• 筒美京平

    「1384」
  • 死んでもいい

    死んでもいい

    死んでもいいおまえのないうつろな日を 嘆くよりあてさえない 道をたどるより炎の恋 嵐の日々希望はすぐ そこにあったけれど今日はたしかめた 愛の記憶さえもうすれるだけおまえのない明日からを どうしよう砂を噛んで ひとり笑うのか燃えない恋 涙の日々希望は今 くずれて行くおまえゆえに 命さえも棄てた俺を残して どうして燃えな...
  • 愛情

    愛情

    あのひとは今 ウェディングドレス晴れやかな顔見せてしあわせの鐘 鳴り響く中午後の陽をあびるさようならしか 云ってはいけないそれはあまりにも つらいつらい愛していたと 云うのは遅いしあわせは逃げた遠くからしか 見つめちゃいけないそれはあまりにも つらいつらい何かが今終り 何かが今消えた大事なものが 涙とともに何かが今遠く...
  • アップ・ダウン

    アップ・ダウン

    東の空が 染まる頃天国行きの 階段を誰かが昇る 音がする胸に名札を 縫いつけてUp down what make me (8回)La・La……Never know!見送る人は 誰だろう別れたはずの 恋人か泣いているのは 誰だろう年とりすぎた おふくろかUp down what make me (8回)La・La……No...
  • アパート借りたよ

    アパート借りたよ

    君のため僕は アパートを借りた広い部屋ではないが とても素敵だよ今すぐにおいで アパートにおいで愛し合う二人なら ここで暮そうよ迷うことは何もないさ 愛があるならばここで僕と見つけないか 生きるよろこびを素晴らしい人生を 二人して始めようよ窓ぎわに花を 育てよう君と陽がのぼり陽が沈み 愛も育つのさ小さいけれど君のための...
  • 田舎の教会で

    田舎の教会で

    汽車の窓 夜明けが近づくよ疲れて君は眠る次の駅 二人は降りるのさめざした山の駅ぼくらを待つのさ 小さな教会(チャペル)ぼくらは今日こそ 結ばれるのさ愛した二人は いつでも夢見たよ田舎の教会(チャペル)で 愛を誓う時ぼくらを待つのさ 小さな教会(チャペル)ぼくらは今日こそ 結ばれるのさ今日から始まる 二人の人生が悲しみ喜...
  • 気らくに生きよう

    気らくに生きよう

    河を越え 谷を越え 行ったら緑の牧場にでる花をつんでる 女の子たちやさしく笑いかける気らくに生きようぜ素晴しく いいことがいつか いつか 起るから僕の四畳半の アパートにも朝日が昇ってくる雨のつづく いやなこの町もいつの日か 晴れるさ気らくに生きようぜ素晴しく いいことがいつか いつか 起るからひとりぼっちの さみしが...
  • 恋の痛手

    恋の痛手

    恋の痛手をうけて 僕は変ったのか前の僕ではないと 人は誰でも言うよだけどそれは違うのさ 君を忘れるために今日も昨日とちがう キザな女の子をつれて踊っているよ君のおもかげ君のおもかげ 僕は打ち消して恋の痛手をうけて 僕は変ったのか古い友だちさえも 去っていったよいつかだけど僕のこの心 すべて昔のままさ恋の遊びの中で 僕は...
  • 恋人捜し

    恋人捜し

    晴れたある日 街の中を口笛吹いて 歩いたら何気なしに 追い越していった女の子が 眼についたどうせ恋を するとしたらあんな娘があんな娘が いいんだけどなァ道のあとを つけていたらいつの間にか 陽が暮れた雨降る午後 暇つぶしに珈琲飲みに 入ったら隅の椅子で 本を読んでる女の子が 眼についたどうせ恋を するとしたらあんな娘が...
  • 恋人時代

    恋人時代

    今でも時々は 想い出すかい愛したあの頃 恋人時代君と二人ボートに 乗ったよあれは春の終り頃 想い出がつらいよ都会はひとりでは さびしいところむなしく季節が 流れてゆくよ遠くのあの街で 忘れたろうか素敵な愛の日 恋人時代君と二人揃いの シャツ着て夏の街で遊んだよ 懐かしいあの頃都会はひとりでは さびしいところむなしく季節...
  • 恋人なんかすてちまえ

    恋人なんかすてちまえ

    グッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリングうちあけたのさ ささやいたんだあなたのこと 好きとところがもう 逃げられたのさ恋人なんか すてちまえグッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリンググッド・グッド・フィーリ...
  • さらば恋人

