福へと君は急ぐ窓を横切るにがい思い出忘れていた愛の終り若者には 言葉がある夢はつづくのさ ウォウォウォウォ嘆きをすて...
  • 愛の肖像

    愛の肖像

    君は憶えているかい甘いラジオの歌をつらい思い君にさせたあの頃流行ってた暗い日曜日の朝町の教会へ行き愛がつづくように私祈りつづけたわ今日もしあわせは来ない胸の奥に今も住む好きな人の為に生きる私達だから同じ街に住みながら二度と逢うことはない愛をさがす心ふたつ時は移り行く今日もしあわせは来ない胸の奥に今も住む好きな人の為に生...
  • トマトの家

    トマトの家

    誰れよりも 遠くへと何処までも 歩きたい素晴らしい 君と二人ならば世界の果てまで 行ける希望にあふれた 街を見つけ小さな家を建てよういつまでも 幸せに二人なら くらせるさ窓には 明るいカーテンゆれ子供の為には 庭に君の大好きな トマトを植え大きく 育てよう時には二人で 旅に出かけ子供の為には 庭に君の大好きな トマトを...
  • 望むものはすべて

    望むものはすべて

    望むものはすべて君 君だけのものさ奇跡を呼ぶ この胸のときめきI LOVE YOU世界中に君のこと 隙と叫びたい愛し合う喜びだけが ぼくの生きがいなの神秘にみちた ブルーな瞳見つめ合えば 見つめ合えば幸せなの海をへだてて生まれた 二つのこころにやがて花開くときが来るのさOH BELIEVE ME望むものはすべて君 君だ...
  • たそがれマイ・ラブ

    たそがれマイ・ラブ

    今は夏 そばにあなたの匂いしあわせな夢に おぼれていたけれど夕立ちが 白い稲妻つれて悲しみ色の 日ぐれにして行ったしびれた指 すべり落ちた珈琲カップ 砕け散って私はただ あなたの目を言葉もなく 見つめるだけさだめという いたずらにひきさかれそうな この愛今は冬 そばにあなたはいない石畳 白く粉雪が舞い踊るひきさかれ 愛...
  • 海の絵葉書

    海の絵葉書

    水色の細いクレヨン透き通る波を描いたのその横に涙のかけら小麦色した自画像添えてあなただけ置き去りにしてひどい娘と思うでしょうねでも他の誰かの翳に気付かないほど鈍くないから海の絵葉書 別の未来へ私は一人旅立つわ海の絵葉書 読んだ瞳を淋しい青で染めたいP.S. Good-bye With Loveネックレス あなたがくれた...
  • さらば恋人

    さらば恋人

    さよならと 書いた手紙テーブルの上に 置いたよあなたの眠る顔みて黙って外へ飛びだしたいつも幸せすぎたのに気づかない 二人だった冷たい風にふかれて夜明け町を 一人行く悪いのは僕のほうさ君じゃないゆれてる 汽車の窓から小さく家が 見えたとき思わず胸にさけんだ必ず帰って来るよといつも幸せすぎたのに気づかない 二人だったふるさ...
  • ギンギラギンにさりげなく

    ギンギラギンにさりげなく

    覚めたしぐさで 熱く見ろ涙残して 笑いなよ赤い皮ジャン 引き寄せ恋のバンダナ 渡すよ雨の中で抱きしめるぜ そっとギンギラギンにさりげなく そいつが 俺のやり方ギンギラギンにさりげなく さりげなく 生きるだけさ(I get you bady, I need you babyI want you baby, Right o...
  • 風と踊る

    風と踊る

    猫を型どった仮面 はずしたら舞踏会は 終った贈られた 赤い靴やっぱり うまく踊れない自分愛すまで 誰も愛せないだから私は私渡された 恋文は素敵だけど 破る生きているうちは みんな迷い人からだ重ねても 心はまらない悲しい 恋のパズルそれでいい……靴を脱ぎ少し風と踊るひらく地図がない 帰る家がないきょうも 摩天楼ジプシー流...
  • いつか男は去って行く

    いつか男は去って行く

    あなたのくちづけには 嘘がある他の女の人の匂いがするの水がもれるように木の葉が散るようにあなたはわたしの手から離れてゆくのね男はいずれ去って行く去った男は帰らないあなたのさよならには 嘘がある他の女の人の影がよりそうの糸が切れるように扉がしまるようにあなたはわたしの胸から逃げて行くのね男はいずれ去って行く去った男は帰ら...
  • その名はふるさと

    その名はふるさと

    一番列車に とび乗ってふりむきふりむき ふるさとをあゝ後にして かれこれ三年もう四年広い 広い 都会の隅で人目しのんで 書いた宛名も忘れた手紙を 誰が読むこの瞳をとじれば 好きな人帰れと呼ぶのは お母さんあゝ忘られぬ あの山あの河白い雲帰る 帰るつもりで買った古い切符がひとつ今ではあたしの心の たからもの春にはれんげが...
  • 夏ざかり ほの字組

    夏ざかり ほの字組

    ほの字だねこれで通じるだろう何故なんてワケは野暮と言うものだよほの字だね夏に魅せられてパパイヤの月が熟れておちそうでほの字は赤いワインのシャワーでほの字はソロのドラムの響きで昨日までの他人 今日は熱烈にさせるほの字だね胸はおっぴろげさボタンなどとうにはずしっぱなしだよほの字だね夏にのせられてエメラルド色の水に溺れそうほ...
  • 星の羊たち

    星の羊たち

    星の羊たちが 草を食べているわ夢の国では 楽しい事が毎日続くのね‥‥この頃私 苦しい大人の女になれなくてかくした人が いるのに身体の中で喧嘩をしているみたい友達ならば答え出して星の羊たちが 草を噛んでいるわ私1人で 待っていたって幸せになれない白い羊たちと 走る私見える?遠い国では どんな事でも叶えてくれるのよ心が痛い...