筒美京平
「1384」真夜中のエンジェル・ベイビー
ヨコスカ ヨコハマ ハラジュク ロッポンギ煙草にバーボン濃い目の化粧で決めているのね 貴女口紅 嫉妬(やきもち) 女のしのび泣きあばずれみたいに遊んでいるけどウブな 貴女じゃ むりね理由(わけ)は聞かなくてもすべてわかるつもり昔の私 見るようなものやるせない真夜中のエンジェル Babyヨコスカ ヨコハマ ハラジュク ロ...闇にジャックナイフ
濡れたクチビルにうすく紅をひいて片目つぶって闇の中へおまえは消えるさ投げたジャックナイフにうすく紅を残し何かひとことつぶやきながらおまえは消えるさ愛の言葉を欲しがらないおまえはなんて不思議な女(ヒト)Ah男に哀しみをつきさすままですましてるだけ眩し過ぎるのさ濡れた黒髪を風にさらしながら素足(ハダシ)のままで闇の中へおま...ロキシーの夜
昨日の晩のロキシーでのパーティーに私を誘ってくれなかったのね陽に焼けた貴方のひかる素肌が最高だったと人づてにアア聞いてしまったわでも仕方ないわ私は貴方を巡る第3惑星昨日の晩のロキシーでのお相手は貴方をさらって銀河のはてまでまごついた貴方がひかれたのはビーナスだったらあきらめてアアほってもおけるわそう仕方ないわ私は貴方を...ブルー・ライト・ヨコハマ
街の灯りが とてもきれいねヨコハマ ブルーライト・ヨコハマあなたと二人 幸せよいつものように 愛のことばをヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ私にください あなたから歩いても 歩いても小舟のように わたしはゆれてゆれてあなたの 腕の中足音だけが ついて来るのよヨコハマ ブルーライト・ヨコハマやさしいくちづけ もういちど歩い...バラ色の雲
バラ色の雲と 思い出をだいて僕は行きたい 君の故郷へ野菊をかざった 小舟のかげでくちづけ交した 海辺の町へ初めて見つけた 恋のよろこび君はやさしく 涙をふいていたバラ色の雲と 思い出をだいて逢いに行きたい 海辺の町へ初めて見つけた 恋のよろこび君はやさしく 涙をふいていたバラ色の雲と 思い出をだいて逢いに行きたい 海辺...ウィンター・ウォーキング
彼の車に乗り 海を見つめに来たのよ彼の腕にだかれ 北風の街 歩くの想い出が眠る小径を 私おぼえていますくちづけを 二人かわしたチャペルが見えるテラス夏の出来事が 忘れられなくて彼と来たのよ風の囁やきが 私の耳をくすぐるの彼と幸せを追いかけて来たの今日までたがいを見かわす瞳は魔法の言葉みたい二人で寄せ合う心は揺れる小舟と...お嬢さんお手やわらかに
さよならの くちづけのあとでびしょ濡れの涙なの あなたが好き!口紅のはなやいだ若さ見せるスキもなかったハートのエースを引いただけで迷い子になる 私ですねミラーをあなたの横顔がよぎるけれどもつれない人ね おばかさんね二人はもう逢えないけれど忘れないでねあなたの答は 私なのよ年上の男の子なのにやせるほどの気持ちもわからない...