秋元康
「3249」JOANNA~2002 Version~
ブラインド下すにはまだ早い黄昏に週末にいなかったその理由(わけ)を聞かれたね海沿いのビストロを予約してあったのに……君はふと つぶやいて指先を重ねたねJOANNAこわれそうな自分を 支えてJOANNA悪い予感 打ち消すみたいに……ロゼ色のベランダに10月のシルエット言い訳を言うよりも折れるほど抱きしめたJOANNA違う...悲しみのトリスターナ
窓に集めた夜明けがブルーのインクみたいさ君はソファーに凭れて淋しそうな人魚トリスターナその長い髪をほどかないでトリスターナ僕の好きだったあの日 出逢った君でいて2人過ごした時は何も気がつかなくて少し離れた後で愛がわかった青春のフォトグラフはいつだって不器用すぎて 傷だらけだよ僕達のこわれかけたこのハートを君の笑顔でそっ...シャングリラの夏 (Long Version)
シャングリラが見えなかった幼い頃の私はサントロペの青い海でいとこに恋をしていたあの夏小さなヨット沖に出て冒険者を気取ったね光と影の離島触れるだけのキスせがんだ困っていたその理由がわからなくて泣き出したシャングリラが見えなかった幼い頃の私は愛の意味も知らないのに不思議な気持ち感じたあの夏セイルを下ろす灼けた背に海の雫かけ...赤道を越えたサマセットモーム
遥か彼方の (遥か彼方の)水平線 (ホライズン)夕暮れの海 (夕暮れの海)静かすぎて (サンセットシー)甲板の (甲板の)チェアーに寝そべってぼんやり (1人) 見つめてた天気予報は (天気予報は)台風だと (ハリケーン)聞いているけど (聞いているけど)信じないわ (私)船旅は (船旅は)退屈すぎるけど時間を (きっ...やさしさなんていらない
冬の海辺に打ち寄せる真赤な夕陽の花束砂に消えてまるで群にはぐれかけたかもめみたいに私はひとりきり昨日の電話受話器の中子供を叱る声がしたやさしくなんてしてくれなくてもいいもういちどああ 今すぐに会いたいあなたを好きになってはいけないことわかっていても波は寄せるわざとわがまま言うたび叱ってくれないあなたの距離を知った待って...さよならは言わないで
夕陽がこぼれた坂道緑の木々が風に揺れるAH- 錆びた停留所バス待っていたのあんなに楽しかったのにどうして先に行ってしまうのAH- みんなを残してなぜ 1人きりああ悲しい瞳伏せながら俯いた胸の痛み時が過ぎれば別れは来るものよねえわかって!さよならは言わないで涙顔似合わないもういちど微笑んでありがとうと…そんなに小さなカバ...恋はRing Ring Ring
じゃあね!とみんなと別れる瞬間あなたが握らす 小さな紙切れ目にも止まらぬ シークレット・ラブ電話をしてよなんて 危ないタイプだけど 私本当は ちょっぴり期待していたみたい 2人の秘密…恋は リン!リン!リン! I Call Youリン!リン!リン! I Love Youときめく指で廻した ダイヤルの物語恋は リン!リン...