• 筒美京平

    「1384」
  • 渚のうわさ

    渚のうわさ

    あなたのいない渚は とても淋しくてこらえきれずに 涙がこぼれるあなたのいない渚で 名前を呼んでみた誰か教えて あなたのうわさ忘れない素敵な恋 どんなに強く抱かれても いつわりの愛はさみしいあなたのいない渚は 青い星屑だけが貝殻てらして 濡れていたあなたのいない砂山 汐風だけなのにわたしの心は なぜかせつないあなたのいな...
  • フレンズ

    フレンズ

    最初は友達で いいわ若い二人だから いいわ好きだとわかっていれば いいわ明日という日がある二人いつでも あなたしだいで私は愛を感じて可愛い女に 姿をかえるのよsomeday sometimesomeday you'ue got itsomeday someplacesomeday you'ue got itいちどは友達...
  • ママはライバル

    ママはライバル

    ちょっと待って下さい 振り向くのは涙の跡が きえないわいつか私も 恋するのでしょうくやしいけれど 愛の奇跡に負けたの早く大人に 早くなりたい私もおかしなおかしな 私とパパとママとパパちょっと待って下さい 幸福(しあわせ)くん私の立場は どうなるの風船みたい ゆれるこころは私のために 恋のお話きかせて早く大人に 早くなり...
  • 私は忘れない

    私は忘れない

    北国の青空にさよならを告げるのがつらいわ抱きしめた花束が未練の気持なのあの人の倖せを私は祈る二度と帰らない愛をこめて振り向いて手をふれば涙がこぼれそう窓側に席をとりあなたの姿さがすけれども人ごみにとざされて胸はときめくだけ夏の日の思い出に私は祈るすべてをつくした愛をこめて走り出す人影に涙がとまらないあの人の倖せを私は祈...
  • 女の指輪

    女の指輪

    好きだと言って 別れていった あの人が私に残した 小さな指輪さみしい時 悲しい時 思い出すの涙によごれた 真珠の指輪愛されたいの もう一度そうよ 好きだから 生きていけるのね女ひとり あなたを待つこんな夜が つかの間の夢ならば幸せなのに風が運んだ あなたの噂 とてもつらい私の心に あなたがいるからうれしいこと 楽しいこ...
  • 今日からひとり

    今日からひとり

    私の腕から あの人が逃げる愛したひとから きらわれた私無理に タバコをふかすけど思いきれない 恋心何がいけないの 気まぐれなひとね涙もいじらしい 私なの愛をありがとう 昨日までの人ひき止めたけれど 二度と帰らない女ひとりで くらすには淋しすぎるわ この部屋は友達がいれば 悲しみまぎれる涙もいじらしい 私なのいつかまた逢...
  • 京都・北山・杉木立

    京都・北山・杉木立

    旅人の足も遠い 京都 北山 杉木立笹船を流しても 想いは届かないあの人はゆきずりに 恋を残して行ったあれはかりそめね愛しい人の呼び名を 忘れるすべも知らずに木もれ陽の坂道で 私は春に泣く風に追われ八重桜 京都 北山 杉木立山の娘の恋は 可憐に散ってゆく谷川に足をなげ 影法師を探して誰を待つのやら淋しさを抱きしめれば う...
  • 京都 木屋町あたり

    京都 木屋町あたり

    雨降る京都の 木屋町あたりで都通りで はぐれた人と思いがけず 巡り逢えた紅柄法師の 木屋町通りは人目も多い 噂も早い傘で顔を 隠したの今さら声をかけてもきっと傷つくだけの私私が一人泣いたらそれで今夜の雨は上がる古い京都の しきたりどおり知らないふりをした私京都木屋町 お座敷帰り頬を刺す 針の雨今さら肌を許してみても他人...
  • 京都・神戸・銀座

    京都・神戸・銀座

    川の流れに せつない影を浮かべて恋は 忍びよるあなたの好きな東山町の明りが揺れている京都の夜の忍び逢い 忍び逢いあなたの気持ち 確かめたくて泣いてしまった 雨の中初めて私 知ったのよ涙で開く 花びらを神戸の夜の忍び逢い めぐり逢い...
  • 赤毛のメリー

    赤毛のメリー

    神戸の波止場に 船がつき赤毛のメリーが やって来た遠い国から はるばると俺たち五人は 花もようのネクタイしめて お出迎え美人のためなら お出迎え街のうわさじゃ メリーさんお嫁に来たそうな メリーさんちょっとお待ちよ ちょっとお待ちよ結婚するのは まだ早い神戸の波止場で 泣きましたキザな男を 抱きしめて赤毛のメリーは 教...
  • 17才

