秋元康
「3249」凍える前に
灯りがあやとりみたいなあのブリッジこんがらがった 週末のTraffic jamこの後はどうするつもりなの?ただ黙ってベンチに座ってたって…付き合ってからそれなりに経ったし もうそろそろかなって緊張しながら待っているのに Not...Yet?軽いなんて思われたくないけど 堅すぎたら進展しないまっすぐ前見てちゃよそよそしい...蹴飛ばした後で口づけを
もうあんたのあんたの頭を絶対 かち割ってやるってマジに思った(何度も裏切られたから)私の友達にまで手を出すなんて頭がおかしいんじゃないの?ふざけるな(ここに神様がいたらきっと告げ口するでしょう)許せない(愛してたのに)傷ついた(他人だったらそれでも我慢できた)最低な男ね捨てられた仔犬は じっと見つめながら絶望を受け入れ...ありがとうは言いたくない
いつの間にか私の番ねまだまだ先だと思ってたのに…次の春は何度目だろう?新しい自分に出会いたくなったずっと一緒に歩いて来たみんなを思うと切なくてありがとうは言いたくないだってそれで もう全部 終わりになるできるならば もう少しこのままで別れの言葉 言わせないでよせめて 涙乾くまでは光だけの道じゃなかったどうすればいいか悩...ソメイヨシノ
桜の花はもう咲いたかい?校庭の片隅のソメイヨシノ来年も一緒に写真撮ろうなんて約束したけど守れなさそうだ新しい彼氏はできたかい?幸せそうな顔を見たいけど正直に言えば まだまだできないとどこか期待してる僕なんだああ 都会暮らしが好きになれなくて君と故郷(ふるさと)想って切なくなった桜の花はもう咲いたかい?風に舞う花びらは切...窓辺で歌いたい
地平線の上空 星の灯りが色褪せて夢から覚めるようにやがて白んでく広い世界のどこに あなたがいても構わないわ信じ合えば必ず 想いは届くでしょう愛の歌を窓辺で歌いたい風に乗って山も海も越えて知らない街角に辿り着いたメロディー誰も口ずさむのは あなたへの愛の歌新しい夜明けは どんな過去より眩(まぶ)しくてこれから始まること ...鼓動の理由
12月の校庭に無口な木枯らしが吹いてやがて 季節は太陽をどこか連れ去った放課後の屋上から教科書 ビリビリ破って風の中に一枚ずつ捨てたよ大人が作った校則とか常識なんかNo!から始まる見えないケージの作り方言うことだけを聞けばいいのかい?「行くぞ~!」僕の翼はちゃんとあるんだ広げるだけでどこへだって飛んで行けるよ自由は誰も...サブリミナル作戦
自転車の僕は全力で立ち漕ぎ坂道を登ってくここじゃない道 遠回りすれば平坦で楽なのにね脈拍数も溢(あふ)れ出す汗も荒い息も全部君のためチャンスは10秒 あっという間だ今日は会えるかなあの十字路 すれ違うだけお願い10秒 君に恋してる僕に気づいて偶然がこんなにあるわけない意図的な告白なんだよ制服の君がスカート翻(ひるがえ)...クリスマスキャロルの頃には -NORTH FLOW-
クリスマスキャロルが流れる頃には君と僕の答えもきっと出ているだろうクリスマスキャロルが流れる頃には誰を愛しているのか今は見えなくてもAnother lonely ChristmasI was thinking of you and you were thinking of mewith teardrops in our...なんだかんだでスタート
青く続くあの空 見上げてたらなぜか走りたくなったよこんなとこで立ち止まっていちゃもったいない世界はあんなに広いんだ一度の人生動ける時間は同じだだから(だから)焦ってしまう急げ(急げ)どこまで行ける?Yeah! Yeah!やってみようすぐに始めてみよう走り出さなきゃ君の夢は 近づかないよ走り出そう何も考えずに気持ちいい方...夢へのプロセス
僕にできることは限られてたどんな時も前を向くことだけまわりの景色は何も覚えてはいないくらい走り続けてた他の人と比較してみたって何も意味がないとある日気づいた歩幅が違うように生き方のペースはそれぞれだよ努力してる時間しあわせだって思う辛いことじゃなくて好きなことをやってるだけだ夢を見させてくれまだまだ遠いゴール それまで...最強ツインテール
体育館の西側の階段は(階段は)下級生とすれ違う唯一の場(偶然)昼休みに何度通(かよ)っただろう?(さりげなく)君の姿 探してたんだ聞き覚えのある声思わず振り向いたら願い事(願い事)叶うように(叶うように)向こうから君が来た僕の好きな最強ツインテール似合いすぎてキュン死するなんで二つに結んだの男たちは首ったけ今日の君は最...おはようから始まる世界
駅への坂道を駆け上がった時に息が白くなって もう冬だと気付いた枝だけのイチョウは寂しそうに見えて落ち葉を踏まないように避(よ)けて走ったいつもの景色は今だけのもの空も知らぬ間に色を変え鳥たちはどこへ行く?昨日と違う新しい今日始まるおはようと言うたびに僕たちは生まれ変わるんだ一歩目を踏み出せる呪文太陽がまた昇れば何度でも...池の水を抜きたい
日差しが眩(まぶ)しいこんな天気の日は楽しい何かが起こりそうな予感せっかくのチャンスだから さあ誰もやっていないことをしよう好奇心こそ新しい風だ池の水を抜かせてくれないか?きっと発見があるだろう僕らにとって見たこともない世界いつもそこにあった日常で忘れてる大事なものねえ この近くに池はないかい?土砂降り 雨なら道はぬか...それでも彼女は
最後に存在が目撃されたのは誰もが絶望したあの時代傷ついた人々は生きる意味 失って広場の片隅でじっと固まっていたそれでも彼女は歌って踊り続けた悲しみを振り払うようにそれでも彼女は諦めたりはしないふいに希望が見えた気がしたどん底にいても何か信じれば頭上には限りない空が広がってるいつしかあの人は英雄と祀(まつ)られ多くの若者...わかりやすくてごめん
いろいろ気遣って 隠していたんだよ好きだとわかれば あなたが困るしモテない奴の嫉妬を買ったり噂を流されたり自分の気持ちは秘密にしておいた方がいいどうしてバレてしまったのかなあ友達にも言ってないのに…アララ顔に描いてあった鏡の自分見て驚いたわ“好き”と描いてあった誰の仕業なんだろう?消そうとしても全然消えないし嘘じゃない...