筒美京平
「127」ナイヨ・ナイヨ・ナイト
めいわくなんだよ そういう感じ手のとどく恋なら眠っていた方がましさめくるめく花の香に誘われて 街へ出ればウインクを投げかける女たち心の中までシースルシースル映画館のかんばん 春風にとばされそうポスターのあの女優 唇の形なやましいよ春の夜はナイヨ・ナイヨ・ナイト意味もなく 訳もなく心がさわぐ いやがる人抱いて抱いて頭の中...あなたがいたから僕がいた
あなたがいたから僕がいたこころの支えをありがとうあなたの小さな裏切りを憎んだけれども許したい夏の朝も秋の夜もあなたはきっと僕の胸にとびこんでくれるよね誰にもまよいはあるのさ泣いたりすねたり求めたりふたりは離れていられないあなたがいたから僕がいたたとえばふたりで喧嘩して背中をむけたりしたけれどふたりは危険をのりこえた傷つ...SENTIMENTAL HOTEL
ワインのグラス越しに崩れる液のかたちあなたと愛したあとぼんやり海見るのが好きKilling me サラサラとこわれてゆく愛ねKilling me さよならがナイフなら優しくつらぬいてわかってるわ あなたはひと夏の陽炎窓の外はリーフの海 Room number“909”(ナイン・オー・ナイン)沖縄 モノクロームのフィルム...愛への出発(スタート)
さあ 初めて二人に別れの日が来た握手しようよ君の涙はみたくない僕のまつげがぬれるからレインコートを脱ぐようにかるい気持で別れようでも僕達は いつでも友達さ悲しい時は飛びこんでおいでよとても気になる君だけど別れる事が卒業さ明日の夢が遠くても君のことだけ忘れない思い出そうねいつまでも夏の渚のひめごとをさあ ここからは二人の...