• 橋本淳

    「467」
  • 青い瞳

    青い瞳

    旅路の果ての 孤独な街で俺は悲しき 恋を知ったのさやせた女の青い瞳には俺の心がせつなく燃えたのさ俺は心に誓う 愛の言葉吹きすさぶ北国の胸をうつ 恋の一夜かわす言葉も 俺たちにはない青い瞳が 別れを告げるだけ俺は心に誓う 愛の言葉吹きすさぶ北国の胸をうつ 恋の一夜かわす言葉も 俺たちにはない青い瞳が 別れを告げるだけ青い...
  • ブルー・シャトウ

    ブルー・シャトウ

    森と泉にかこまれて静かに眠るブルー・シャトウあなたが僕を待っている暗くて淋しいブルー・シャトウきっとあなたは紅いバラのバラのかおりが苦しくて涙をそっと流すでしょう夜霧のガウンに包まれて静かに眠るブルー・シャトウきっとあなたは紅いバラのバラのかおりが苦しくて涙をそっと流すでしょう夜霧のガウンに包まれて静かに眠るブルー・シ...
  • 愛は傷つきやすく

    愛は傷つきやすく

    自由にあなたを 愛して愛して私はこんなに 傷ついたたとえば二人で 命をたてば微笑みさえも 消えるよみがえる日々よみがえる愛やさしい言葉でなぐさめつつんでそして結ばれたその時私は あなたの指が小さくふるえるのを 見たのたとえば涙に くちびるよせて二人は 愛にゆれる自由にあなたを 愛して愛して私はこんなに 傷ついたたとえば...
  • 粋なうわさ

    粋なうわさ

    粋なうわさを たてられたあなたは 私に 恋してる二人は 本当に 恋してるそれから それからひとつの傘で 雨の中二人は歩く 仲なのさ粋なうわさで 粋なうわさで結ばれた恋は 不思議な 不思議な恋の出来事粋な別れと 言われたねあなたは やっぱり 冷たいわあの娘は 本当に 恋してたそれから それから花に埋れた 公園で目と目でさ...
  • ふたりの関係

    ふたりの関係

    ふたりの間には 愛があると言うのそれは貴方の嘘 なぐさめの言葉ね一度でいいから この胸を燃やしてみたいのにふたりの間には 喧嘩がたえないわなのに今日だって 離れたくないの何故に 誰故にかばい合うの おたがいをふたりの間には 見えない糸があるそれは小さな嘘 たわむれの気持ね一度でいいから この胸を燃やしてみたいのにふたり...
  • ローマの奇跡

    ローマの奇跡

    ローマに朝日 のぼる頃白いお部屋で あなたはねむるローマに泉 ある限りふたりの心 離れはしない溢れる思い ふりまきながらあなたのもとへあなたのためにかけて かけて かけて奇跡のように いだき合うチャオ! イナモラータ イナモラータローマに星が 消える頃足音だけが ふたりのことば溢れる思い ふりまきながらあなたのもとへあ...
  • ふたたび愛を

    ふたたび愛を

    苦しみのあとに 太陽が見えた愛の悲しみよ また会う日までゆきずりの汽車に 心をあずけて今は旅に出るの 何処か遠くへ窓を横切る 思い出よいつか私に 愛をかえして名前も語らぬ さすらいのひとに私は感じた 希望の朝を素晴らしい愛は 涙の中から小さな生命の 花を咲かすの窓を横切る 悲しみよやがて別れの 時が来るのね窓を横切る ...
  • 愛すべき僕たち

    愛すべき僕たち

    お似合いの恋人達と 呼ばれたいけんかをしたり 甘えたり会うたび君が 好きになるそれはそれは 愛すべきそれはそれは 愛すべきこの世の小さな 出来事だけどさざなみが心の中で 揺れているあまりに君は 美しく離れていると 心配さそれはそれは 愛すべきそれはそれは 愛すべきこの世の小さな 出来事だけど恋をしてキスしたら そのあと...
  • 哀れなジョン

    哀れなジョン

    冷たい冬の夜 星が泣いているぜ誰も 誰もいない 夜の港恋を 恋をさがす 哀れなジョンもう一度 真夏の恋をもう一度 口づけを悲しい冬の朝泣いてるのは ひとり夢を 夢をさがす 哀れなジョン恋に 恋に生きる 哀れなジョン誰も 誰もいない 夜の港恋を 恋をさがす 哀れなジョンもう一度 真夏の恋をもう一度 口づけを悲しい冬の朝泣...
  • あなたは再び帰らない

    あなたは再び帰らない

    あなただけを愛していた 私の胸の中に小さな恋がめばえたのよ罪と思うけれどもあきらめて欲しいの悪い女なのと忘れないわあなたのこと すべてを許してね二人だけで話しあえば 別れがつらくなるわ今日を限りもう逢うのは二人ともやめましょうふれないでほしいの私のくちびるに思い出だけ胸に秘めて すべてを許してねあきらめて欲しいの悪い女...
  • 雨のティールーム