    さらば恋人

    さよならと 書いた手紙テーブルの上に 置いたよあなたの眠る顔みて黙って外へ飛びだしたいつも幸せすぎたのに気づかない 二人だった冷たい風にふかれて夜明けの町を 一人行く悪いのは 僕のほうさ君じゃないゆれてる 汽車の窓から小さく家が 見えたとき思わず胸にさけんだ必ず帰って来るよといつも幸せすぎたのに気づかない 二人だったふ...
  • 誰でも愛を求めてる

    誰でも愛を求めてる

    君だけが さみしいわけじゃない誰だって ひとりはつらいのさあてのない 手紙はもうやめて人ごみを 歩いてみることさ誰でも 愛を求めているこころの 底から求める誰でも 愛を求めているやさしく ふれあうその日をみんな 待ってるたそがれが いけないわけじゃないふたをした こころが悪いのさしあわせが ほしいと思うならそのせまい ...
  • ともだちの朝

    ともだちの朝

    恋人に そむかれて生きる力を なくしてなきながら あてもなく雨にうたれて あるいた走る車をめがけさよならと つぶやきいっぽ ふみだす足にひとすじの光が それはおまえ呼びとめた おまえ死なないで もう一度生きる勇気を さがして若い日の つまずきは誰も 一度は 覚えが口にするのも つらい悲しみを 心に人は それでも 生きる...
  • ベイビー,勇気をだして

    ベイビー,勇気をだして

    Love とびだそう 今すぐに灰色の この街をCry you no more babyCry you no more nowやがて地球は回り出すよ歩きつづけて 君と僕線路づたいに どこまでも光ない部屋で ひとり悩むよりふたり手をあわせ 明日をきづくまでLove when you feel so bluewhen you...
  • 僕の可愛い人

    僕の可愛い人

    この胸にいる あのひとは誰ぼくの可愛いひと忘れはしない信じやすく 涙もろく鼻のそばかすを 気にしてたひとそれがいいのさ ぼくの人生君と歩きたい心にきめた何もない今 見つめてるだけぼくの可愛いひとそよ風みたいせまい部屋を 君のためにつくり変えては ひとりで眠るだけどいつかは ぼくの人生君としあわせになれるときめた...
  • 若い旅人

    若い旅人

    あの雲を追いかけて 旅に出かけたいな走る汽車 ゆれる船 すべてが夢を運ぶ勇気があれば出かけよう勇気があれば出かけよう 君をつれて遠くへ朝の駅にベルが鳴るよカバンひとつ夢はふたつ 急ごう遅れるふたりならば気楽さふたりならば気楽さ 長い旅のはじまりさいはての港町 そこで汽車をすてて燈台の見える丘 君をつれて行きたい今日まで...
  • あなたならどうする

    あなたならどうする

    嫌われてしまったの 愛する人に捨てられてしまったの 紙クズみたいに私のどこがいけないのそれともあの人が変ったの残されてしまったの 雨降る町に悲しみの眼の中を あの人が逃げるあなたならどうするあなたならどうする泣くの歩くの 死んじゃうのあなたなら あなたなら私のどこがいけないのそれとも誰かを愛したの忘れられてしまったの ...
  • 貴女がえらんだ僕だから

    貴女がえらんだ僕だから

    女心は 傷つきやすく幸せ求める 心はひとつ貴女がえらんだ 僕だからかくせはしない 恋だからあゝ ゆれてる 二人は花びらふれないで女心は 不思議なものさやさしい言葉で 恋の世界へ貴女がえらんだ 僕だからかくせはしない 恋だからあゝ 今夜の 二人は小舟波まかせ女心は うつり気だからつれない噂に 涙を知るの貴女がえらんだ 僕...
  • 木綿のハンカチーフ

    木綿のハンカチーフ

    恋人よ 僕は旅立つ東へと 向う列車ではなやいだ街で 君への贈りもの探す 探すつもりだいいえ あなた 私は欲しいものはないのよただ 都会の絵の具に染まらないで帰って染まらないで帰って恋人よ 半年が過ぎ逢えないが 泣かないでくれ都会で流行の 指輪を送るよ君に 君に 似合うはずだいいえ 星のダイヤも海に眠る真珠もきっと あな...
  • 恋のインディアン人形

    恋のインディアン人形

    わたしはおませな インディアン人形おとなの真似して 今日もまた恋する相手を さがしてる夢を作ってガラスの箱にしまっておくよないつでも内気な 女の子じゃありませんわたしはおませな インディアン人形ほらほらただいま このひとみあなたに あなたに夢中なのわたしはきどりや インディアン人形おしゃれで陽気で 茶目気でいつでも誰か...