• 筒美京平

    「127」
  • 小さな体験

    小さな体験

    どうしてそんなにきれいになるのぼくだけの君で いてほしいのに誰が誘いかけても 知らないふりしているんだよ いいねどうしてそんなに 可愛い瞳(め)なのいつでもぼくだけ 見つめておくれ誰が君を呼んでも きかないふりしているんだよ いいね初めて二人が会った コーヒーショップにカナリヤがいたねどうして君は一人で ストロー噛んで...
  • 裸のビーナス

    裸のビーナス

    どうしたの ついて来ないのかいお陽さまが 見てるだけだよ眩しいな 君を見ていると恋をしたくなるよ青い海 波間にはうす紅の さんご礁夏の光を浴びて ほほえむ君こそは可憐な 裸のビーナス眩しいな 君を見ていると愛を告げたくなるさあおいで 僕と泳ごうよ大空を 雲がゆくだけ眩しいな 君を見ていると恋をしたくなるよ燃えながら ゆ...
  • ラブ(LOVE)

    ラブ(LOVE)

    ふりむかないでください大人のあなたからは愛される為に まだ私はおさないのふりむかないでください大人のあなたからは時計を止めて今は夢に生きていてすばらしい恋だから不安なの 私はさみしくて せつなくてふるえる私すばらしい恋だから不安なの 私はさみしくて せつなくてふるえる私ふりむかないでください大人のあなたからはめばえたこ...
  • あたりまえのことだけど

    あたりまえのことだけど

    あなたと私が別れる時はきっと私は泣くのでしょうねあたりまえの ことだけど泣いて泣いて 泣いて泣いてその後で ほかの誰かを ほかの誰かを愛して愛して みるわあなたと私が愛する時はきっとあなたはやさしい人ねあたりまえのことだけど強く強く 強く強く愛されて ひとりぼっちが ひとりぼっちがさみしさみしく なるわあなたと私がさみ...
  • 女はかわる

    女はかわる

    私が十九の時だったのよさみしさだけで 人を愛して心に傷が ついたのはルージュをかえたら涙が 涙が こぼれたわ私が二十の時だったのよはじめてあなたの 胸に抱かれて女の弱さ 知ったのは髪を染めたら涙が 涙が こぼれたわ私の明日はいいことあるわつれないあなたを 忘れるために窓辺に花を 飾ったの愛をすてたら涙が 涙が こぼれた...
  • 河を野菊が

    河を野菊が

    河を野菊の花が流れて行くわさみしい時の涙のように私の好きな男の人は幸せ求めて旅に出たのよ忘れはしない私の胸はたったひとつのやさしい言葉『愛』『愛』あなたの愛を河を野菊の花が流れて行くわ花がいっぱいなのにさみしい野辺を忘れはしない私の胸はたったひとつのやさしい言葉『愛』『愛』あなたの愛を河を野菊の花が流れて行くわはるかな...
  • 私の愛は

    私の愛は

    私にとって 愛することは小さな命 すてることなの私はとても 自由な女あなたのために 灰にもなれる姿みせない 友だちそれが愛なの赤い靴はいて さがしましょうかいえ いえ 私の愛は私の愛は 唄でさがすの私にとって 死ぬということたったひとつの 真実なのよ浮気なあなたの 心のせいで私の胸は 傷つくはずよ姿みせない 友だちそれ...