• 松井五郎

    「1493」
  • ぽつんとひとりきり

    ぽつんとひとりきり

    ほろりと明かりが灯る街好きだった横顔が夜空をよぎる誰にも言えずにいた気持ちいまもまだ思い出に包まれながらなんでこんなに涙があふれてくるんだろう覚めない夢に優しい声がするあの日に帰る道が知りたくて風にまぎれ 時をたどるぽつんとひとりきり名前も持たずに咲く花を幸せと気づかずに季節は過ぎたどこかに消えてく流れ星さよならはあと...
  • 涙のサイドウォーク

    涙のサイドウォーク

    Lonely my heart 風の街Lonely your eyes 忘れないよ涙は まだ心に 渇かないままさいまも聴こえてる Good byマロニエのあの道は思い出に続いている夢のようにLonely my heart 星の空Lonely your eyes 抱きしめてるあの頃 ただ孤独で 若すぎた二人誰のせいじゃな...
  • 花が呼んでいる

    花が呼んでいる

    遠く離れた故郷のあの日夕焼け凪の空泣いて手を振る横顔がいまも瞳に浮かんでる慣れぬ仕事の愚痴ひとつシャツを洗って星を見る負けた数だけ立ち上がる夢がここにあるあゝ花が 花が呼んでいる帰ってこいとどんな涙も乗り越えてきっと帰るよ かならずきっとやけにさびしい街の灯に未だ運命(さだめ)は三分咲き電話くらいはできるのに無精者だと...
  • 仮縫いのドレス

    仮縫いのドレス

    髪の巻き方はそよ風に訊いた花を摘んでも叱られなかった夢がまだパンの代わりになる頃時は心に満ちていたのに靴ずれが痛くて気づいた景色はいつのまにか変わる変わるだけど 思い出は帰る場所じゃない明日へ行くためのそれは道しるべ壁の落書きはそのうちに消えるひとりきりでも眠る夜が来る人生はいつも仮縫いのドレス似合う季節がわからないま...
  • あなたと泣きたいから

    あなたと泣きたいから

    覚めない夢を見ているようだそれは私なのか蝶が羽ばたいてるこの身を焦がす火だと知りつつ命はなぜ そこにまた魅せられ心はただ手にはできないなにかにどうして名前を与えたがるさみしいだけなら涙は堪えましょう嬉しい時こそあなたと泣きたいから咲かない花に羽を止めてもそれとわからないで季節は過ぎ去る幻ばかり信じるあまり少しの傷さえも...
  • どうせ恋なんか

    どうせ恋なんか

    泣いてばかりだねさみしがり屋どうすればいい夜は覚めるのに夢と現(うつつ)うっかりしてそんな横顔を見せられたらどうしようもない君の肩を抱きしめてしまう心にはふいに花が咲きたがる気づきながらひとり枯らせるはずがないよねどうせ恋なんかためらうほど逆らえない二人はまだまだ思うより好きになるだけだめな男だね言葉足らずどうしたんだ...
  • 向かい風 純情

    向かい風 純情

    夢ばかり見る迷い道誰もが流れ星さみしくてほら瞬いた儚い明かりどんな悲しみだって果てがあるものさきっとそこで 譲れない愛もわかるだろうなんだい 向かい風くらいなんだい 向かってけばいい純情 秘めた優しさそれが 強さだとしたらごめんだね 涙で終わりじゃ散るためにまた咲くようなせつない花の色上り下りの人生の踊り場あたりたった...
  • ふたり物語

    ふたり物語

    はじめて会った日に君が着てた服ふいに思い出した夕暮れの道どちらからともなくふれた指先は月日 重ねてまだあたたかいまま人を好きになると優しくなれる君がそれを教えてくれた僕の涙に愛を贈りますめぐり逢えたからどんなときも 君と綴るふたり物語時は贈りもの心 ふれるほど君と作る 明日のために僕はここにいる何度か曲がり角迷いかけた...
  • I Feel (with Chikaco Sawada)

    I Feel (with Chikaco Sawada)

    もう そこにはないけれど咲いてた花あゝ時はいつも大事なもの連れてゆくどうしてこの心には そう涙 抑えきれる力がないでも命は 抱きしめれば抱きしめた命に 応えるただひとつの ものだから愛されること 教えてくれたその声をいつまでもずっと I feelもう 夜明けは星の名も忘れる空あゝ夢はどこへ瞬くまま消えてゆくこんなにまだ...
  • 雨

