• 秋元康

    「3249」
  • キスの途中

    キスの途中

    キスのその途中でそっと 瞳(め)を開ければさざ波にこわれた月が2人の 2人のピリオド腕に抱かれたまま気づかれないようにその肩で涙を拭いて笑って 笑って GOOD-BYE元気をなくしちゃったらもったいないねあんなに楽しかった今日までさえ どこかに行っちゃうよ誰も悪くはない恋によくあること出逢うのが早すぎただけあの日の あ...
  • JOANNA~2002 Version~

    JOANNA~2002 Version~

    ブラインド下すにはまだ早い黄昏に週末にいなかったその理由(わけ)を聞かれたね海沿いのビストロを予約してあったのに……君はふと つぶやいて指先を重ねたねJOANNAこわれそうな自分を 支えてJOANNA悪い予感 打ち消すみたいに……ロゼ色のベランダに10月のシルエット言い訳を言うよりも折れるほど抱きしめたJOANNA違う...
  • ショーミキゲン

    ショーミキゲン

    日本の首相が誰だって80年代は帰らないそれより みんなの関心は”自分だけの未来”女も若けりゃそれだけでチヤホヤされてたお刺身のままで二十歳過ぎたら魔法が解けて焼いたり煮たり……青春のショーミキゲンは想像の花びら青春のショーミキゲンは夢を見る力よあきらめて(あきらめて)しまったら(しまったら)そこで散るだけだから もっと...
  • 同級生

    同級生

    風が吹き抜けた後にどこか 淋しいのはなぜだろう?空を舞ってた落葉が道の片隅でしゃがむ君とすれ違って少し 立ち話したまた会えてよかったあのなつかしい日々2度と もう 帰らない僕たちは 今を生きる古い誰かのあだ名や席の並び順も忘れてた同じ階段を昇り大人になった同級生君が探していた星は見つかったかい?また会えてよかったこの人...
  • 屋台

    屋台

    うらぶれた屋台で1人12月の風に背中を丸め人肌よりも熱い燗で心の涙を飲んだ酔いつぶれるまでおまえの面影が瞼に浮かんで離れない酔いつぶれるまでおまえに惚れたまま記憶の糸を切りたい愛想の悪い親父よ つき合ってくれラジオから流れる歌に正直な気持ちを言い当てられてコートの襟を合わせながら心も貧乏ゆすり雪が降りそうな静かな夜だか...
  • 夢の背中

    夢の背中

    いつしか ここまで歩いて来たのか知らない間に夕陽が沈むよ道に咲いた花愛でることもなく先を急ぎ続けた夢の背中を追いかけながら俺は1人旅する馬鹿な男とわかっていても休むことなく あれから遠い山の向こう 目指して来た風に吹かれるままに愛しき者たち途中で残して来る日も来る日もひたすら歩いた巡る季節さえ気づくこともなく歳を重ね続...
  • 雨の木

    雨の木

    溜息をついたみたいに霧雨が白く煙った夜明けの森のコテージこごえそうな指先暖炉の火に翳しても配達されない伝言レイニーツリーガラス窓の向こうポツンとひとり佇んでる愛はあの日忘れられたように悲しい雨に打たれたままで今はただ 目を閉じてひと夏の淡い緑がすれ違う二人のように時のインクに 消されて郵便受け震わすつめた過ぎる風の音心...
  • 悲しみのトリスターナ

    悲しみのトリスターナ

    窓に集めた夜明けがブルーのインクみたいさ君はソファーに凭れて淋しそうな人魚トリスターナその長い髪をほどかないでトリスターナ僕の好きだったあの日 出逢った君でいて2人過ごした時は何も気がつかなくて少し離れた後で愛がわかった青春のフォトグラフはいつだって不器用すぎて 傷だらけだよ僕達のこわれかけたこのハートを君の笑顔でそっ...
  • 恋のカレッジリング

    恋のカレッジリング

    恋のカレッジリング誰も知らない恋のカレッジリング2人の秘密クリスマスの夜に初めての接吻誓い合ったの恋のカレッジリングクラスメイトも恋のカレッジリング気づいてないのあの人と私のお揃いの指輪を自慢したいわいつもそばにいたいそんな夢 指先に叶えたのだから授業中でも休み時間も私達のハートだけは一緒なの遠くにいても 近くにいても...
  • シャングリラの夏 (Long Version)

    シャングリラの夏 (Long Version)

    シャングリラが見えなかった幼い頃の私はサントロペの青い海でいとこに恋をしていたあの夏小さなヨット沖に出て冒険者を気取ったね光と影の離島触れるだけのキスせがんだ困っていたその理由がわからなくて泣き出したシャングリラが見えなかった幼い頃の私は愛の意味も知らないのに不思議な気持ち感じたあの夏セイルを下ろす灼けた背に海の雫かけ...
  • 赤道を越えたサマセットモーム

