秋元康
「3249」涯
世界の涯(はて) 君は覚えているか?いつか話しただろう 故郷(ふるさと)だ長距離バスの窓に陽が差し始めて肩を揺らすように起こされた疲れ切った身体(からだ)をシートから立てて何年かぶりの海を見たもう 帰らないってそう 誓ったはずなのに夢は終わる世界の涯(はて) 風は伝えているか?波音の悲しみを… Oh Oh Yeah Y...青春はブラスバンド
どこかで希望のラッパが聴こえるだろう誰かが叫んでるように青春はブラスバンドああだのこうだの御託並べ不平不満を言いながら親や教師に反抗して外に飛び出したよエネルギー有り余って何かをしたかっただけさほっぺた膨らませ心の風を吹かせろ!Let's do it!胸が張り裂けそうになるもどかしいこの想いを全力で世界の人々に伝えたい...Be happy
Be happy, Be happy... Happy...Say Say Say...誰がどうだっていいさ比較したってしょうがない我が道を 進めばいい「自分はしあわせだって思ってる奴の勝ち」(Be happy)夢は叶ってなくてもただ夢見てるだけで幸せだ考え様で 変わるんだポジティブにやって行こう自分勝手のどこが悪いの...イミフ
耳の奥にきっと誰かいるんだ時々 僕にそっと話しかけるよ全部 応えてられないし 大抵 無視するけどなぜか振り向く時もある病気か 狂気か 正常どれが 嘘で本当?境界線 あやふやになって不安になるそこには 何にもないのに見えて来るデジャビュかな自分の中にも絶対そう もう一人僕がいるメンデルス メンデルス メンデルスなんだっけ...好きになってごめんなさい
夕暮れの商店街あなたの背を追いかけ走った人混みのその中で片思いの決着つけたかった名前を呼んで 振り向いた瞬間(とき)どんな言葉を口にしたか覚えてない好きになってごめんなさい迷惑なら無視していい私の声が聴こえなかったんだとあきらめるどうやって帰ったのか動転して覚えてなかった切なくて苦しくて募る想いが爆発しそうだった突然す...好きです
教室のカーテンのその隙間からグラウンドのサッカー部の練習 ずっと眺めてた放課後にただ一人残ってた理由できるならば そうあなたと一緒に帰りたかった太陽はまだ高く眩(まぶ)しくて 沈みそうにないそれでも ここにいたい恋をするって 不思議だねなぜだろう 待つことがしあわせなんて…夏には気づいてくれるかな 誰にも言えない想い何...制服自転車
今 目の前の坂道はいくつめの試練だろう?重いペダル 踏み込みながら歯を食いしばり登ってくそう 私ならできるはず自分に言い聞かせるんだ諦めるのは簡単だけど夢に向かって立ち漕ぎしたい汗をかいたその分だけ通り過ぎる風はいつだってやさしいよ走れ! 制服自転車君は輝いているこの日差しの中を振り返らずにそうだ 全力で行け!走れ! ...自分のうた
歌おうぜイェイ イェイ イェイでっかい声でイェイ イェイ イェイ自分のうた考え過ぎてちゃ 嫌になっちゃうよもっとシンプルにやって行こうぜどうせなるようにしかならないんだ言いたいことは言った方がいい腹ん中なんか溜めちゃダメだ感情が爆発しちゃうよたった一度の青春じゃないかWOW イェイ イェイ イェイ イェイやりたいことや...赤ずきんちゃんに手を出すな
ベンチに座ってたツインテール今でも覚えているよ花柄のワンピースがAh Ah 似合ってたあいつの妹なんだってさ誰かに紹介されて守らなけりゃいけないとAh Ah 思ったんだでも みんな 好きになっちゃって無理して 興味ないふりする赤ずきんちゃんに手を出すな汚(けが)れのない彼女は天使だWow, oh, oh... Wow,...俺たちのMission
おまえたちの名前を教えてくれよなぜにそんなに澄んだ瞳(め)をしているんだ?まるで 汚(よご)れてる世界は 生まれた日から拒否したように信じた地平線を一途にずっと眺めている夢を手に入れるために何を犠牲にしようか?同じこの道 ただまっすぐ歩いて行くのなら理想 叫んでるだけじゃ どこへも辿り着けない心に痛み 抱えながら生きる...シャーベットピンク
なぜ季節は 気づかないうちに変わってるのかな街の景色も花たちの香りも着替えている元気だったかい? 何をしてたの?久しぶり君らしいシャーベットピンク似合ってるスカートの色そよ風に裾 翻し可愛すぎる人と待ち合わせたSummer day工事してた鉄骨のビルが完成したのか人は誰でも目の前のことしか見てないんだね少し痩せたみたい...後悔ばっかり
ラララ…いつも僕はそうなんだ目の前の大事なもの気づかぬまま見過ごしてしまう夜の空を見上げたら僕が失ったものばかりキラキラって輝いて見える滲んだ星夕焼けは一瞬その後で泣けて来た君を もっとちゃんと見つめてればよかった今さら思っても辺りはもう真っ暗だって明日はまた来るし当たり前って思ってた君がずっと隣にいること僕がそっぽ向...嫌いなのかもしれない
僕のことなんて嫌いなんだってずっと思っていただっていつでもよそよそしくて何度も無視されたし…それならそれでしょうがないさと割り切ったみたいに君とはちょっと 距離置きながらどうにかやり過ごして来たきっと僕らの前世で何かしら揉め事があったんだって思う理由もないのに相性が悪いなんて…だけど何でこんなに君が気になるんだろう卒業...絶望の後で
心の中を全部 吐き出せたのかい?言葉の残滓(かす)はもう残っていないかい?カッコなんかつけなくていいんだ 本当の気持ちをさらけ出せ!僕らは天使なんかじゃないそう誰だって口汚くなるよ感情的になっちゃいけないのか?生まれてからずっと信じて来た 大切なものに裏切られて冷静になれるわけないああ 真実とは?誰も開けちゃいけないパ...人生はワルツ
いいこともよくないことも 代わる代わるやって来るものさ心の空がどうでも太陽はまた昇るもしも涙が落ちそうなら ほら周りを見てごらん首をあちこち回したら 涙なんか飛んで行くよ生きることは思ったより楽しい何かがありそうだタラタラララ 三拍子 リズムに乗せながらスキップしよう人生はワルツだいつでも笑っていたいけど 悲しいことも...感情無用論
感情はいらない 冷静でいたい心の嵐は邪魔なだけ放っておいて大丈夫かなんて 心配されたってどう答えればいい? リアクションに困るのよだって涙なんか一度も流したことないいつの日からだろう 理解されたくなかった私は私だって 壁を作っていた胸のこの叫びは誰にも聞かれたくないそのやさしさ 重たすぎる甘えてしまったらそのうち返さな...優等生じゃつまらない
何もはみ出せない何も超えられない白いラインパウダー グラウンドのその中央に線をただ真っ直ぐ 僕は引けるだろうか(揺れる)この胸の迷いは何だ?(なぜだ?)ちゃんと決めたはずなのに…こんな広い世界 少しくらい曲がったっていいじゃない?抵抗したいんだ もう優等生やめた大人に褒められたって 何も始まらないもっと自由がいい そう...