• 乃木坂46

    「208」
  • 不等号

    不等号

    炭酸水の泡だって 少しずつボトルの底から そっと 気が抜けるように人の心の愛しさも知らぬ間にどこか逃げてしまうものなのね涙が出ないのはなぜ?強いわけじゃない引き止めたいけど仕方ないとあきらめてため息を肩でついただって私の方があなたを好きだからしあわせだった付き合えただけでも…何をどうしていればそばにいられたかな恋はいつ...
  • 今、話したい誰かがいる

    今、話したい誰かがいる

    一人でいるのが一番楽だった誰かと一緒にいると僕は僕じゃない小さい頃からブランコが好きでシーソーに乗っている時はただ相手に合わせた気づけば君はいつのまにか僕のすぐ近くにいるのに僕は僕らしくそう普通でいられるのはなぜだろう?それが恋と知ってしまったならこんな自然に話せなくなるよだから僕たちは似た者同士気の合う友達だと思って...
  • 大人への近道

    大人への近道

    通学のバスでよく会う気になる男子(ひと)目が合うだけで俯きたくなった女子高だからそんな免疫なさすぎて恋をするにもプロセスがわからない友達はみんな彼がいるのに私はどうして臆病なんだろういつか自然につき合えるのかな大人への近道教えてください純情なんていらない普通になりたい清らかな制服いつまでも着てるわけじゃない女の子から ...
  • 悲しみの忘れ方

    悲しみの忘れ方

    爽やかな風が吹いて木々の枝 揺らしている木漏れ日のその下を歩きながら想うどんな道もきっとどこかへ続くあの頃の私たちは今いる場所もわからずに暗くて見えない道 星を探すように胸の奥の夢を手がかりにしてたつらいこともいっぱいあったいくつもの坂 登った迷ってるのは私だけじゃないんだそばにいつだって誰かいるいいことひとつ今日の中...
  • 嫉妬の権利

    嫉妬の権利

    日向の楕円の外には出ないようにアスファルトに立って考え事をしてた悲しいことなど思い当たらないけど心が晴れないのはどうしてなんだろうあなたが気になって落ち着かない毎日どこで何してるかなんて誰と一緒にいるのか知りたくなる今の私はウザい自分が好きじゃない知り合ってから 一方的な想い恋はまだまだ 始まっていないのに…何の権利が...
  • 隙間

    隙間

    都会の灯りって一斉に点くんだね時間通りがなぜか息苦しくなる徐々に夜になれば 心も慣れて来るのに今日の終わり方 準備できないやしないよ道を歩いて自分が取り残されそうで今 誰かと会いたくてスマホばかり見てる隙間を大事にしてゆっくり生きて行きたい一日のその意味合いを確かめて前に進む時計の針と違う感情が移ろい行く流れを眺めてい...
  • 魚たちのLOVE SONG

    魚たちのLOVE SONG

    水の中では沈黙だけがすべてなんだと思っていましたどんな光も辿り着けずに深い暗闇が底にありましたそんな閉ざされた世界でも愛のうたを歌いたいささやかな願いが泡になってしまおうと…魚たちのLOVE SONGはそうきっと存在するのでしょう愛する誰かがいるのならば…私たちに聴き取れない消え入りそうな歌声は届いてる募った想いを伝え...
  • 制服を脱いでサヨナラを…

    制服を脱いでサヨナラを…

    この制服を脱いで自由になろうJKの特権にサヨナラを…若さに甘えられないちゃんと自分の足で歩いてくんだ知らなくて当たり前だできなくてもいいじゃないかなんていつだって誰かが手を差し伸べてくれた環境が息苦しくなって来たまだまだ知らなくてもいい大人になればわかって来るそんな風に過保護に守られていることが今のこの私をダメにしてる...
  • 太陽ノック

    太陽ノック

    ねえ 夏の強い陽射しに街が乱反射しているよもう 君が影に隠れてても誰かにすぐ見つかるだろう一人きり 閉じ籠ってた心から飛び出してみよう太陽ノック誘っているよ空の下は自由だと言ってる何か始めるいいきっかけだ熱くなれる季節にOpen the door!ああ 光り輝いててもやがて 夏は過ぎ去って行くそう 君はその時の寂しさ感...
  • 羽根の記憶

    想像してみた10年後の自分どこにいるのだろう?何しているのだろう?その頃 ちゃんとしあわせなのかな?君と一緒にいて笑っていられたらいいいつもの道木漏れ日の街路樹景色だけはきっと変わらない考えてみた僕たちの未来夢は叶っているか?あきらめてはいないか?その時 2人友達のままで冗談 言いながら生きていられたらいい空は飛ぶため...
  • あらかじめ語られるロマンス