    赤道を越えたサマセットモーム

    遥か彼方の (遥か彼方の)水平線 (ホライズン)夕暮れの海 (夕暮れの海)静かすぎて (サンセットシー)甲板の (甲板の)チェアーに寝そべってぼんやり (1人) 見つめてた天気予報は (天気予報は)台風だと (ハリケーン)聞いているけど (聞いているけど)信じないわ (私)船旅は (船旅は)退屈すぎるけど時間を (きっ...
  • 星のピリオド

    星のピリオド

    夜の空に星がひとつまるで蒼い涙みたいねあなたのやさしい腕の中今 恋が終わるの誰もいない渚に2人時の波が満ちて行くだけ素敵な思い出閉じこめて今 恋が終わるのこんな別れが来ることなんて思わなかったいつものように接吻をしてずっと離さないで夢の中に星がひとつ私達のロマンスもうピリオド肩にそっと 頬をのせて遠い空を見上げていると...
  • やさしさなんていらない

    やさしさなんていらない

    冬の海辺に打ち寄せる真赤な夕陽の花束砂に消えてまるで群にはぐれかけたかもめみたいに私はひとりきり昨日の電話受話器の中子供を叱る声がしたやさしくなんてしてくれなくてもいいもういちどああ 今すぐに会いたいあなたを好きになってはいけないことわかっていても波は寄せるわざとわがまま言うたび叱ってくれないあなたの距離を知った待って...
  • ロマンスの行方

    ロマンスの行方

    鳶色の丘を越え草なびく 草原に一人きりいつの日か聞かされた永遠の楽園を探して愛に傷つき 胸を痛めて生きる事に 淋しくなったらロマンス教えてあげて忘れそうな風の道を追いかけてロマンス教えてあげて7つの海 渡るアー 夢の未来Hello きっとあの街で伝説の恋人が待ってる泣いていたって 仕方ないから沈む夕陽 肩に羽織らせてロ...
  • さよならは言わないで

    さよならは言わないで

    夕陽がこぼれた坂道緑の木々が風に揺れるAH- 錆びた停留所バス待っていたのあんなに楽しかったのにどうして先に行ってしまうのAH- みんなを残してなぜ 1人きりああ悲しい瞳伏せながら俯いた胸の痛み時が過ぎれば別れは来るものよねえわかって!さよならは言わないで涙顔似合わないもういちど微笑んでありがとうと…そんなに小さなカバ...
  • あの夏のバイク

    あの夏のバイク

    古いガレージに ほこりかぶったままずっと忘れてた 遠い風の記憶夕陽が続く赤いフリーウエイ長い影を振り切るようにあなたの背中しがみついたらこの腕から愛がこぼれた次のインター・チェンジ 降りてしまえば知らない街へと あなた行くのねそう、あの夏のバイクを せがんだのは受けとめた さよならが 息苦しくてそう、あの夏のバイクを ...
  • 恋はRing Ring Ring

    恋はRing Ring Ring

    じゃあね!とみんなと別れる瞬間あなたが握らす 小さな紙切れ目にも止まらぬ シークレット・ラブ電話をしてよなんて 危ないタイプだけど 私本当は ちょっぴり期待していたみたい 2人の秘密…恋は リン!リン!リン! I Call Youリン!リン!リン! I Love Youときめく指で廻した ダイヤルの物語恋は リン!リン...
  • サンバを踊らせて

    サンバを踊らせて

    サンバ踊らせて 夏はカーニバル熱帯魚のステップ リズムの海 泳いでLet's Let's Dance!パナマ帽を 軽くかぶって階段を降りて来た あなたの彼女サングラスに 麻のスーツブルックシールズ 気取りすぎね、少し…あなたはのんびり チェアでお昼寝私と彼女は 火花、散らしながら見つめてちょっと恋の 勝負していたどちら...
  • ソレ以上、アレ未満

    ソレ以上、アレ未満

    ソレ以上 アレ未満で普通の恋のステップ踏んでソレ以上 アレ未満でさあ 遠慮をしないでウキウキの季節がこの街に近づけばあちこちで誰もがロマンスの花咲かせるあこがれのタイプとはほど遠いけれどあなたで手を打たなきゃ乗り遅れちゃうソレはソレ アレはアレで妥当な線で納得してソレはソレ アレはアレでねえ お手やわらかにねきわどすぎ...
  • 夏を待てない

    夏を待てない

    ノックミー私のハートノックミーあなたの愛でノックミーたたいてごらんよハンパな恋など苦手おもいきり決めてほしい胸のあたりヘビー級のパンチ遊びじゃないのよ恋はマザコン坊やお帰りもっと強い誰かに奪われたい真っ白なTシャツのすそつかまっていきたいの Follow You!夏を待てない夏を待てないまっ赤な太陽があせらせるのよジリ...