    雨のティールーム

    雨のティールーム さめたレモンティー人目さけて あなた待てば恋もつのるわ初めてのしのび逢い女ごころは あなた次第ふたりの世界に 誘われたいの過去はいらないわ 水に流してね昨日までは 他人同志せめはしないわ寄りそえば 幸せな女のすべて あなた次第ふたりの世界に 誘われたいの初めてのしのび逢い女ごころは あなた次第ふたりの...
  • 銀色の渚

    銀色の渚

    つめたいあなたに 涙もかれはて一人でたたずむ 銀色の渚月の光 髪をぬらし愛の終り かなしむわたし夢でいいから あなたに抱かれたいのあなたのうわさに 心が痛むのみじかい幸せ 知りたくなかった遠くゆれる 船のあかり恋のなごり 感じるわたし夏がすぎたら 苦しみを忘れたいの月の光 髪をぬらし愛の終り かなしむわたし夢でいいから...
  • 嘆きの恋

    嘆きの恋

    涙の目の中をあなたは逃げて行くのね淋しく手を振れば愛は舗道(みち)にこぼれただめ もうだめなの二人共もとの他人 アッアッアッだめ 振り向いてもしあわせな日々は夢の中遠い出来事あなたをにくんでも恋はもう帰らないだめ もうだめなの二人共もとの他人 アッアッアッだめ 振り向いてもしあわせな日々は夢の中遠い出来事嘆きの夜を待つ...
  • 星は知っている

    星は知っている

    星は知ってる 二人の恋を燃える胸の ときめき星は知ってる ゆうべのことをもっと抱いてラブ・ミー ラブ・ミー 泣いたり私はしないあなたに すべてをかけておんなひとりじゃ 暮せはしない淋しがりやの わたしは星は知ってる 涙のわけをつらい夢の 不安を星は知ってる うわさのひとをわたしだけにラブ・ミー ラブ・ミー 泣いたり私は...
  • 水色の夜明け

    水色の夜明け

    水色の夜が明けて二人とも別れましょう これ以上話しあえば 涙 枯れ果てるテーブルの上に今二人の愛の形見ドアの鍵を残しあなたは出て行く 外へ見送れば弱い私 うしろから肩を抱いて「行かないで お願い」と泣いてしまうでしょう遠ざかる後ろ姿 窓辺から見送るだけ 今日からはひとりぼっちこれが愛の終り暗い部屋に 灯りを男らしい声は...
  • 別れ時

    別れ時

    風におわれて 別れる二人町の小さな コーヒーショップでたがいの名前 胸にきざんでこれが愛かと ふるえたはずよ誰があなたかえた こんなにも誰があなたうばう 私から恋という名の 悪い遊びに総てを 賭けて今はたよる人も いないの花の季節は ふたり幸せ粉雪まえば 別れが来たわ町の灯りが 淋しく消える立ち去る人を 見送るようにあ...
  • 突っ張ってやる!

    突っ張ってやる!

    冷たく抱いて冷たく愛し冷たく去る中途半端な譲り方はしない嘘の言葉で君の心うまく盗む遊びだけはうまいゼ!寂しく目覚め寂しく喰って寂しく寝る恋に命をかけるなんて苦手胸の弱味を君に見られ恰好悪い口説きだけは渋いゼ!眠れない笑えない愛せない穴が空いた問題ない元気は嫌いだから素直にしゃべり素直に甘え素直に泣く壁がなければ多分これ...
  • 僕は走る

    僕は走る

    好きな人のベビーだから 生みたいと君が云う君のやさしさがあれば必ず 善い事が起こるはず嘘をつき恋に溺れ 好きな人を泣かせた (I love little baby)許して欲しい若すぎた僕を (I love pretty baby)ママの胸で笑いかける天使に 恋する僕さ会わせて欲しい愛があれば育てられる 君が僕につぶやく...
  • やさしさに僕は包まれた

    やさしさに僕は包まれた

    愛という名の服を 一枚脱いだだけで君は綺麓になった 抱きしめてあげる僕の手触りが好きかい 君が息を止める二人暮らし始めないか そろそろ星もない夜だけど君に打ち明けていいかい 秘密を愛してる閉じた君の手に僕は包まれた愛の道具があれば 伝えきれない事ももっと素敵に君に 教えられるのに僕は君よりも少しは 人を愛してきた朝が夜...
  • 海辺の白い家

    海辺の白い家

    海辺に建ってる 白いおうちにはひなげしの花びら 今年も咲いてるあなたと二人で いつの日か幸福になりたい去年の夏の日 あなたを恋して今日まで幾度も 涙にくれたのけんかをするたび 不安になるのよ二人の愛にも 終わりが来るかと気ままなあなたが こわいのよ恋するこの胸は私の心に 小さいけれども愛するあなたへの 夢がもえているあ...