    あらかじめ語られるロマンス

    Aries(アリエス) Taurus(トーラス) Gemini(ジェミニ)Cancer(キャンサー) Leo(レオ) Virgo(ヴァーゴ)It's in the 12 signs輝く12の星座の中にあなたと私の運命がある今は見えなくても引き寄せ合うその力広い宇宙の片隅から愛のメッセージを送っているその存在を探すように...
  • 命は美しい

    命は美しい

    HA…HA…HA…HA…HA…HA…HA…HA…HA…月の雫を背に受けて一枚の葉が風に揺れるその手 放せば楽なのにしがみつくのはなぜだろう何のために生きるのか?何度 問いかけてはみても空の涯まで暗闇が黙り込む夢を見られるなら この瞼(まぶた)を閉じよう悩んでも やがて夜は明けてく命は美しい初めて気づいた日からすべてのそ...
  • 君は僕と会わない方がよかったのかな

    君は僕と会わない方がよかったのかな

    君は僕と会わない方がよかったのかななんて思う夕暮れの街 人混みに紛れ背中丸めて歩いたしあわせにできなかったふがいなさに今日の僕は凹(へこ)んでる僕たちはどこかで求め合ったのに気づかぬふりしてやり過ごしたそれがやさしさだと勝手に思い込んで少しずつ距離ができてた抱きしめようとして素直になれずにそう 悲しませてごめんね君は僕...
  • 立ち直り中

    立ち直り中

    永福町駅から道路渡って大勝軒の脇の道を歩く十字路曲がって坂を下りればあなたの家と思い出が見える風鈴の音 どこかで聴こえたあの夏繋いだ手がちょっぴり汗ばんでいたけど離しちゃったら あなたがどこか行ってしまいそうで嫌われないように何度も繋ぎ直した何でここまで一人来たのだろうあなたになんて会えないのに知らず知らず足が向く今も...
  • 革命の馬

    革命の馬

    住む場所を逃げ出した制服の少女たちの群れセンター街 アスファルトにしゃがみスマホ難民家族は放任主義友達はネットの向こう長い夜を持て余して孤独を選ぶ革命の馬に乗れ!この街を走り抜けろよ大人を恨んでも意味がない明日(あす)のために立ち上がれ!自由の先へ自分の道を切り拓け!拗ねてるだけじゃ変わらないよしあわせになるその日まで...
  • 傾斜する

    傾斜する

    傾斜する 傾斜する僕の心の角度その愛しさが少し重たくて…なぜ君は 僕の前 現れたのか?それは残酷な出会いさ後から知ったんだ君に彼がいること友達で始まった2人の関係の崩壊Uh~!傾斜する 傾斜する何か滑り落ちてく大切なものさりげない好意僕は僕じゃなくなる変わるのが怖いだって平行だった2人じゃないんだNo way… No ...
  • 自由の彼方

    自由の彼方

    ねえ なぜ 鳥は逃げた?締め忘れたあの窓からねえ なぜ 嫌われたの?優しくしていたのに僕たちは(肩寄せ合い)生きて来た(この世界で)すべてのものが神の恵みって信じて来たありふれた愛じゃ君は充たされはしないのか?平凡な日々は退屈だと思ったか?手が届く夢はいつも輝きを失うまるで枝を離れたいつかの緑ねえ 今 どこにいるの?強...
  • 誰かは味方

    誰かは味方

    大地を風が吹き抜けて緑の木々が波打つその力強い命の息吹にこの胸がなぜか熱くなる昨日まで悩んでいたこと すべて宇宙の大きさから見れば何もない瞳 閉じてごらん心の声が聴こえる今まで抑えてたいくつもの叫び深呼吸しながら本当の自分になろう嫌われること 恐れちゃいけない誰かは味方夕陽が西の地平線真っ赤に染めて沈むよ母親のようなぬ...
  • なぞの落書き

    なぞの落書き

    卒業式 終わってセンチメンタルみんな今日が最後の教室じゃあね バイバイ「そうだ!」写真 撮ろうって窓際に並んだ時発見したのなぞの落書き壁にこっそりと消えないペンで私の名前が書かれてた前はなかったからつい最近のものなぞの落書きただのいたずらかそれとも好意?このまま残して行くつもり?もう時間がないじゃない?名乗り出て告白を...
  • あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

    あの日 僕は咄嗟に嘘をついた

    あの日 僕は咄嗟に嘘をついたんだどんな嘘か今は覚えていないそれは大人になっても心のどこかに苦い液を滲ませているようだやさしさを勘違いして本当の気持ちを捨てた遠くで九月の蝉が鳴いたもしもやり直せるならどこまで巻き戻そうか君と初めて出逢った日それとも好きになった日たった一つの秘密作ってしまっただけで君と僕は違う空を見ている...