    雨が近づく音構いもせずにひとつに溶けた影をこの手で閉じ込めたあの時そうしなければあなたをなぜか失いそうでそれだけが答えのようで抱きしめても 抱きしめてもさみしいのは 変わらないさそれが愛と 愛なんだと心は そう言うだけ水を跳ねて過ぎる車のライトふたりが選ぶ道はどこかも教えないあの時どうしていれば二人を夢に留めておけたた...
  • Only A Smile

    Only A Smile

    眠れない夜さみしくて泣いた夢の扉も閉ざしていろんな涙思い出しながらひとりの部屋は冷たいでも 心にはまだ続きがあるからSmile 君だけの Smileさぁ思いだそうSmile なにがあってもその微笑みが 守ってくれるIt's Only A Smile言葉だけでは届かない気持ち迷ってばかりいるかなほんとはそばにある幸せも見...
  • 帰り道

    帰り道

    帰り道が 同じなだけで君と話すようになったひとりきりで歩くのとは違う空がそこにあったいまでも いまでも思いだすその笑顔どんなに 君がいてくれて救われたかいつのまにか傷つくことを僕は諦めていたのかな閉ざした Door 開く鍵を君が教えてくれたんだいまでも いまでも覚えてる その涙一緒に泣いてくれたのは君だけだよいまでも ...
  • こんなに

    こんなに

    離れているのにそばにいてくれる声瞳 閉じて抱きしめてる君が見てるのはどんな月の輝き時がいつか決める場所 知りたいこんなに ひとりぼっちの夜もその心 ほんとに 離せないから wow...こんなに 君のことばかりを思い出して 眠れない 眠れないI miss you everynight こんなに覚めることがなくわかちあう夢...
  • Song Is My Life

    Song Is My Life

    歩いてきた日々はふりむけば まだわずかこれからどこへ道は続くのだろう泣いたこともあったさみしさが 消えなくて失くしたものも数えきれないほどでも いつも探していたのはこの声が届く場所歌があれば 心にあればあなたがいれば それだけで夢があれば 心にあれば僕でいられるからSong is my lifeなにをすればいいかわから...
  • 誰か僕に名前をください

    誰か僕に名前をください

    流れる人の 靴の音昨日と違う 空の色雨音が さみしいとはじめて知りました明かりが灯る 家の窓優しい声が 響く部屋思い出は 悲しいと心が 知りました誰か僕に名前をくださいその手をどうかください誰か僕に明日をください僕はここにいます「午前0時渋谷行きの最終が吐き出した人の影散らばって帰るその先にどんな暮らしが待っていますか...
  • 手紙

    手紙

    風が吹いたんだいろいろあったんだ故郷を捨てたんだ帰れない時もあったんだ東京だと思ったんだかならずと思ったんだ夢があったんだ時が経ったんだ甘くはなかったんだ故郷があったんだ帰りたい時もあったんだ手紙を読んだんだなんだか泣けたんだ愛があったんだ東京だと思ったんだかならずと思ったんだ夢があったんだ夢があったんだ...
  • 橋 -iL Ponte-

    橋 -iL Ponte-

    欄干もない古い橋の袂ひとりで帰りを待っている流れの早い川に沈む星は誰かが落とした耳飾りあゝあなたにあなたに 逢いたい心は どこにも行けないまま人影を追う闇が滲むまなこそのうち私も縁取りだけあゝあなたにあなたに 逢いたい心は どこにも行けないまま...
  • 漂泊

    漂泊

    なにもない空に風が止まるあなたはいないのに心にふれるひとりで生きるには時はただ永いそばにいたいほど愛はどこへ行くの涙だけ残して遠くへ 行かないでそばにいて欲しくてそっと手を伸ばすよどんな暗闇でも決してあきらめないそばにいたいほど愛はどこへ行くの涙だけ残して遠くへ 行かないで...
  • 僕らはこの星で暮らすんだ

    僕らはこの星で暮らすんだ

    月へ行く夢を人は叶えたけどまだ誰もがすぐに行けるわけじゃない夜に散る星は数えきれないさでも僕らはほかに住めるところがないこの空と この海とこの風と そして君と忘れないで 僕らはこの星で暮らすんだ街を行く人はなにを探している手にしたもの強く握りしめたまま次に来る朝を信じてみようとまた僕らは部屋の明かりを消してみるその声が...
  • La Luce

    La Luce

    誰かの涙で 海は広がる汚れた言葉が 風を渡る体を犠牲に 心を守れば命はどれだけ 応えてくれますかまだどこにも世界は果てがない行けば行くほどいま ここにたどり着くならこの足音を信じよう見えない明日に 夢が怯える結んだ絆を 時はからかう孤独に抗い 二人を許せば夜明けはどれだけ 光をくれますかまだどこにも世界は果てがない闇の...