秋元康
「3249」ウルティマ ―瞳のナイフ―
窓にこぼれる 青い陽射しは数字のない床の時計シュロのカーテン 風に揺れれば遠い夏の灼けた香り彼の腕の中私 まるでマリオネット今心 あやつられて 魔術ウルティマの愛は瞳のナイフ見つめられたら動けないウルティマの愛は瞳のナイフどうぞ よそ見をしないでこのままもう何時間 こうしているの?過ぎた時を 忘れそうね彼の広い胸つのる...KISSをさせてよ!
君の瞳はいつでも望遠鏡みたいさ心の中のオルゴールそっと 鳴らして素敵な恋の夢ばかりひとり 見ている変なのKISSをさせてよ! ボタンノーズ僕からKISSをさせてよ! ボタンノーズロマンスして僕の瞳はいつでも君ばかり 見ているハートの奥のラヴレター伝えられずに小さなため息の雫ひとつ こぼした変でしよこっち向いてよ!ボタン...アクシデント中
どっちの責任? Ah…人生の十字路でハートぶつかった好きになっちゃうなんて1000%あり得ないと思ってた展開に裏切られたインフルエンザみたいにときめいて頭フラフラ予防注射効かねえって思わず毒づく恋よりも仕事 男なんかいらない 宣言してねえ今さらどんな顔する?舌の根がまだ乾かないうちに Ohこれは事故なんだどっちもどっち...止まらない観覧車
On the Ferris wheelあなたのことが嫌いと言って ナイ!ナイ!ナイ!むしろ大好きだからキスは シナイ!シナイ!シナイ!空を回る夜のデートスポット煌めく街灯りこんなに狭い場所で唇 近づけたから拒んだんだ観覧車は一回りで恋の時間が終わってしまうせっかくのこの関係永遠に続いて欲しいゆっくり ゆっくり 進んで二...みどりと森の運動公園
木漏れ日の下の葉の影は(葉の影は)時折の風に揺れながら(揺れながら)近づく季節のその気配(その気配)一足早く 空をめくったカレンダーここで会おうって約束した去年の夏を忘れてないまだ恋と気づかずに別れ際 口にしたこと待ってるのは待たせるよりしあわせな時間だよね何回も見てしまった道の向こうを…君は来るか?来ないのかなもっと...気づかれないように…
音立てず そっとドアを開け気づかれぬように部屋を出て行く変わらないこの日常から私だけが今 抜ければいいそばの誰かに声を掛けたら微妙な空気 流れるでしょうすべての喜び 悲しみ 思い出をひとつ残らず ここに置いて行くわ新しい世界 続くその道は風の中 何も持たずに歩きたいこの胸に なぜか響いてる意外に大きな自分の足音決めてい...誰のことを一番 愛してる?
こんなに苦しい思い生まれてから初めてだ愛が静かに狂わせる心の空に雲が掛かって月が見えなくなったどれだけ待てば暗闇の中に光差すのだろう想像上のジェラシーの鳥羽(はね)を広げながらその真実 疑うように重たく伸し掛かってあの夢にうなされてしまう誰のことを 一番目に愛してるのか 教えて眼差しで聞いたのに瞼(まぶた)閉じて逃げよ...ホライズン
Oh! Oh! Oh! Oh! Oh!このトンネルを抜ければ 広がる海もう 聴こえて来る近づいた波音 (波音)今 助手席の窓から吹き込む風が夏の序章さ就活シーズン その前にこれからのこと語り合って迷うよりも悩むよりもアクセルを踏むんだホライズンへ 走り出せ!僕たちの目指す夢があるGo! 世界の涯(はて)可能性の宝がある...愛のために何を捨てる?
愛しているなら今ここで証明して愛していたって言葉だけじゃ信じられない月の雫払うように抱きしめて当たり前に接吻(くちづけ)するけど…おまえが大切なものを私のために捨てられるか?痛みを感じた分だけ本気 伝わるはずMake up your mind!Make up your mind!唯一のものならその命をかけて見せろ唯一じ...制服を脱ぎたくなって来た
別れ際の手の振り方であなたには寂しさがバレてる好きだってことは心のざわめきを何となく感じ合うこと明日も二人は会えるのにだけどそれまでが待ち遠しいそんな自分にあきれちゃうああこれが恋なのか制服を脱ぎたくなって来た早く大人になりたいよ門限なんか もう気にしないで時には外泊だってして秘密も作りたい子供扱いは卒業させてアスファ...