    17才

    誰もいない海二人の愛を 確かめたくてあなたの腕を すりぬけてみたの走る水辺の まぶしさ息も出来ないくらい早く強く つかまえに来て好きなんだもの私は今 生きている青い空の下二人の愛を 抱きしめたくて光の中へ 溶けこんでみたのふたり鴎になるのよ風は大きいけれど動かないで おねがいだから好きなんだもの私は今 生きているあつい...
  • 肩幅の未来

    肩幅の未来

    こわれかけたラジカセ あなたが捨てたガラクタかわいそうで拾って 直せないまま ひと夏忘れんぼうの歳月 好奇心でスイッチノイズだらけのFM 痛い曲が流れ出たケンカなんていつもだった嫌いなんて言わなかったちょっと甘い ちょっと苦い 夕暮れの溜息肩幅の未来 いちずにあなたの背中しか肩幅の未来 見ない自分が怖かった1人になって...
  • 摩天楼ブルース

    摩天楼ブルース

    お前の腰のラインみたいにヘッドライトに波がうねるよ抱かれて来たね知らない男(ヤツ)にラジオでお前答えをけしたコンビナートがビルを背中に赤い火を吐くやりきれない恋さ摩天楼ブルース(嘘のつけない)摩天楼ブルース(女はつらいね)口づけしたまま涙落とした摩天楼ブルース(嘘のつけない)摩天楼ブルース(男は哀しい)サヨナラ言えずに...
  • 恋のルール・新しいルール

    恋のルール・新しいルール

    恋のゲームそうよBABYいつもルールが変わるの恋のゴールそうよBABYあなたに逢いたい恋をしてキスをしてきょうはあなたを信じるだけどBABY恋はゲームいつもうまくはいかないもの東京タワー見つめて今夜愛を誓ったけど夜が明けて目が醒めてルールは変わるのだけどだけどあきらめるのはいまは少し早すぎるかもBABYとくに恋の弱味は...
  • SWITCH ON

    SWITCH ON

    冬色のコートの人たち哀しげな瞳で歩く反対に駆け出す私は一人だけ自由な小鳥アレしちゃダメコレしちゃダメガラスの箱に閉じ込めないで機械仕掛けの人形じゃないハートのスイッチを押してあなたの優しい指でハートのスイッチを入れて時の歯車錆びる前にOh please, light up my heart優しい指で深呼吸 両手広げ青空...
  • お帰りなさい

    お帰りなさい

    木の葉たち 秋にふるえて寒そうに 色づいてるね旅人よ 風のマントの裏地には星が瞬く家路へと急ぐ電車が踏切をならす夜だね呼び鈴が響く頃にはコトコト 野菜も煮えるただいま おかえりまなざしのキスただいま おかえりあうんの呼吸あったかいシチューはいかが?生きていて孤独なんだと知るときが冬になるとき旅人は誰の心の荒野にも一人は...
  • もしも空を飛べたら

    もしも空を飛べたら

    水晶の花園に立ち指先で風向きを見たしっかりと手をつないでね助走して飛びあがるから悪戯な風をつかんでわたしたち天使の化身もしも空を飛べたら雲の斜面を駆けのぼりもしも空を飛べたらあなたの腕に宙返り空を飛ぶ少女湖の水面かすめて二人して水平飛行ワルツでも踊るようにね弧を描く鳩と遊ぶの愛してる ただそれだけで心って もう無重力も...
  • ハッピーエンド (Single Version)

    ハッピーエンド (Single Version)

    ただ、あなたに愛されていられたあの頃の あたしに戻してこころの深くてやわらかいところがね きゅっときしんでたのねえ 初めてキスした日のこと 思いだせるでしょでも 恋の始まりは長くは続かないみたい手のひらに伝わる 微熱を信じてたの 明け方の約束ひりひりするほどに 傷つけ合ってたまだ 幼ない翼で永遠に飛べると信じていたのに...
  • 雨に消えた恋

    雨に消えた恋

    雨がひとしずく ガラス窓をはう朝が音もなく この部屋に来た指をからめて 一晩過ごした愛しい姿は 消えていた君はもう 君は還らない泣いて叫ぶ 僕のこの手に人のさざめきが 軒下を行く消えたストーブの 暖もりもさめ顔をうづめて 眠ったソファにわずかに匂いが 残るだけ君はもう 君は還らない泣いて叫ぶ 僕のこの手に君はもう 君は...
  • こころの叫び

    こころの叫び

    傷つくのがこわいからといってこのままにはしたくはない何かが今ぼくの胸ではじけ生きるために走れというなぜ あなたを捨てるのかなぜ しあわせ捨てるのか真実の愛に気づくまでこの愛は忘れたい形だけの愛や夢がこわいこのからだでつかまえたい若いことはなやむことと知って明日もまたさすらうだろうあの やさしい毎日もあの あなたのささや...