秋元康
「3249」思い出は遠いほど…
君のことを追いかけてこんな場所までバスに乗り継いで来たんだ走り書きのアドレスは文字が滲んで読みにくい足跡だね2学期の途中で転校した初恋の君に会いたくて…打ちかけたメールやめにして自分が行く方が早いと思った思い出は遠いほど美しいものこの胸に鮮やかにときめき 甦る君の家を見つけられるかな青春の行方あの日 僕は坂の上カーブを...猿のシンバル
街じゃ噂のやばい系だよあそこ辺りでよく見かけるよ猿のおもちゃを 抱いてしゃがんだgirl誰かを待っているのか ずっと…マジで可愛い顔してるから男たちは気もそぞろさ声をかけてみたとこでそっぽを向くよ猿のゼンマイ巻いて叩くシンバル学校に行ってるかわからない週2くらい 制服着てるけど…どこに住んでるのかもわからないおそらく ...(秘)どっきりで行こう
(秘)どっきりで行こうハートは高まるよ Yeah!その時の君を見たいんだAH ~ AH ~ AH ~ AH ~登校時間 ギリギリ昇降口で(Hey! Hey! Hey!)君のことを待ち伏せて驚かせたい下駄箱のその陰からワッと飛び出し(Hey! Hey! Hey!)「Happy Birthday」と鳴らすクラッカー何が起き...恋は心配性
私より好きなコができちゃったら どうするの?もっと可愛いコがいるでしょう?恋はいつでも心配性北風が過ぎる遊歩道落ち葉は胸騒ぎ手を繋いで歩いてても飛ばされそうになる暖かなあなたのコートに潜り込むみたいに心のどこか片隅で見張っていたいの5メートル以内誰かが来たらすぐ泣いちゃうかも…こんなにも好きなのは初めてのことだからきっ...キャンドルの芯
君だけをずっと愛し続けて行くよどんなに時間がこぼれ落ち流れても…僕の目の前の景色に影ができて変わっても君だけをずっと思い続けて生きるキャンドルの炎の芯は限りあるものを燃やしてる美しい光さえいつかは運命のように消えてしまうだろうこの掌で囲んでみても意味などないってことさ君が消えたら 僕も消えよう暗闇こそが永遠かもしれない...Last train
最後の列車がもうすぐ出るよ絶対 乗り遅れるな蒼い星屑散らばる夜の空に広さを知る何もしないで夢だけを見ていても近づけないよ過去のすべてを鞄に詰めて今すぐ 旅に出ろよ暗闇のレールのその先に新しい世界が広がるLast train僕らを乗せて未来へ走るもう 誰も止められないambitiousLast train僕らを乗せて希望...ドラゴンフルーツの食べ頃
ドラゴンフルーツなんてあなたの好みじゃないでしょう?真っ赤に熟してる恋の食べ頃恋人がするように甘えようとしてみてもあなたっていつだって 何だか素っ気ないね腕の中に潜りたいのに鬱陶しい顔をされてソファーの上 本を読んでるあなたを蹴ったドラゴンフルーツなんて滅多に食べたりしないでしょう?いつものものしか手を出さない人ねえね...味方
階段に座って背中を丸めているあなたに声掛けたいけど私には何ができるのだろう?どういう言葉で慰めようとしても本人にしかわからないプライドと痛みがあるから悲しみを共有したい愛する人の心のそばでこの手にあなたをただ抱きしめて流れる時間にこの身をまかせてずっとこうしながら少しずつ2人ひとつになって行くんだねこの世のすべてに見放...微笑みのポジティブシンキング
希望よ私を連れてってさぁ 未来のどこかへそっと目を閉じているから手を引っ張り真っ暗な道案内してよ地図なんか当てにしないさ明日(あす)を信じてるんだ悲しみの後はいつだってもう一度 微笑みが戻るまでポジティブシンキング家族や友達にさえ相談できないような雨雲が空を覆って悩むことも時々ある私のためを思って腫れ物に触るようにいろ...歌おうよ、僕たちの校歌
ねえ 歌おうよあの僕たちの校歌思い出して ほら 輝いた日々ねえ 歌おうよあの懐かしいメロディー時が流れても熱くなれる歌を…何年かぶりにみんな集まって別々の道 歩いている友を見たなぜか涙 頬に溢れて来るいつの間にか 大人になってしまったなぜか涙 ずっと止まらなくて上を向いて 歌い続けたんだもう 戻れないあの青春の時代無我...